2018年02月13日「リスクマネー」をしたたかに防衛しよう!
ストレスと疲労で咳喘息が抜けませんでしたけど、ここにきてすっきり。鶯のような声も戻ってまいりました。。。
♪ホーホケキョい ツクツクホーシ ツクツクホーシ♪
わしゃ、のりおよしおか。
♪つったかたーつったかたー。ええ仕事しまっせーええ仕事しまっせー♪
古いねーどうも。浪商応援団出身。
さーーて、市場は1週間どころか日替わりです。ご存じのように、新年早々の株価高騰は1カ月もちませんでした。2月に入るや、日経平均株価は下落、ダウ平均株価は暴落。
けど、この下落暴落トレンドでも新高値更新する銘柄は52もあるんです。株価は下がるだけではありません。がんがん上げているものもあります。
ま、どんな銘柄かは次回「銘柄研」でご紹介します。「内需株」をテーマにしてますが、実は輸出関連株でも新高値更新しとるんよ。もち、暴落のずっと前に仕込んどきましたし、暴落中は大チャンス。暴落のたびに押し目買い。結果? 3日で25%のリターン。利食い? しませんよ。バイ、セル、ホールド、どれがベスト?「銘柄研」でリアルに分析してみましょう。あなたならどうするか? 判断とその根拠についても議論しまひょ。
残念なのはブットオプション。1か月ずれてました。ま、今後もあるでしょう。売りで儲けるより一歩進めてプットオプションのほうがおもろいわな。そうだ、来期の「ぴよこちゃん倶楽部」では「オプション億万長者」を呼ぶことにします。何人もいるからね。
ところで、この荒い値動きも2月中せいぜい3月頭で終わるのではないでしょうか。遅くとも4月には株価は上昇に転じるはずです。
「えっ? FRBの利上げが3月でしょ? このトレンドでは、長期金利上昇=株価暴落では?」
だから、そういう教科書通りに進まないのがこの世界なのよ。教科書通りに進めば、アナリストなんてだれもやらないって。
長期金利上昇で世界的に株価が暴落してますが、FRBは3月には市場との「約束」通り、利上げすると思います。しなければ債券市場はネガティブに反応します。利上げをすればしたで株式市場がネガティブに反応します。とすれば、どちらのネガティブのほうが悪影響が強いかどうかで判断するでしょうね。
結果、「利上げ」に進むでしょう。
FRBはお約束通り利上げ。日銀は利上げどころかテーパリングすら封じられそうです。おかげで黒田東彦さんが日銀総裁留任となりそうです。あの人、交代する予定なのよね。4月8日に交代発表。同時に「金融正常化へと舵を切る!」と内外に発表するはずでした。
けど、続投かなあ。「アベノミクス順調!」というアピールだけではなく、こんだけ市場がデリケートだと、金融緩和唯一神教の総本山の教祖は代えられない、つうことでしょ。
「アメリカ ファースト政策」でグレートローテーション!
日銀には前科がありますからね。
1987年10月20日(日本時間)、あのブラックマンデーが起きた日ですね。
当時、FRBは金融正常化を勝手に進めて金利を上げました。そのために、米国債は暴落。リスクマネーは日本に流れてきました。ダウなんていくら暴落してもアメリカ政府は困りません。紙っきれですから。大切なのは債券市場です。
当時、日銀は慌てて金融緩和に舵を切りました。結果は? 2年後の株価最高値=89年12月29日(大納会)、「日経平均株価38,957円44銭」をつけます。
その後どうなったかはご存じの通り。
もし、ブラックマンデーのあと、日銀が利上げ=金融正常化を続けていたら「失われた20年=L字株価」は避けられたかもしれません。
しかしダウは大暴落。アメリカ経済崩壊。自動車産業を中心にアメリカの景気に大きく依存している日本経済はじり貧になっていた、と思います。
ドカ貧を選ぶのか、じり貧を選ぶのか? 当時の日米首脳はわかっていたのかいないのか(たぶん知らなかったでしょうが)、金融界を生き残らせるために、賢明な国民と世界一優秀な製造業に犠牲を強いたわけです。
いま、国民は1800兆円もの金融資産を貯め込み、自力再生した製造業は1200兆円もの内部留保を貯め込み、貸し剥がしと貸し渋りの銀行とは決別。結果、メガバンクは3つだけ残ったものの国内の商売では儲からず出稼ぎに出るしかなくなりました。地方の金融機関は出稼ぎもできず、いよいよ消えるしかないわな。
今年はなにより中国に振り回されるような予感がしますね。
さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「脳科学は人格を変えられるか? 後編」(エレーヌ・フォックス著・1,728円・文藝春秋)です。
