2018年01月18日「赤いハンカチ」・・・。

カテゴリー中島孝志の不良映画日記」

 忘れないうちに・・・今日は大阪原原でんねん。さすが大阪。たっくさん動員してくれてまんねん。あんがとーー。
 さて、ダウは26000ドルの大台突破しましたな。ま、去年は70回も高値更新してますから驚きはせんけどね。CME日経先物も円建24000円を軽く突破してますんで、寄り付きだけは期待できるんちゃう。最近の展開見てますと息切れしとるからなあ。後場までもつかどうかはわかりまへんで。。。


 あのね。来週火曜日の「日刊ゲンダイ」に「中島孝志の1日」つう記事が載るらしいっす。
 ま、『朝四時起きの仕事術』が30万部くらい売れましたんで、お見知りおきの方も少なくないと思うんですけどね。つまり、1日を3分割して生きる、つう提案本なのよ、これ。詳しくは記事をご参照ください。1頁の半分のボリュームらしいっす。

 編集部長は昔からの友人でして、「焼鳥屋探訪記」なんて連載も付き合ってくれました。今回は仕事つうより、後から気づいたんですけど、「トランプと日本の自動車産業の未来」についてインタしたかったらしいのね。
 けどさ、私、ドコモメールってほとんど見ないのよ。で、ずっとスルーしてたらしい。最後は電話。やっぱ、これが確かだわな。通じたもんね。

 日刊紙のスケって大変なのね。今日明日でお願い、つう依頼。深夜の電話取材も多いしぃ。水曜から名古屋、大阪、大阪、出雲。日曜になんとか戻れるかつうスケでしょ。

 イベントに参加するんでそこまで来てもらうことに。場所は横浜駅そば9Fホール。なんでかっつうと、ここで映画『赤いハンカチ』上映後、浅丘ルリ子さんのトークショーがあんのよ。2年ぶり。



 つまんねえ映画。裕ちゃんが主役だけど、旭さんお得意の無国籍映画と同じじゃね。
 舞台は横浜。ニューグランドも出てくる。いまから54年前のハマの風景がたっぷり。懐かしさに見とれちゃう。

 「あれ? 山本陽子さん?」
 
 そうなんすよ。裕ちゃんを罠に嵌めた元同僚(二谷英明)の邸宅のお手伝いさん役が山本陽子さん。デビュー作らしいね。よく気づいたよな。

 裕ちゃんはめっちゃ足が長くてカッコイイ。休憩時間にトイレ行くと、ジイさんが「赤いハンカチ」鼻歌してんだもんね。その気持ちわかります。ずっとジイさんだったわけじゃない。青春あったんだよ。

 トークショーの浅丘さんによれば、裕ちゃんとは37作も撮ってるとのこと。中でもこの作品がとても印象に残っとるんだと。そうかー、ええのんか。そんなにええのんか・・・。いい映画でした。

 曲が大ヒットしたんでついでに製作された映画。ルリ子さんもどうせいつもと同じだろ、と思ってた。演じてびっくり。前日DVD2回観たとのこと。

 監督は井上梅次さん。ていってもわかんないわな。宝塚きっての絶世の美女、月丘夢路さんのご主人。といってもね。そうだ、「宇宙戦艦ヤマト」の監督さんです。

 当時、浅丘さん24歳。裕ちゃん30歳。若い若い若い若い。

 観客は1000人くらいいたんちゃう。ジイさんバーさんばっか。そういえば、ルリ子さんもう喜寿でっせ。似たよな世代が集まったわけか。

 3丁目の夕陽の時代だわな。

 若い頃はカネはないけど、時間と健康だけはたっぷり。中年はカネは少しなら融通できるけど時間がない。あれもしたいこれもしたいけど後回し。年寄りは時間だけは死ぬほどあるしカネも自由になる。けど身体が動かない。

 ままならんわな。

 ベターハーフを誘っても、「あんたとだけは旅行したくない」とおしゃべり友達と旅立つ始末。ああオレはこのまま死んでいくのか・・・。ま、いいさ、1人じゃない。だって孤独、おまえという友がいるんだから。ムスタキだね、これじゃ。

 死んだら終わり。だけど勉強する。本を読む。仕事する。すべてだれの時間でもない私の時間だから。
 人生は長いようで短いっす。迷ってる暇なんてありゃせんのです。後悔せんように生きなあかんなー。時計の砂もあまり残っちゃおらんからのー。

 明後日は出雲原原。第5期のスタートです。たいしたもんやなー。私がじゃないですよ。彼らが凄いのよ。若い経営者たちと長老、仙人、牢名主のバランスがとてもいい勉強会。みな顔見知り。今回よーやく「純粋な読者」が申し込んでくれました。

 札幌原原も復活しよっかな・・・。カジノで潤いそうだしな。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「誰がアパレルを殺すのか 前編」(杉原淳一・染原睦美著・1,620円・日経BP社)です。