2018年02月27日金利急騰の真因。。。
ここに来て株価は落ち着きを取り戻しつつありますが、なにがきっかけで暴落するかわからないのがいまの相場っす。
先が見えないのはいつものことでして、わかってたらラクチンですけどつまんないでしょうね。
私、明日、死ぬんです。どうすんの? いまさら懺悔? いい人気取り? それともやり残したことぜーんぶやる? つうか、そんなものないでしょ。せめて1つか2つだわな。
息子とじっくり話していたい。妻とコーヒー飲んでたわいないことでバカ笑いしたい。いつものように帰りの遅い夫にイライラしていたい。
なにげない日常。それがいちばんのご馳走なんでね。なにも特別な日なんてないわけ。そういえば、「♪マイウェイ」にしたって元もとの詩はそんなんじゃなかった?
先が見えなくても強気相場なのは「惰性」で見てるからです。先が見えなくて不安なのも「惰性」で見てるからです。「惰性」とは「慣性」ともいえますし、「過去の積み上げ=歴史」ともいえるかもしれませんが、必ずターニングポイントってのがありましてね。「過去の出来事」が原因になって発生する、つうだけでなく、「 未来に向けて変わらなくちゃ」というエネルギーが原因つう「ハプニング」もたくさんあるわけです。
金利急騰にしても当たり前。上がるべくして上がり、下がるべくして下がってるわけです。
300億ドル縮小すべきなのに65億ドルしかしなければ「量的緩和」と同じ。10月から12月までの縮小分をいきなり1月末にまとめて縮小すりゃ金利は高騰するに決まってます。おかげで、今月に入って日経平均13.2%、ダウ12.2%、上海14.6%の下落でやんすよ。
ま、底値で拾えたからいいけどね。
FRBの新しい議長ジェローム・パウエルをイエレンはまーーーったく信用してないってわかったね。
彼は彼女の忠実なイエスマンをやり抜きました。周囲は超一流のエコノミスト。、法律家としてできることは「調整能力」くらい? 法案を考えることくらい? 財務省ならええけどね。なんたって金融政策なんだから。
で、トランプは次期議長選びで、スタンフォード大のジョン・テーラーとパウエル理事を最終候補に残し、結局、自分の意見を受け容れてもらえそうにないテーラーを外したわけですね。再選を狙うなら、けっしてやっちゃいけない人事ですな。これは将来、後悔することになるよ。
なんたってドル高こそアメリカを救う金融政策なんすから。
そしてイエレンはといえば、「私の目が青いうちにテーパリングしておきないと大変なことになる」とばかりに解雇直前、「やっちまった」わけ。
金利急騰=米国債暴落=リスクマネー避難=株価暴落。
「高い株価こそ政権を支える唯一の味方」と自覚するトランプは「ダウを上げろ!」とパウエルに厳命。イエスマンはご主人様の機嫌を損ねないよう量的緩和をしちゃった、つうわけね。上がるべくして上がった金利は下がるべくして下がりました。
世界の市場を巻き込んだドタバタ劇の主役は「イエレン&パウエル」つう新旧FRBコンビだったのよ。
では、これからどうなる? いずれにしても約束は約束ですからテーパリングは進めるでしょ。けど速度はきわめて遅くなるのでは? 年3回、いや4回、とFRB関係者と銀行幹部だけが叫んでますけど、トランプはパウエルを止めると思います。その時、FRBが独立性を確保してトランプを押し切れるかどうか・・・。
それができないと信頼性を失い、中央銀行の存在意義を失います。まあ、中銀なんてものは生まれからしていかがわしいものなんで、そもそも信頼性なんぞないんですけどね。
かつてのロバート・ルービンのように「ドル高こそ国益やねん!」とトランプを説得できれば、アメリカは5年以内に貿易収支も経常収支も黒字化し、トランプは歴史に残る名大統領と言われるでしょうが、不動産屋気質が抜けず、いまなおドル安志向のようです。
日本企業と日本国民にとっても円安より円高のほうがはるかにメリットがあります。
プラザ合意からはや23年。いまどき円高で右往左往する輸出企業などあるはずありません。とっくに淘汰されてますよ。すべての輸出企業は為替がどうなろうと「儲かるビジネスモデル=構造改革」にしとるのよ。
輸入企業はどうか? こちらは円高になればなるほどメリットいっぱい。国民はといえば、もちろん円高のほうがガソリンは安くなるし食糧も安くなるしでウエルカム。
