2023年11月22日ゴジラ最高！魂の再生物語だった！
カテゴリー中島孝志の不良映画日記」
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メディアが知らない、知ってても書けない、貴重なインテリジェンス満載です。ご期待ください。
「ゴジラ－1.0」見てきましたがな。AM09:25からの回。徹夜でしたけどあっという間の140分間。「レ・ミゼラブル」は3回すべて熟睡してたというのに・・・瞬きすらしなかったのでは？ んなこたないけと、もう一度見ようっと。
生誕70周年記念作品。そうか、すると、私がチビの時に映画館で見て、館内で迷子になって、オヤジが慌てて探しまくってたら、家に戻ってた、というあのゴジラは・・・実は3作目。「キングコング対ゴジラ」だったのね。5歳でしたよ。
さて「ALWAYS 三丁目の夕日』『アルキメデスの大戦』等のヒットメーカー山崎貴監督の作品。国産実写ゴジラ映画でも30作目だとか。
舞台は1947年。つまり、終戦直後。ゴジラが東京を襲う。その時、ゴジラと曰く付きの人間たちが集まって立ち向かう、という展開。
戦後復興とはいえ、「戦争が終わらない日本人」は山ほどいたと思います。1945年から80年近く。いまなお引きずっている人も少なからずいらっしゃると思います。
愛する人を殺された。私は放射性物質を振り撒くゴジラが原爆を落とした米国に見えました。
特攻隊を逃げ出した若者も戦争が終わっちゃいないし、家族を殺された人しかり・・・。
フロンガスでゴジラの浮力を喪失させてしまうなんてのは、科学技術館でも実験展示してますよね。2本目の矢として「急減圧作戦」もいい。最後の最後は特攻隊・・・。シナリオがよくできてます。
高校教師に憧れた野球青年が実は教師免状持ってなかったのよ、なーんて白ける脚本とはダンチですな。
この映画は魂の再生物語なんだなー、と一人で合点しております。
それにしても浜辺美波さんは可憐やなー。神木さんとはまたまた共演ですね。いい役者だなー。青木崇高さん、巧い。
ところで、5歳の私が見たゴジラと大きく変わってた点は・・・怖い。とても怖い。恐ろしい。クビはレッドキングそのもの。いかつい。
傑作。世界的にヒットするのでは？ 東宝株期待。宝塚が足引っ張ってますけど・・・。
さーて、今回の 「中島孝志の聴く！見る！読む！通勤快読」 でご紹介する本は『京都まみれ 後編」(井上章一著・891円・朝日新聞出版)』です。
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