2018年05月17日北朝鮮のドタキャンは計画通り。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 16日に予定されてた「南北閣僚級会談」。北がドタキャンして、韓国は大騒ぎ。
 けど、北にしてみれば、会談を決めた時からドタキャンを計画してたわけで、「してやったり」。

 「米韓軍事演習」をキャンセル理由にあげてますけど、んなもん、なんだっていいわけでね。南大門でキムチ売ってるから止ーーめた、つう理由だってありよ。

 盛んに言い寄ってくる男がいて、甘言でのぼせあがらせといて、さあ初デートつうとき、「今日は中止」「理由は?」「自分の胸に訊いてよ」「・・・」。
 ちょいと心理学をかじったこともある人なら、「ああ、あれね」と気づくと思うな。

 文在寅チームは、「ご機嫌損ねちゃったね」「やっぱ米韓軍師演習はタブーなんだな」と自己批判。

 で、大切なのは次。

 「今度はちゃんとしよう」
 「もう少しでいけるんだから」
 「軍事演習はやめよう」
 「嫌われそうなことはもうやめよう」

 どんどん譲歩するようになります。もうエサに食いついちゃってるから止められない。。。



 金正恩は韓国の足下を見てます。中国は、中国の国益を守るために金正恩体制護持に協力するしかない。金正恩は習近平のことなど、メンツを立てときゃどうにでもなる熊猫野郎くらいにしか思ってませんよ。
 「韓国も北朝鮮・中国チームに入れようぜ」つう話が大連で具体的に出たんでしょうな。

 突き放して、相手が戸惑ってる時、
 「いや、ごめんごめん。たんなる連絡ミスですよ。明日やりましょうよ」
 「ホント? サイコー!」

 ドタキャンされて韓国は及び腰。ドタキャンしたことで、北は上から目線で有利な交渉を進められる。

 実は、昨日、ブログに書いたトランプにしたって、金正恩にはドタキャン・スタンスで臨むと思う。ドタキャンしてこその王様なんすから。

 ドタキャンできるヤツと、されるヤツ。どちらが上かわかるわなあ。

 このように、人と人を上下関係でしか見られないのが中国、朝鮮そして欧米の連中です。中朝は儒教体制。欧米は階級社会。アメリカは食い詰め者の集まりだから階級意識はないけど、最後の最後まで奴隷体制を貫いたお国柄ですから人種差別は相変わらずです。

 その点、日本はみな平等、和を尊ぶ民族。感謝と反省が大好き。ドタキャンされたら、それこそ、「なにか致らないことがあったんだろか」「もっと好きになってもらえるよう頑張ろう」と考えちゃうお人好し。

 狡猾な連中にはホントにつけ込まれ所たっぷりなのよね。


 今日の「通勤快読」でご紹介する本は「なぜこの国ではおかしな議論がまかり通るのか メディアのウソに騙されるな、これが日本の真の実力だ 前編」(高橋洋一著・1,512円・KADOKAWA)です。