2006年04月02日「美の法則」 田中宥久子著 WAVE出版 1260円
今年最初の「キーマンネットワーク勉強会」が決まりました。はじめての方、大歓迎!
もうそろそろです!左の開催案内をチェックしてくださいね。
「いい結果を出せば、必ずそれを認めてくれる人たちがいる。それだけを考えて、1回1回の仕事を大事にし、さまざまなことを吸収しながら自分の仕事の質を上げ続けてきました。
いい結果が出せたら、そこからまた次の新たな仕事につながる。仕事の質が仕事をつないでくれたのです」
いい言葉ですねぇ。けど、こんなことは建前。ホントにこんな意識で仕事してる人ってどんだけいるんだろ?
言うは易く、行うは難し。
しかし、この人ならそうだろうなぁ、そうしてきたんだろうなぁ、と納得してしまう。説得力がある。真剣に人生、生きてきたって顔に出てる。
小説は別にして、女性本(経営者、キャリアウーマンなど)で感動した本、納得した本って、残念ながら年3冊もないだろな。
けど、この本、久しぶりにいいなぁ。本屋で期待もせずチラッと立ち読みしたんだけど、「あれ、いいんじゃない?」と買っちゃった。
ほら、私、女性もたくさんプロデュースしてるじゃないですか? だから、女性本、女性誌の類はよくチェックしてるのね。男性が読んでも参考になるとこ多いと思うよ。
美容の本じゃないね、これ。美しい生き方の本かも。
著者はヘアメイクアップ・アーティスト。で、2003年、「SUQQU」という美容メソッドを創り出します。
「凛々しくしなやかで、すっくと立って人生を生きていく女性」をイメージしたらしいね。
それまでは映像、テレビ、CMの世界で活躍。しかもプロダクションとかじゃなくて、30歳から一本どっこ。フリーでやってくって大変だよ。
それが冒頭のメッセージに表れてますね。
有名女優から指名されて担当。これでかなり鍛えられた。真剣勝負の毎日、「あなたじゃないとダメ!」と言われるまで弱音を吐かなかった。そう評価されるまで8年かかった女優もいた。
けど、持ち前の勉強好き、創意工夫好きで頑張った。
仕事は1人の女優だけやってるわけではない。
たとえば、30〜40人の俳優、女優を役によって別々に作りかえたり、東京で働くホステスと地方で働くホステスとをきちんとメイクアップで違いがわかるように仕上げたり、独自の観察眼、研究、そして実際にメイクアップをやって確認するという作業が必要。
血糊や血しぶきまで手作りしたりしてね。
だから、休みの日でも街に出てオープンテラスのカフェに座って道行く人を見たり、電車に乗ったら車内の人たちをさりげなく観察したり・・・。
けど、結婚して、育児したり、介護したり期間を除けば、いつも現場にいる。
顔にも「凝り」があんのね。映像の仕事で俳優、女優の顔を毎日、触り続けている時に気づいた。
肩凝り同様、マッサージで凝りをとればいいんじゃない?
顔の凝りは肉の凸凹を作る。この凸凹は水分などの老廃物が溜まって起こるむくみ、脂肪が固まってセルライト状態となたもの。ごろごろとした塊も作りだし、血の流れやリンパの流れを滞らせてしまっているわけ。
このごろごろがくすみやたるみや皺の元。アゴのだぶつきを生んでる犯人。
顔のマッサージは「痛キモチいい」というぐらいの強い力でやる。効果は抜群。こすってるわけではなく、圧力をかける老廃物や脂肪をリンパに流す。だから、マッサージをしても赤くならない。
力を入れて顔のマッサージをしてはいけない?
ファンデーションの粒子は細かいほどいい?
化粧直しをする時は皮脂を完全に取り除く?
シミやクマを消すコンシーラーはファンデーションを塗る前につける?
美容には常識と言われるルールがあるそうです。げど、この人が提案するメソッドはことごとくこれらを否定したものばかり。
30歳からの美しさは心がけ次第。
「皺が8本になったらおしまい」
眉間の皺に2本、目の下に1本ずつ、小鼻の脇にほうれい線が1本ずつ、口角からあごに向かって下に1本ずつ、計8本。こうなると、女性の顔はかなり老けてみえてしまうもの。
きれいになることが喜びではなくて、苦行になっちゃってる人がたくさんいる。
でも、この人は自然流。
「美しくなるにはこうしなければならない」という情報が溢れてる。ビタミンをとる、睡眠はきちんと、栄養を考えろ、煙草はダメ、お酒もダメ・・・肌の手入れは朝晩しっかり!と言われても、忙しくてとてもとても。
休日に集中して徹底的に手入れするというやり方でOK。自分のリズムで自然にやればいい。無理しない。これがこの人の流儀。
お見事!250円高。
もうそろそろです!左の開催案内をチェックしてくださいね。
「いい結果を出せば、必ずそれを認めてくれる人たちがいる。それだけを考えて、1回1回の仕事を大事にし、さまざまなことを吸収しながら自分の仕事の質を上げ続けてきました。
いい結果が出せたら、そこからまた次の新たな仕事につながる。仕事の質が仕事をつないでくれたのです」
いい言葉ですねぇ。けど、こんなことは建前。ホントにこんな意識で仕事してる人ってどんだけいるんだろ?
