2020年02月29日いつか見た風景

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 トイレットペーパーにティッシュペーパーですか。今度は。
 マスクが足りないとか。

 政府が在庫全部引き受けるとかで、シャープまで製造するんですから、目の色変えて買う必要ありませんね。トイレットペーパーもティッシュも同じ。

 「治に居て乱を忘れず」もいいけど、「アリとキリギリス」のアリ体質というか、心配性はいいとこもあるけど、ちょっとチグハグなんだわな。



 昔むかし、その昔。「石油ショック」というのがありましてな。中東でイスラエルとアラブとの間で戦争(第4次中東戦争)が始まり、産油国が原油価格を引き上げる(70%)と発表。となれば、ガソリン代ともちろん石油製品も上がるな、と考えます。大臣が節約を国民に要請すれば、国民性からして「個人備蓄」を始めますよ。

 メディアはいつも通りネガ報道を繰り返す。原油にしたって、当時、クウェートと話がついてましたから日本向け原油は足りなくなることはありません。けど、なぜかメディアは報道しない。

 なぜか? 知らなかった人がほとんど。残りは知ってても商社が儲かるから沈黙。さらに「トイレットペーパーがなくなる!」と風評の流布。特売広告に主婦の行列。

 それが報道されてパニック。

 だれが原因かわかるでしょ。あおったヤツがいるわけ。いま、この段階で、こんな報道したら、どうなるか、なにが起こるか・・・見識のあるメディアなら気づくはず。ま、メディアに見識など求めてもしょうがないけど。

 あれから(1973年)半世紀。いつか見た風景ですな。

 国民の方はどんどん賢くなってるはずだけど、「心配性」は抜けません。メディアは相変わらず。踊る国民も少なからず。いま、商社が売り渋りなんてしたら、内部告発でたいへんなことになります。ロッキード事件で商社がヒールになったのもこの経緯があるからですからね。

 「全国小中高に臨時休校を要請します」と安倍政権。

 「行き当たりばったりだ」「計画性がない」「有識者会議は?」・・・と与野党の評論家たちは大騒ぎ。ふーん。花見議論ばかりしていたのはどこのどいつだったんでしょう。「政府の責任で」と首相が言うんですから、批判は後。
 野党はいつも愚かだからどうでもいいけど(力もないし)、挙国一致で協力してこその与党じゃないの。

 私、新型コロナウイルスは収束すると考えています。日米というか世界の株価大幅下落は売りが売りを呼んでの結果。期末決算にMSQ、彼岸底、さらには追証もあってどんどん下落。


野党のセンセ方は暇なんだから「中国非難決議」とか提出したら?


 頼みの綱はやはりFRB。トランプと相談してるはず。何度も言ってますけど、3月17・18日から大転換と予想してます。まあ、それまで一歩前進二歩後退となるかもしれんけどね。 

 今週はのちの時代に「ブラックウイーク」と呼ばれるかもしれませんな。

 トランプと習近平にしてみれば、江沢民利権を潰す絶好のチャンス。ここに来てようやく上海が下落。FRB、ECB、JBそれに中国がなりふり構わず量的緩和を始めれば下落は収まる思うけどね。

 下落下落、史上最大の「下げ幅」とメディアは大騒ぎしてますけど、「下落幅」より「下落率」がキモでしょ。そんなにたいした下落じゃありませんよ。

 詳しくは「経済教室」で・・・。お楽しみに。