2021年08月10日連休中おもしろ映画DVD3本満喫!
カテゴリー中島孝志の不良映画日記」
■忘れないうちに(その1)・・・明日8/11(水)10:00PMから「中島孝志のワンハンドレッド俱楽部」を開催します。コンテンツはいまのとここんな感じ。ギリのギリまでアップデートします。お楽しみに・・・。
■忘れないうちに(その2)・・・本日深夜に「経済教室メルマガ」を配信します。コンテンツは『「北京冬季オリンピック」をボイコットしたらどうなるか?「2014ロシア・ソチ冬季オリンピック」の二の舞。遠慮がなくなった習近平は台湾を取りに来る!北風政策もできるアメリカ、太陽政策しかできない日本!』です。メディアが知らない、書けない、ここだけ話のオンパレードです。
オリンピックにはなんの支障もなくてよかったですけど、小田急線でバカが刃物を振り回して殺人未遂で逮捕されました。何人もの乗客が重傷。直前、万引きで逮捕されるきっかけを作った女性店員を殺そうと計画。休みでできなかったから、小田急線車内での犯行を決意。急行ならば停車数も少ないから逃げられないだろ、と計画。
そもそも杜撰で幼稚な計画。人を殺そうというのならもっと真剣に計画せんかい! 奇妙なところで怒りを覚えてしまいます。
平和ボケ日本でもこういう「狂人」はそこかしこにいます。サイコ、ジコチュー、コンプレックス・・・。
たまたま見てたDVD映画が『スマホを落としただけなのに』『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』と連続で見ちゃいました。
やっぱり映画館で見るべき作品でしたね。まあ、このご時世なんで映画館行くの忘れちゃったんですよね。
あらすじは・・・野暮だからやめます。
けど、私自身は、このタイトルからイタリア映画のリメイク版『おとなの事情 スマホをのぞいたら』に似てるかな、とやめちゃったんですよね。つまり、スマホのトラブル。
ま、トラブルはトラブルなんすけど、ダンチ。連続猟奇殺人なんすから。本屋大賞とるだけのことはありますよ。
二転三転四転・・・あの時映画館で見なかったことを少し後悔してます。
狂気の犯人役の成田凌さんサイコーです。表情がなにかに憑りつかれたように突然変わるのよね。この俳優さん、もっとブレイクしそう。
シナリオがとてもいい。これからの展開も期待。ああそうなんだー。『羊たちの沈黙』をオマージュして作ったのかな。原作もね。
発見!北川景子さん、こんな魅力的だったんだ・・・いい女優さん。はじめて気づきました。ま、見てちょ。
ついでに『嘘を愛する女』も拝見。つうか、これから見たんですけど。あまり期待してなかったんすけど、20分くらいからウイスキー用意して真剣に見始めてしまいました。
これ、感動的!長澤まさみさんてあのわざとらしいクシャッとした「作り笑顔」が嫌いでね。劇中もそんなセリフがあって笑っちゃいましたけど。いちばん嫌いなのはあの世界的大スターの一人娘(もうおばはん。だいたいいつもニコニコしてるヤツって必ずウラがありますからね)。
こんなにいい女優さんなんだ、と見直してしまいました。
やっぱ吉田鋼太郎さん、いいっすね。ハムレットやリチャード三世よりああいう役のほうがいい。
心配する母親に同棲5年目の彼を紹介しようと約束。いつになってもパンケーキ屋に来ない。頭にきて家に戻ってもいない。そこに刑事。クモ膜下出血で公園で倒れていた、とか。
「運転免許証も偽造されています。住所以外はすべてデタラメ」
「結婚してなくてラッキーでしたよ」
愛する人はすべてフェイク。いったい誰? 覚醒しないまま捨ててもいいわけ。5年という時間がそうさせたのか、それともある意味意地っ張りなのか・・・ルーツ探し。
これ、実話ですから。
実話の方は・・・夫は最期まで明らかにしませんでした。15-20年探してた奥さんが出てきましたけどね。
昔むかし「蒸発」という社会現象が流行りましたけどね。ふっと消えたくなることってあるんじゃないかなー。定型的な生活パターンの人ほど。私? いつも消えてますんで。「いたんだ?」というほど目立ちませんから。
そうか・・・DAIGO夫婦の映画を見てたわけね。
さーて、今回の「通勤快読」でご紹介する本は『ぼくのお父さん(矢部太郎著・1235円・新潮社』です。とってもいい本です。