2020年04月17日「ある女流作家の罪と罰」

カテゴリー中島孝志の不良映画日記」

 忘れないうちに(その1)・・・ダウは33ドル高としょぼい上げ。下落よりはずっといいけど。ナスダックとSP500は連騰。ま、‎GAFAとか‎FANGMANが牽引してるわけ。いつもそう。ほかは相変わらずしょぼい。



 

​モースタでは「株価動きなし」と某コメンテーターさんが解説してたけど、フィラ反発は要注目じゃない? 中国も復活の狼煙はこれで示すしかないんですから。日本のセクターは設備投資抑制というけどね。
 ほら、9時半現在、ダウ先物は24200$超(▲843$高)。4/12配信「どん底メルマガ」=「A」4/6から▲25%高。






​ふらふらふらふら、ぶらぶらぶらぶら。よーやっと決まり! 第1弾。「一律」「制限なし」が正解。「本人確認」を役場なんぞにさせたらいけません。どこのバカが言ってるんだろ? 財務省だろうな。
 窓口が感染センターになっちゃうよ。銀行使えばいいの。日銀券と交換するの慣れてるし、手渡し不要。法律改正不要。きっとそうなります。

 

​忘れないうちに(その2)・・・本日深夜 「3分でわかる!チャートたっぷり!中島孝志の『経済教室』 を配信しています。







 

​タイトルは 『世界で「マスクバブル」が勃発!? 繰り返してこそのバブル景気!「崩壊は人民元より実はドル?!」がトランプのシナリオだ!』 です。ご確認ください。

 

​うーん。やっぱ作家も商売だわな。当たり前のことですけど。文化だとかハチの頭だとか関係ない。

 反省して今日から書こう。幸か不幸か外出自粛要請中なんすからね。

 
​読者と編集者の意見をよく聞き、注文には誠実に応える。企画を提案するだけでなくサイン会とか講演会、テレビ、ラジオ等のメディア出演はすべてこなす。

 
​こういう自助努力も誠実に続ける。

 いまなお本が出せるというのは奇跡に近いわけですよ。なんたって自分の本だけで500冊近く出版してるんですからね。幸い、いまのとこ、執筆依頼がとぎれてないる。版元に損をさせなければ注文は続きます。

 まだ紙本の出版が存在するいまのうちにがんばる。いまやらないでいつできる!・・・ですわな。ま、自分で出版社つくってるようなもんですからね。私の場合。シナジーを演出しなくちゃ。いまどき、紙本の時代じゃないですよ。はっきり言って。自分で出版社をつくる時代です。 

 
​ま、これは来期の東京原原でじっくり指南しましょう。

 

​さて、映画館も閉鎖。演芸場も閉鎖。宝塚も閉鎖。歌舞伎座も閉鎖・・・まいりました。鬱々とする日々というのはこういうことかいな。

 DVD流しっ放しで仕事してます。

 

​1967年、リー・イスラエルはキャサリン・ヘプバーンのインタビュー記事で注目を集めます。それをきっかけに伝記作家に転身しちゃいました。

 好評は好評なんですけど続かない。大切なことは「続けること」。で、落ち目になります。筆1本では食べられない。しかたなく、本だとか所有物を売って生活するわけ。

 

​ついにはヘプバーンがくれた手紙まで売却・・・。これが間違いの元る。有名人の手紙は売れる。それがセンセーショナルであればあるほど高く売れる。




 
​で、どうしたか? なんと、彼女はその人がいかにも書きそうな手紙を創作する達人だった。これこそ天職! 

​いままでの人生でいまが花。楽しくて楽しくてしかたない。

 けど、いつまでも続きません。捏造を疑われる「ブラックリスト」に載っちゃうわけ。売り込みは友人のジャックに依頼。ところが、彼はFBIに逮捕されちゃった。

 

​さあ、大変。



 主役はもともとジュリアン・ムーアの予定だったらしい。それはそれでいいかもしれんけど、身だしなみには無関心な51歳の落ちぶれた女流作家にはメリッサ・マッカーシーのほうが現実味があるわな。


​さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は 『興行師列伝 愛と裏切りの近代芸能史 前編』(笹山敬輔著・902円・新潮社)です。とてもいい本です。