そもそも、まともな国が通貨安でいいわけありません。見かけ上の経営数字よりドルベースで見るべきですよ。日本は内需国家ですよ。輸出依存度は低いかんね。あの高度経済成長期なんてもっと低かったんだから。
でも、エネルギーとコメ以外の食糧については、やはり輸入が多いわけ。となりゃ「円高」がベターなのよ。海外旅行も留学もやりやすいっしょ。
そういえば、テーパリングて昨年10月スタートでしたよね。あの時、株価はめちゃ上昇したでしょ。テーパにかかわらず、金利は高騰しなかったよね。どして? 金利が高騰してりゃ1カ月ちょいで12%も株価が上がるわけないよね。
実は・・・テーパは10月31日ギリギリになって実施してたのよ。しかもほんのわずか。だから今回のような「暴落という名の調整」はなかったの。
あの時、外国人が日本株に投資した金額は5兆円。年間通じて7500億円ほどの買い越しに過ぎないのに、あの期間だけ猛烈な勢いで買ってたのね。テーパを予測して外国勢は日本株を手仕舞ってます。
FRBとヘッジファンド、そして外国金融機関による連携プレイね。
年が改まり、年始早々、たったの2日間で外国人は4500億円もの投資。株価は窓をいくつも空けて上昇。
2月4日の任期切れ直前、イエレンは資産縮小=金利急騰。結果、ダウも日経平均株価も暴落劇を演じます。
気づいたんで1月末にさっさと手仕舞い。
「金現物をベースに株式投資。暴落こそ押し目買いのビッグチャンス。さらに下げたら? さらに買えばいい」
このメッセージはいまのところ正解のようですが、たぶん、焦げ付いてる投資家はたくさんいるでしょうから「戻り待ちの売り圧力」は弱くはない、と思うのよね。
前場で上げて後場で下がる。ここで拾えるかどうか、ですね。
外国人に振り回されていように見受けられますが、個人投資家のMRF13兆円が動き出せば外国人のほうが返り討ちにあうはず。
今年は面白い相場になりそうっす。
さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「今この国で知り得る最も危険な隠しごと 宇宙人UFO軍事機密の【レベルMAX】」(高野誠鮮・飛鳥昭雄・竹本良著・1,960円・ヒカルランド)です。
先が見えないのはいつものことでして、わかってたらラクチンですけどつまんないでしょうね。
私、明日、死ぬんです。どうすんの? いまさら懺悔? いい人気取り? それともやり残したことぜーんぶやる? つうか、そんなものないでしょ。せめて1つか2つだわな。
息子とじっくり話していたい。妻とコーヒー飲んでたわいないことでバカ笑いしたい。いつものように帰りの遅い夫にイライラしていたい。
なにげない日常。それがいちばんのご馳走なんでね。なにも特別な日なんてないわけ。そういえば、「♪マイウェイ」にしたって元もとの詩はそんなんじゃなかった?
先が見えなくても強気相場なのは「惰性」で見てるからです。先が見えなくて不安なのも「惰性」で見てるからです。「惰性」とは「慣性」ともいえますし、「過去の積み上げ=歴史」ともいえるかもしれませんが、必ずターニングポイントってのがありましてね。「過去の出来事」が原因になって発生する、つうだけでなく、「 未来に向けて変わらなくちゃ」というエネルギーが原因つう「ハプニング」もたくさんあるわけです。
金利急騰にしても当たり前。上がるべくして上がり、下がるべくして下がってるわけです。
300億ドル縮小すべきなのに65億ドルしかしなければ「量的緩和」と同じ。10月から12月までの縮小分をいきなり1月末にまとめて縮小すりゃ金利は高騰するに決まってます。おかげで、今月に入って日経平均13.2%、ダウ12.2%、上海14.6%の下落でやんすよ。
ま、底値で拾えたからいいけどね。
FRBの新しい議長ジェローム・パウエルをイエレンはまーーーったく信用してないってわかったね。
彼は彼女の忠実なイエスマンをやり抜きました。周囲は超一流のエコノミスト。、法律家としてできることは「調整能力」くらい? 法案を考えることくらい? 財務省ならええけどね。なんたって金融政策なんだから。
で、トランプは次期議長選びで、スタンフォード大のジョン・テーラーとパウエル理事を最終候補に残し、結局、自分の意見を受け容れてもらえそうにないテーラーを外したわけですね。再選を狙うなら、けっしてやっちゃいけない人事ですな。これは将来、後悔することになるよ。
