2022年03月22日明日は爆笑トーク!センセ方はスタンディングオベーションするつもり?

カテゴリー中島孝志の経済教室」

『中島孝志の経済教室メルマガ』会員様からのメール。

中島先生 大変ご無沙汰しております。経済教室メルマガ』毎回楽しみにしております。
 今、どこを見回しても、まるで熱にうなされて幻想をみているかの様に、「ロシア悪者、プーチンおかしい」で埋め尽くされているメディアにあって、本当は何が起こっているのかの冷静な視野を私達読者に提示して下さる先生の存在は非常に貴重です。
私はこういう時のために、中島先生の経済教室メルマガ』を読み続けてきました。毎回配信される文脈を読み、自分の明日の方向性を修正するのが私の日課となっています。今までの所、世界の情勢を読む自分の感性に先生の示されるものと大きなズレがない事が確認でき、それが自分の大きな安心に繋がっています。
星一つ見えない嵐の海で微かに光る灯台のように、これからも私たちを正しい方向へ導いてください。」

​誠に誠にありがたいことです。ま、それほどのことでございます(なんちゃって)。恥ずかしがり屋なんで褒められるとこそばゆいのです。
​さて、いよいよ明日は「ロシア・ウクライナ軍事衝突」の張本人がわが国国会でオンライン演説するんだとか。立憲共産党のみが反対。あのハトぽっぽも正論を述べることもあるんですね。こちらが正解。

いまウクライナの味方しとかないと「ヒトラー」「ナチス」だとか「真珠湾攻撃」だとかレッテルをはられちゃうんで、右顧左眄・付和雷同・長いものには巻かれろ、のセンセ方はさながら宦官のようであります。

日月深夜配信『中島孝志の経済教室メルマガをご覧ください。ブログで公開するにしてもかなりの長文ですからね。やめました。コンテンツは『M-1より笑えるかも?3/23いま世界一の人気コメディアンがオンライン爆笑トーク!わが国民を煽るネタは原爆投下?それとも無差別攻撃?あるいは日露戦争?』です。

米メディアの奴隷=わが国のワイドショーレベルの報道しか知らない情報難民が少なくありません。メディア報道がすべて正しい、と思い込んでる方々です。

「真実」を少し​解説しますと・・・。
「ボールは中国側にある」という毎度おなじみの締めくくりフレーズはまったくありえません。
というのも、3/18「バイデンVS習近平テレビ会談」もアメリカが懇願して実現したものですから。1/10のオファーを中国は拒否しています。

​バイデンはこの場を借りて「中露を相手に一歩も引かない強い大統領」を演出したかっただけの話。
西側メディアは期待通りに偏向報道。ま、いつものことです。わが国のメディア? コピペに決まってるでしょ。​

中国? 習近平? 激怒ですよ。もともとローマでの幹部会談でも7時間超の激論。

3/13『ニューヨーク・タイムズ』=「プーチンは中国に武器供与等、軍事的経済的支援要請」という記事。
趙報道官は「ニセ情報をまき散らしている。悪辣な下心がある」と激高。

​その前段階。2/24定例記者会見で華春瑩報道官に西側記者が質問。
「軍備をロシアに提供するのか?」
「アメリカと違って、わが国は紛争当事者に武器を提供することはしません」

これでは困るわけですよ。バイデンは。なんとしても中国にロシア支援をしてもらいたい。
​そこで勝手にシナリオをつくって発表しちゃう。ロシアのウクライナ侵攻と同じです。

​米サキ報道官=「中国がロシアを支援すれば重大な結果に直面する」
趙報道官=「独断専行するならわが国は強力な対抗措置をとる」
​そして3/17ブリンケン国務長官の記者発表=「中国はロシアに軍事支援を検討している」。

​決めつけちゃったー。で、配下のメディアに一斉に報道させちゃう。わけもしらんとお先棒を担いでるのは毎度毎度のわが国ボンクラメディア。

​「バイデンVS習近平会談の内容」について記者がバイデン政権報道官に何度質問してものらりくらりと話さない。
​ところが、中国メディアで習近平は詳細に話してます。ものすごく長いですよ。

まとめると・・・ウイルスパンデミックで弱った世界にありとあらゆる制裁を持ち込めばみなが困る。軍事衝突へエスカレートさせた責任はアメリカとNATOにある。プーチンとちゃんと交渉しろ!・・・正論です。

​これではバイデン政権は報道できんわな。あーあ『経済教室メルマガ』1回分公開しちゃいました。会員の皆様ごめんなさい。
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さーて、​今回の「通勤快読」でご紹介する本はシベリア最深紀行 知られざる大地への七つの旅 前編(中村逸郎著・1540円・文藝春秋)です。とってもいい本です。