♪ホーホケキョい ツクツクホーシ ツクツクホーシ♪
わしゃ、のりおよしおか。
♪つったかたーつったかたー。ええ仕事しまっせーええ仕事しまっせー♪
古いねーどうも。浪商応援団出身。
さーーて、市場は1週間どころか日替わりです。ご存じのように、新年早々の株価高騰は1カ月もちませんでした。2月に入るや、日経平均株価は下落、ダウ平均株価は暴落。
けど、この下落暴落トレンドでも新高値更新する銘柄は52もあるんです。株価は下がるだけではありません。がんがん上げているものもあります。
ま、どんな銘柄かは次回「銘柄研」でご紹介します。「内需株」をテーマにしてますが、実は輸出関連株でも新高値更新しとるんよ。もち、暴落のずっと前に仕込んどきましたし、暴落中は大チャンス。暴落のたびに押し目買い。結果? 3日で25%のリターン。利食い? しませんよ。バイ、セル、ホールド、どれがベスト?「銘柄研」でリアルに分析してみましょう。あなたならどうするか? 判断とその根拠についても議論しまひょ。
残念なのはブットオプション。1か月ずれてました。ま、今後もあるでしょう。売りで儲けるより一歩進めてプットオプションのほうがおもろいわな。そうだ、来期の「ぴよこちゃん倶楽部」では「オプション億万長者」を呼ぶことにします。何人もいるからね。
ところで、この荒い値動きも2月中せいぜい3月頭で終わるのではないでしょうか。遅くとも4月には株価は上昇に転じるはずです。
「えっ? FRBの利上げが3月でしょ? このトレンドでは、長期金利上昇=株価暴落では?」
だから、そういう教科書通りに進まないのがこの世界なのよ。教科書通りに進めば、アナリストなんてだれもやらないって。
長期金利上昇で世界的に株価が暴落してますが、FRBは3月には市場との「約束」通り、利上げすると思います。しなければ債券市場はネガティブに反応します。利上げをすればしたで株式市場がネガティブに反応します。とすれば、どちらのネガティブのほうが悪影響が強いかどうかで判断するでしょうね。
結果、「利上げ」に進むでしょう。
FRBはお約束通り利上げ。日銀は利上げどころかテーパリングすら封じられそうです。おかげで黒田東彦さんが日銀総裁留任となりそうです。あの人、交代する予定なのよね。4月8日に交代発表。同時に「金融正常化へと舵を切る!」と内外に発表するはずでした。
けど、続投かなあ。「アベノミクス順調!」というアピールだけではなく、こんだけ市場がデリケートだと、金融緩和唯一神教の総本山の教祖は代えられない、つうことでしょ。
「アメリカ ファースト政策」でグレートローテーション!
日銀には前科がありますからね。
1987年10月20日(日本時間)、あのブラックマンデーが起きた日ですね。
当時、FRBは金融正常化を勝手に進めて金利を上げました。そのために、米国債は暴落。リスクマネーは日本に流れてきました。ダウなんていくら暴落してもアメリカ政府は困りません。紙っきれですから。大切なのは債券市場です。
当時、日銀は慌てて金融緩和に舵を切りました。結果は? 2年後の株価最高値=89年12月29日(大納会)、「日経平均株価38,957円44銭」をつけます。
その後どうなったかはご存じの通り。
もし、ブラックマンデーのあと、日銀が利上げ=金融正常化を続けていたら「失われた20年=L字株価」は避けられたかもしれません。
しかしダウは大暴落。アメリカ経済崩壊。自動車産業を中心にアメリカの景気に大きく依存している日本経済はじり貧になっていた、と思います。
ドカ貧を選ぶのか、じり貧を選ぶのか? 当時の日米首脳はわかっていたのかいないのか(たぶん知らなかったでしょうが)、金融界を生き残らせるために、賢明な国民と世界一優秀な製造業に犠牲を強いたわけです。
いま、国民は1800兆円もの金融資産を貯め込み、自力再生した製造業は1200兆円もの内部留保を貯め込み、貸し剥がしと貸し渋りの銀行とは決別。結果、メガバンクは3つだけ残ったものの国内の商売では儲からず出稼ぎに出るしかなくなりました。地方の金融機関は出稼ぎもできず、いよいよ消えるしかないわな。
今年はなにより中国に振り回されるような予感がしますね。
さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「脳科学は人格を変えられるか? 後編」(エレーヌ・フォックス著・1,728円・文藝春秋)です。