2019年03月27日祝!感謝!七海ひろきさん(かいちゃん)宝塚歌劇団ご卒業。

カテゴリー中島孝志の落語・演劇・タカラヅカ万歳!」

 「初めて宝塚と出会ったとき、心が震えました。私は宝塚に恋をしたんです。そのときからずっと宝塚に夢中でした・・・」

 今月は卒業シーズン。来月は入学シーズン。終わりがあれば始まりもあるわけで、というより、終わりがあるから始められるわけです。始めるから終わるわけです。

 この宇宙のリズムのことを「新陳代謝」ともいいますし「生成発展」ともいいますよね。たしか。

 卒業にはいろんな形があります。学校を卒業する。仕事を卒業する。あなたから卒業する。結婚を卒業する・・・なんてこともあるでしょうな。

 共通するのは「変化」です。人生のターニングポイントですよね。変化しなければ人は進化できませんから。

 冒頭の言葉は、大好きな七海さんの言葉です。


男役16年とはいえ、たまに演じる女役も良かったですよね。


宝塚大劇場でのご卒業に続いて、東京宝塚劇場はホントに最後の舞台でした。はるちゃん(音波みのりさん)とのツーショットはたくさん。トップスター同士になってたかも。そういえば、はるちゃん、ハマの出身なんだよね。


最後の舞台は菊田一夫作『Once upon a time in Takarazuka 霧深きエルベのほとり』のトビアス役。そして『スーパー・レビュー ESTRELLAS(エストレージャス) 〜星たち〜』でした。

 緑の袴。凛々しいですな宝塚は。死ぬほど厳しい指導だったようですけど、いちばん悩んだのは「孤独感」だったらしいっす。昔風に言うと「疎外感」てやつかな。

 それを乗り越えられたのは「良き仲間」がいたからとか。

 いいですね。女の世界だから嫉妬とやっかみと虐めが渦巻いてるのでは、とゲスの勘ぐりをしたくなりますが、真剣勝負の世界ではそんなものしている暇はないでしょう。抜擢は重責と同じ意味ですから。押しつぶされそうな時も助けてくれるのは「良き仲間」です。

 そうなのか、私たちの一生てのは「良き仲間」と出会い、「良き仲間」をつくり、「良き仲間」と過ごす時間のことを言うんですね。

 「良き仲間」・・・ソウルメイト。わが原理原則研究会には「良き仲間」がたくさんいます。ぜひ飛び込んでみてください。1センチ手前では見えないことが1センチ中に入ればすべて見えてきますから。