2006年01月13日元気になるアニメ!「チキンリトル」

カテゴリー中島孝志の不良映画日記」

 仕事つまってるのに、どうして映画館に行くかね。忙しくなればなるほど、あちらこちらに行っちゃうのね。
 これ、心のアイドリングというか、モチベーションの導火線に火をつけてる最中というか、まっ、はっきり言っちゃうと現実逃避なのかもね。
 「3時間あればこんだけ書けるでしょ?」
  わかっちゃいるけど止められない。わかっているからやってしまう。
 ここが人間の面白いところだね(感心するな!)。

 で、どうしてこの映画よ? 潜在意識のままフラフラと・・・。
 でも、よかったよ。
 ディズニーらしく健康的で、やっぱりハッピーエンドで・・・。スリルととサスペンスにはほど遠いけど、ストレスがないから心に優しいものね。
 童心に帰るには、やっぱ、この目線がいるね。強制的に帰らせるには、ディズニーと日本昔話がいちばん。

 さて、内容は・・・「空のかけらが落ちてきた!」と大騒ぎして街中をパニックにしたのが主人公チキンリトル。
 まだ鶏冠もないおチビちゃん(途中でできるけど)。
 これがガセだとわかって、街中の人からバカにされちゃう。「狼少年」「うそつき坊主」と同級生からも虐められる。
 最悪は、ママ亡き後、自分の味方になってくれると信じてた父親からも呆れられたこと。これがいちばん痛い。
 でも、キチンリトルが言ったことは正しいんだな。ホントに「かけら」が落ちてきたんだもの。正確には「空からかけら」なんだけどね。
 その原因は「地球制服」に来た謎の宇宙船。で、これに友人が連れ去られちゃう。で、乗り込んじゃうわけ。
 自分の誤解を解くんだよ。
 「明日は新しい日になる!」
 「パパ、信じて!」
 子どもはいつも父親を見てるもの。信頼して欲しいって。わかるな、その気持ち。
 どんなことがあってもさ信じてあげなきゃ。
 「あの子は悪くない!」って、悪ガキをアホみたいにかばうのは「親バカ」だけどさ、それすらできない親は「バカ親」だね。
 親バカのほうがましじゃねぇの?

 思わず登場してるキャラクター人形、全部買っちゃった。
 けどさ、chickenて「鶏肉」のことだから、この場合は「臆病者」という意味だよね。だって、雛は「chick」ていうもの。

可愛いね。
 ところで、父親の声が中村雅俊さんだったなんて気づきませんでした。
 心温まる定番アニメ。いつもテーマが健全でいいね。やっぱ、ディズニーだな。
 ♪「明日」という字は明るい日と書くのね♪
 ♪トモロウ、トモロウ、アイラビャ トモロウ 明日は幸せ♪
 
 「Always」の時の「coming soon」にもあったけど、3月18日公開の「子ぎつねヘレン」はいけるよ。
 目も見えない、耳も聞こえない。口もきけない。そんな子ぎつねと男の子のふれあい物語なんだ。泣けます。感動巨編。
 「ココロ乾燥注意報」の出てるあなたにぜひ観て欲しいな。

原作もいいよ。