2019年04月18日「通勤快読」はこんな内容です。「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」(渡部清二著・1,512円・東洋経済新報社) 全面オープン!
いよいよ今週末の土曜日、「ぴよこちゃん倶楽部」で渡部先生の投資セミナーがあります。楽しみです。というわけで、「通勤快読」では18年12月の渡部先生の再掲載とさせて頂きます。
おもしろい。実におもしろい。神社検定2級だって。暇さえあれば神社仏閣巡り。仲間と一緒にね。
他人とは思えませんでした。しかも、船井幸雄さんとか松藤民輔さんに会いに行った、と言い出すんですから、なおさらでしょ。で、私がブロデュースしてたんですよ、と伝えると、「ああ、なるほど」と合点して頂いたようで。
実に実におもしろい。ユニークですよ。考えてることもやってることも。
「ぴよこちゃん倶楽部」で知り合ったら、ぜひ長く付き合って頂ければと思います。
オフィスには四季報がずらり。私、東洋経済のOBなんですけど、本家本元にもあんだけあるんだか。データバンクに入ってますから紙は保管してないでしょうね。
「撮影させて欲しい、と東洋経済から言われた」とかと渡部先生もそんなこと言ってましたね。写真もいろいろ撮ってきましたんで載せておきましょう。
さて、『会社四季報』を最初から最後までおよそ2000ぺージあります。これを丹念に読破してる人がどれだけいるんでしょうか。
私? とてもとても無理です。
ところが、渡部先生はすべて読破。そんな生活を20年以上続けてきた、というんですから、ギネスブックに載せてもいいのではないでしょうか。
年4冊刊行されるんですよ。完全読破ですよ。なんと80冊以上です。で、「いつも新しい驚きや感動があった」と言うんですからね。
す・ご・い。
15年4集秋号では気になる銘柄を見つけたそうです。15(平成27)年9月に上場したばかりの「STUDIOUS(ステュディオス、現TOKYO BASE)」(3415)なんです。
「国内ブランド特化型のセレクトショップ」を手がける企業ですよね。私も株主でした。
さて、どういうことなのか? コメント欄がありますね。記者がひと言なにかしら書いてる欄です。そこには「過去最多の年8出店と躍進」とありました。
9店舗しかないんです。つまり店舗数は今期ほぼ倍増する、というわけですよ。当然、売上高や営業利益等々の業績面も伸びていることがわかりました。
「さっそく投資してみよう」というわけです。
株価は下がり続けました。よくあることです。コストばかりかかりますから、売られてしまったわけですね。ならば、ナンピン買いですかね。しばらく我慢します。
渡部さんはここで投資家として当然の行動に出ます。そうです、「実際の店舗に行ってみよう」。
すると品質のいい商品がそろっている。店員たちもイキイキしている。購入したカバンは今でも愛用してるそうです。株主総会にも出てみた。
株価が上昇。16年2月安値(株式分割を考慮した修正株価)から10倍以上になった。
アパレル業界で10倍に“化ける”銘柄があるなんて!
教訓。「テンバガー(10倍上がる株)を見つけるにはまずは自分の家の近くから始めることだ。裏庭になければ商店街や職場にある」・・・「ピーター・リンチ」の言葉ですフィデリティの有名ファンド「マゼラン・ファンド」の運用に携わり、基準価額を約28倍にした伝説のファンドマネジャーの言葉です
よ。
それを渡部さんは実感したそうです。
わざとアナログデータを整理しているそうです。
四季報を「銘柄を調べるための辞書」と認識している人は少なくありません。どうでしょう。多いと思います。
16年4集秋号の三菱ガス化学(4182)。しばらく横ばいだったチャートに突然、移動平均線を突き抜ける大きな陽線が出た。
さあ、おもしろくなりました。1年後には4倍。
「10年前比較ランキング」に「時価総額ランキング」50位でも9・8倍です。10年で「テンバガー(10倍株)」になった銘柄リスト。
過去最高益を出した時期をはさんで前後1年に株価も高値をつけています。
「何十年ぶりかの最高益」という意味は何十年ぶりかに会社が生まれ変わった、ということでしょ?
