2006年07月06日北の花火

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 ミサイル、撃ちましたねぇ。ちょっと花火大会には早いんじゃないか?
 それとも、ドイツ−イタリア戦の視聴率を邪魔したい?

 日本が驚いてアメリカに駆け込む。アメリカはしかたなく、北朝鮮との交渉のテーブルに着く。そんな絵を描いていたのでしょうか?
 「どんな無茶をしても、アメリカはいきなり攻撃したりはしないだろう。困ったら、6カ国協議に戻ればいいんだから」
 北朝鮮には安全地帯があるわけ。最後はそこに戻ればいいの。それまでは、あぁだこうだといちゃもんつけて、「ええ話、聞かせておくなはれ」と日米に迫ればいいわけよ。

 けど、北朝鮮が忘れてはいけないことは、在日北朝鮮人も二世、三世となると、祖国といっても具体的なイメージをもっていないこと。しかもミサイル撃ったり、拉致したり、やることは暴力団以下。「これがわが祖国のやることか?」と在日の若者は感じていることに配慮しないと。

 それと、北朝鮮も韓国、中国も日本人が理性よりも感情で動く国民だ、ということを忘れたら損だ。
 今回のような北朝鮮のミサイル騒ぎ、韓国の竹島調査、中国の尖閣諸島占有などが報じられるたびに、「やっぱり軍隊がないと舐められるな」「戦前の日本ならこんなことはされなかっただろうな」と戦争を知らない世代の愛国心をいたずらに刺激することになっちゃうんだよ。

 サッカーとラグビーの違いも知らないくせに、いきなりサムライブルーを気取っちゃう国民なんだぜ。
 憲法改正だって、「+α」のインシデントがあれば成立する可能性大ありだよ。それを狙ってる勢力もあるだろうしさ。

 かつて、第二次大戦の時、アメリカは中立だったのよ。チャーチルに唆されて、ルーズベルトがいくら戦争やりたくたってさ、法律を盾に議会が許さなかったんだよ。
 けど、真珠湾1つでアメリカの市民感情はガラッと変わっちゃった。市民が議会を動かし、大統領はまんまと参戦しちゃったわけ。日本は英米の戦略に巻き込まれてしまったのよ。

 もし、北朝鮮が日本との間に事故や衝突が発生したとしたら、それは北朝鮮にとって「真珠湾」となる可能性もありますよ。
 そこんところ、戦争を知らない首領様に戦争を知ってる長老たちが教えてあげないといけないのよ。

 それにさ、いま、日本にとってミサイルよりも怖いこと。それは中国、韓国、ベトナムなどから、凶悪犯罪を行う「クリミナル・グループ」が大挙して押し寄せていることじゃないの?
 ここ数年、国内のそこかしこで起きている凶悪犯罪。たいていアジア系の不良外国人が引き起こしてるものばかりじゃん。
 ミサイルなら敵が特定できるけど、国内の治安を根底から揺さぶる凶悪犯罪の頻発は確実に日本という国を疲弊させますよね。

 にもかかわらず、幼児暴行殺人のペルー人に無期懲役の判決を出す裁判官がいたり、入国時に外国人指紋押捺を拒否するような人権屋など、政府は国と国民の安全についてもっと危機感を持って対処したほうがいいぜ。
 守るべきものはだれか? 同胞でしょ? それを忘れてもらったら困るんだよ。でないと、ゆるゆるの「犯罪天国ニッポン」と世界の極悪人たちから食い物にされるだけだよ。

 見える敵より見えない敵を怖れるべきなんだよ。