2019年08月05日宝塚歌劇 轟悠理事によるミュージカル「チェ・ゲバラ」

カテゴリー中島孝志の落語・演劇・タカラヅカ万歳!」

 もし私たちが空想家のようだといわれるならば、救いがたい理想主義者だといわれるならば、できもしないことを考えているといわれるならば、何千回でも答えよう。

 「その通りだ」と。


轟悠さんは宝塚歌劇団の理事。ご実家は人吉新聞社なのよ。いまでも熊本には戻ってるんかな。

 ジョン・レノンに「世界で一番格好良い男」と言われ、盟友カストロには「道徳の巨人」と言われ、「堅固な意志と不断の実行力を備えた真の革命家」と評された男。

 チェ・ゲバラですね。



 本名はErnesto Che Guevara。アルゼンチン出身。といっても、革命家はコスモポリタンですから関係ないか。

 もともとは医師ですが、個人の病巣治療より社会のそれに一生を捧げるべきだ、と気づきます。そしてメキシコ亡命中にフィデル・カストロと出会ってキューバ闘争に参加。指揮官としてゲリラ戦を指揮。キューバ革命を成功に導きます。



 政府の要職につきますが、アメリカを排撃したものの、キューバはソ連の庇護がなければ政治経済が立ち行かなくなります。

 同じじゃないか! 祖国か、死か!

 キューバを離れ、ラテンを、民族や国家を超え世界革命を追い求めてきます。
 
 「落ち着け、そしてよく狙え。おまえはこれから1人の人間を殺すのだ」
 
 ボリビア政府軍に捕まって銃殺刑になるときの言葉です。