なんたってドル高こそアメリカを救う金融政策なんすから。
そしてイエレンはといえば、「私の目が青いうちにテーパリングしておきないと大変なことになる」とばかりに解雇直前、「やっちまった」わけ。
金利急騰=米国債暴落=リスクマネー避難=株価暴落。
「高い株価こそ政権を支える唯一の味方」と自覚するトランプは「ダウを上げろ!」とパウエルに厳命。イエスマンはご主人様の機嫌を損ねないよう量的緩和をしちゃった、つうわけね。上がるべくして上がった金利は下がるべくして下がりました。
世界の市場を巻き込んだドタバタ劇の主役は「イエレン&パウエル」つう新旧FRBコンビだったのよ。
では、これからどうなる? いずれにしても約束は約束ですからテーパリングは進めるでしょ。けど速度はきわめて遅くなるのでは? 年3回、いや4回、とFRB関係者と銀行幹部だけが叫んでますけど、トランプはパウエルを止めると思います。その時、FRBが独立性を確保してトランプを押し切れるかどうか・・・。
それができないと信頼性を失い、中央銀行の存在意義を失います。まあ、中銀なんてものは生まれからしていかがわしいものなんで、そもそも信頼性なんぞないんですけどね。
かつてのロバート・ルービンのように「ドル高こそ国益やねん!」とトランプを説得できれば、アメリカは5年以内に貿易収支も経常収支も黒字化し、トランプは歴史に残る名大統領と言われるでしょうが、不動産屋気質が抜けず、いまなおドル安志向のようです。
日本企業と日本国民にとっても円安より円高のほうがはるかにメリットがあります。
プラザ合意からはや23年。いまどき円高で右往左往する輸出企業などあるはずありません。とっくに淘汰されてますよ。すべての輸出企業は為替がどうなろうと「儲かるビジネスモデル=構造改革」にしとるのよ。
輸入企業はどうか? こちらは円高になればなるほどメリットいっぱい。国民はといえば、もちろん円高のほうがガソリンは安くなるし食糧も安くなるしでウエルカム。
そもそも、まともな国が通貨安でいいわけありません。見かけ上の経営数字よりドルベースで見るべきですよ。日本は内需国家ですよ。輸出依存度は低いかんね。あの高度経済成長期なんてもっと低かったんだから。
でも、エネルギーとコメ以外の食糧については、やはり輸入が多いわけ。となりゃ「円高」がベターなのよ。海外旅行も留学もやりやすいっしょ。
そういえば、テーパリングて昨年10月スタートでしたよね。あの時、株価はめちゃ上昇したでしょ。テーパにかかわらず、金利は高騰しなかったよね。どして? 金利が高騰してりゃ1カ月ちょいで12%も株価が上がるわけないよね。
実は・・・テーパは10月31日ギリギリになって実施してたのよ。しかもほんのわずか。だから今回のような「暴落という名の調整」はなかったの。
あの時、外国人が日本株に投資した金額は5兆円。年間通じて7500億円ほどの買い越しに過ぎないのに、あの期間だけ猛烈な勢いで買ってたのね。テーパを予測して外国勢は日本株を手仕舞ってます。
FRBとヘッジファンド、そして外国金融機関による連携プレイね。
年が改まり、年始早々、たったの2日間で外国人は4500億円もの投資。株価は窓をいくつも空けて上昇。
2月4日の任期切れ直前、イエレンは資産縮小=金利急騰。結果、ダウも日経平均株価も暴落劇を演じます。
気づいたんで1月末にさっさと手仕舞い。
「金現物をベースに株式投資。暴落こそ押し目買いのビッグチャンス。さらに下げたら? さらに買えばいい」
このメッセージはいまのところ正解のようですが、たぶん、焦げ付いてる投資家はたくさんいるでしょうから「戻り待ちの売り圧力」は弱くはない、と思うのよね。
前場で上げて後場で下がる。ここで拾えるかどうか、ですね。
外国人に振り回されていように見受けられますが、個人投資家のMRF13兆円が動き出せば外国人のほうが返り討ちにあうはず。
今年は面白い相場になりそうっす。
さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「今この国で知り得る最も危険な隠しごと 宇宙人UFO軍事機密の【レベルMAX】」(高野誠鮮・飛鳥昭雄・竹本良著・1,960円・ヒカルランド)です。