四季報には増収率が記載されていません。前期売上高に対してどれだけ増えているか、前年比何%増になっているか、売上高が「4年で2倍」になっているかどうか、そこを見る。
オーナー社長のオーナー企業であるかどうかも重要です。避けるべきは、その株を売ることを前提としている投資ファンドが筆頭株主になっている銘柄です。上がれば売っちゃいますからね。
「設立も上場も間もない会社」「株式分割を行っている」
それだけで注目に値するよ、と渡部さんは言います。
「PERもしくはPBRが高い株を買え!」という言葉はよく聞くと思います。で、売るタイミングは? はい、そのストーリーが崩れたときです。
「当たる・当たらない」という切り口で見てはいけない、と渡部さんは言います。あくまで「参考にしている」というスタンスなんですね。「PERが高い=市場の期待が高い」ということに過ぎません。
立て続けに出版してるんですよ。「四季報なんて売れませんよ」と東洋経済の編集者は言ってたそうですけど、大ヒットだもんね。四季報が売れたら日経新聞の読み方みたいな企画は出てきますよね。
ジョン・テンプルトンの言葉が大好きです。
「強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく。悲観の極みは最高の買い時であり、楽観の極みは最高の売り時である」
しかし、実際にそうできますか? 大きく下がった分だけ戻し相場も大きくなるよ、とわかっていてもできますか。
「売るべし買うべし休むべし」
「下手なナンピン、すかんぴん」
政策や国策が出されたときはその内容を1つひとつ丁寧に見ていく、とのこと。それが大切です。人工知能(AI)やI0T、スマホや人材もそうです。
私の「銘柄研究会」と「投資メルマガ」では「好決算銘柄」だけでなく、「テーマ」をできるだけ設定して特集してるのも、政府の政策、国策に順応する銘柄を探求したほうがリーズナブルだからです。
おもしろい。実におもしろい。神社検定2級だって。暇さえあれば神社仏閣巡り。仲間と一緒にね。
他人とは思えませんでした。しかも、船井幸雄さんとか松藤民輔さんに会いに行った、と言い出すんですから、なおさらでしょ。で、私がブロデュースしてたんですよ、と伝えると、「ああ、なるほど」と合点して頂いたようで。
実に実におもしろい。ユニークですよ。考えてることもやってることも。
「ぴよこちゃん倶楽部」で知り合ったら、ぜひ長く付き合って頂ければと思います。
オフィスには四季報がずらり。私、東洋経済のOBなんですけど、本家本元にもあんだけあるんだか。データバンクに入ってますから紙は保管してないでしょうね。
「撮影させて欲しい、と東洋経済から言われた」とかと渡部先生もそんなこと言ってましたね。写真もいろいろ撮ってきましたんで載せておきましょう。
さて、『会社四季報』を最初から最後までおよそ2000ぺージあります。これを丹念に読破してる人がどれだけいるんでしょうか。
私? とてもとても無理です。
ところが、渡部先生はすべて読破。そんな生活を20年以上続けてきた、というんですから、ギネスブックに載せてもいいのではないでしょうか。
年4冊刊行されるんですよ。完全読破ですよ。なんと80冊以上です。で、「いつも新しい驚きや感動があった」と言うんですからね。
す・ご・い。
15年4集秋号では気になる銘柄を見つけたそうです。15(平成27)年9月に上場したばかりの「STUDIOUS(ステュディオス、現TOKYO BASE)」(3415)なんです。
「国内ブランド特化型のセレクトショップ」を手がける企業ですよね。私も株主でした。
さて、どういうことなのか? コメント欄がありますね。記者がひと言なにかしら書いてる欄です。そこには「過去最多の年8出店と躍進」とありました。
9店舗しかないんです。つまり店舗数は今期ほぼ倍増する、というわけですよ。当然、売上高や営業利益等々の業績面も伸びていることがわかりました。
「さっそく投資してみよう」というわけです。
株価は下がり続けました。よくあることです。コストばかりかかりますから、売られてしまったわけですね。ならば、ナンピン買いですかね。しばらく我慢します。
渡部さんはここで投資家として当然の行動に出ます。そうです、「実際の店舗に行ってみよう」。
すると品質のいい商品がそろっている。店員たちもイキイキしている。購入したカバンは今でも愛用してるそうです。株主総会にも出てみた。
株価が上昇。16年2月安値(株式分割を考慮した修正株価)から10倍以上になった。
アパレル業界で10倍に“化ける”銘柄があるなんて!
教訓。「テンバガー(10倍上がる株)を見つけるにはまずは自分の家の近くから始めることだ。裏庭になければ商店街や職場にある」・・・「ピーター・リンチ」の言葉ですフィデリティの有名ファンド「マゼラン・ファンド」の運用に携わり、基準価額を約28倍にした伝説のファンドマネジャーの言葉です
よ。
それを渡部さんは実感したそうです。
わざとアナログデータを整理しているそうです。
四季報を「銘柄を調べるための辞書」と認識している人は少なくありません。どうでしょう。多いと思います。
16年4集秋号の三菱ガス化学(4182)。しばらく横ばいだったチャートに突然、移動平均線を突き抜ける大きな陽線が出た。
さあ、おもしろくなりました。1年後には4倍。
「10年前比較ランキング」に「時価総額ランキング」50位でも9・8倍です。10年で「テンバガー(10倍株)」になった銘柄リスト。
過去最高益を出した時期をはさんで前後1年に株価も高値をつけています。
「何十年ぶりかの最高益」という意味は何十年ぶりかに会社が生まれ変わった、ということでしょ?
四季報には増収率が記載されていません。前期売上高に対してどれだけ増えているか、前年比何%増になっているか、売上高が「4年で2倍」になっているかどうか、そこを見る。
オーナー社長のオーナー企業であるかどうかも重要です。避けるべきは、その株を売ることを前提としている投資ファンドが筆頭株主になっている銘柄です。上がれば売っちゃいますからね。
「設立も上場も間もない会社」「株式分割を行っている」
それだけで注目に値するよ、と渡部さんは言います。
「PERもしくはPBRが高い株を買え!」という言葉はよく聞くと思います。で、売るタイミングは? はい、そのストーリーが崩れたときです。
「当たる・当たらない」という切り口で見てはいけない、と渡部さんは言います。あくまで「参考にしている」というスタンスなんですね。「PERが高い=市場の期待が高い」ということに過ぎません。
立て続けに出版してるんですよ。「四季報なんて売れませんよ」と東洋経済の編集者は言ってたそうですけど、大ヒットだもんね。四季報が売れたら日経新聞の読み方みたいな企画は出てきますよね。
ジョン・テンプルトンの言葉が大好きです。
「強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく。悲観の極みは最高の買い時であり、楽観の極みは最高の売り時である」
しかし、実際にそうできますか? 大きく下がった分だけ戻し相場も大きくなるよ、とわかっていてもできますか。
「売るべし買うべし休むべし」
「下手なナンピン、すかんぴん」
政策や国策が出されたときはその内容を1つひとつ丁寧に見ていく、とのこと。それが大切です。人工知能(AI)やI0T、スマホや人材もそうです。
私の「銘柄研究会」と「投資メルマガ」では「好決算銘柄」だけでなく、「テーマ」をできるだけ設定して特集してるのも、政府の政策、国策に順応する銘柄を探求したほうがリーズナブルだからです。