2021年06月15日40年ぶりに見た『早春スケッチブック』(脚本山田太一・CX)やっぱ傑作!

カテゴリー中島孝志のテレビっ子バンザイ!」

■忘れないうちに(その1)・・・今週末6/19(土)は潟原理原則研究会」です。マンボウ期間なのかどうかわかりませんが、二次会は幹事大推薦の寿司屋です。東京メンバーがまたまた乱入するようですが、新潟メンバー以外も奮ってご参集ください・・・。

​■忘れないうちに(その2)・・・明日は10:00PMから「中島孝志のワンハンドレッド倶楽部」。6/13(日)のオンオフサイトミーティングにはたくさんのご参加ありがとうございました。1日遅れですが御礼申し上げます。明日のZoom講義ではぼんくら野党の「不信任案」提出についてお話しようかと思いましたが、そちらは「経済教室メルマガ」でお話することにして、ただいま世界中が注目しているFOMCとパウエル発言、そして「できる限りたくさんの銘柄」チャート解析にしようと思います。チャート解析はいつも30-45分ですからね。今回は1時間たっぷり!かなり突っ込んで解析できますよ。
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さーて、久しぶりに、なんと38年ぶりに見ましたよ。『青春スケッチブック』。山田太一さん脚本。1983年放送。





大好きな岩下志麻さん42歳。お美しい。現在80歳。うーん・・・。



25歳の樋口可南子さん。みずみずしい! 若いってことは水分たっぷりなのよね。

​「こうやって枯れ枝を見つけると、どの角度から撮るか、光の具合は、寄るか引くか、そんなことばかり考える。そして撮る。撮ってしまえばもう枯れ枝のことなんか忘れてる。次の獲物を探してる。いつの間にか、ひとつの物事をじっと見つめられない人間になっていることに気づく。人を、街を、花を、自分は少しも見つめていない」

​ホントは息子の鶴見慎吾さんと焚火。。。

​「なんだっていいんだ。なにかを好きになって、細かな味もわかってくるということは、とても、大切なことなんだ。そういうことが、魂を細やかにするんだ」

「いちばん恥ずかしい人間は、下らないとかいって、なにに対しても、深い関心を持てない人間だ。そういう人の魂は、干からびている。干からびた人間は、人を愛することも、物を愛することもできない」

​「ビールのふたやジュースのふたを子供が集める。はたから見れば下らない。そんな暇があったら、勉強をした方がいい、と大人は思う。しかし、ちがうんだ。肝心なのは、夢中になっている、ということなんだ。なにかに、深く、心を注いでいる、ということなんだ。それが、心を育てるんだ・・・」

​さりげなく大切な言葉・・・あとからズンと来る。ボディブローが効いてKO負けしました。

さて、今回の「通勤快読」でご紹介する本は50歳になりまして 前編(光浦靖子著・1485円・文藝春秋)す。とってもいい本です。