2006年01月16日三谷脚本とは相性が悪いみたい・・・。

カテゴリー中島孝志の不良映画日記」

 忘れない中にいっときますが、毎週第3火曜日の明日は「原理原則研究会」があります。テーマは「発想力の原理原則について語ろう」です。
 48個の中島流発想術を指南します。図版、写真、漫画、具体的商品など、資料、データ、実物を山ほど持ち込みますから、お楽しみに。
 メンバーの方は遅刻しないようにネ!

 さてさて、「有頂天ホテル」観てきました。
 映画なんて観てる閑ないはずなんだけど、ほら、何ごともタイミングって大切でしょ。だから・・・。
 
 わかりました。
 私、三谷幸喜さんとは相性が悪いってことが。

 「12人の優しい日本人」「みんなの家」「ラジオの時間」・・・とかさ、そうそう、「古畑任三郎」も。「みんなの家」はココリコの田中がよかった。けど、どれもこれもたいして面白くないのよ。
 周囲の人間は面白いっていうのね。
 「この三谷ワールドがどうしてわかんないの!」なんて怒られたりしてさ。
 だって、しょうがないじゃんねぇ。
 スラップスティックな笑いって、好きじゃないのよ。ドタバタもね。
 バスターキートンよりチャップリンが好きだったもの。

 しっかし、ゴージャスだったなぁ。ゲストも作りも。「儲かんだから金かけたぞ!」ってな感じ。唐沢はいいねぇ。松たか子も美人じゃないけど、感じがいい(けど、木村佳乃ちゃんのほうが好きだなぁ)。

 内容だけど、舞台は都内高級ホテル「ホテルアバンティ」。
 大晦日のラスト2時間、あちこちで起こる人間ドラマ・・・とくれば面白そうじゃない・・・。
 総支配人、副支配人、客室係、ウェイター、ベルボーイ、ホテル探偵、売れない芸人、自殺願望の大物演歌歌手、汚職政治家、売春婦、スッチー、会社社長・・・。
 みんないろんな事情を抱えてるわけ。で、すべての登場人物がカウントダウンパーティーへなだれ込んでいくわけ。
 なんかいいよね。面白そうだね。ワクワクするね。主役級が友情出演してるね。
 けど、相性が悪いからさ、私。クドカンがいいわ、やっぱし。

はまれば大変!三谷作品!!