言うは易く、行うは難し。
しかし、この人ならそうだろうなぁ、そうしてきたんだろうなぁ、と納得してしまう。説得力がある。真剣に人生、生きてきたって顔に出てる。
小説は別にして、女性本(経営者、キャリアウーマンなど)で感動した本、納得した本って、残念ながら年3冊もないだろな。
けど、この本、久しぶりにいいなぁ。本屋で期待もせずチラッと立ち読みしたんだけど、「あれ、いいんじゃない?」と買っちゃった。
ほら、私、女性もたくさんプロデュースしてるじゃないですか? だから、女性本、女性誌の類はよくチェックしてるのね。男性が読んでも参考になるとこ多いと思うよ。
美容の本じゃないね、これ。美しい生き方の本かも。
著者はヘアメイクアップ・アーティスト。で、2003年、「SUQQU」という美容メソッドを創り出します。
「凛々しくしなやかで、すっくと立って人生を生きていく女性」をイメージしたらしいね。
それまでは映像、テレビ、CMの世界で活躍。しかもプロダクションとかじゃなくて、30歳から一本どっこ。フリーでやってくって大変だよ。
それが冒頭のメッセージに表れてますね。
有名女優から指名されて担当。これでかなり鍛えられた。真剣勝負の毎日、「あなたじゃないとダメ!」と言われるまで弱音を吐かなかった。そう評価されるまで8年かかった女優もいた。
けど、持ち前の勉強好き、創意工夫好きで頑張った。
仕事は1人の女優だけやってるわけではない。
たとえば、30〜40人の俳優、女優を役によって別々に作りかえたり、東京で働くホステスと地方で働くホステスとをきちんとメイクアップで違いがわかるように仕上げたり、独自の観察眼、研究、そして実際にメイクアップをやって確認するという作業が必要。
血糊や血しぶきまで手作りしたりしてね。
だから、休みの日でも街に出てオープンテラスのカフェに座って道行く人を見たり、電車に乗ったら車内の人たちをさりげなく観察したり・・・。
けど、結婚して、育児したり、介護したり期間を除けば、いつも現場にいる。
顔にも「凝り」があんのね。映像の仕事で俳優、女優の顔を毎日、触り続けている時に気づいた。
肩凝り同様、マッサージで凝りをとればいいんじゃない?
顔の凝りは肉の凸凹を作る。この凸凹は水分などの老廃物が溜まって起こるむくみ、脂肪が固まってセルライト状態となたもの。ごろごろとした塊も作りだし、血の流れやリンパの流れを滞らせてしまっているわけ。
このごろごろがくすみやたるみや皺の元。アゴのだぶつきを生んでる犯人。
顔のマッサージは「痛キモチいい」というぐらいの強い力でやる。効果は抜群。こすってるわけではなく、圧力をかける老廃物や脂肪をリンパに流す。だから、マッサージをしても赤くならない。
力を入れて顔のマッサージをしてはいけない?
ファンデーションの粒子は細かいほどいい?
化粧直しをする時は皮脂を完全に取り除く?
シミやクマを消すコンシーラーはファンデーションを塗る前につける?
美容には常識と言われるルールがあるそうです。げど、この人が提案するメソッドはことごとくこれらを否定したものばかり。
30歳からの美しさは心がけ次第。
「皺が8本になったらおしまい」
眉間の皺に2本、目の下に1本ずつ、小鼻の脇にほうれい線が1本ずつ、口角からあごに向かって下に1本ずつ、計8本。こうなると、女性の顔はかなり老けてみえてしまうもの。
きれいになることが喜びではなくて、苦行になっちゃってる人がたくさんいる。
でも、この人は自然流。
「美しくなるにはこうしなければならない」という情報が溢れてる。ビタミンをとる、睡眠はきちんと、栄養を考えろ、煙草はダメ、お酒もダメ・・・肌の手入れは朝晩しっかり!と言われても、忙しくてとてもとても。
休日に集中して徹底的に手入れするというやり方でOK。自分のリズムで自然にやればいい。無理しない。これがこの人の流儀。
お見事!250円高。