2006年11月01日先生だって労働者!
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
いよいよ、今年もあと2カ月。60日でっせ。クリスマスなんて、あっという間ではないですか?
「学級崩壊」という言葉がいわれて久しいけれど、壊れていたのは学級だけでなく、学校だけでなく、教師であり、校長だったんですねぇ。
無能力、無関心、無責任の三無主義。そうか、この人たちって「団塊の世代」なんですよね。
生徒による生徒のいじめ、教師による生徒のいじめ、教師による教師のいじめ、校長による教師のいじめ、マスコミによる校長のいじめ・・・そして親の虐待など、ケースを見るといろいろあります。
ですから、すべてをまとめて論じることなんてとてもとてもできないことです。
1人、本音で話せる仲間がいると楽なんですよね。それが「蜘蛛の糸」になります。困っても、上から糸が垂れてきて助けてもらえる。そんなシェルターがあったらなぁ・・・。
ノビ太にとって、それがドラえもんだったわけでしょう?
けど、わが子のいじめについては、親が断固として解決しないといけません。
教師や校長、教育委員会に依存しては埒があきませんよ。自分の子どもは自分で守らなくちゃ。転校で解決できるなら、さっさと換わる。遅刻が多くなった。朝、頭痛、腹痛が増えた。浮かない顔をしてる。溌剌としてない。見てればわかるものですよ。
私は教師に相談することはお勧めしません。「これとこれとこれを、この日までにしてほしい」と具体的に注文を出す。箇条書きにして文書の形できっちり申し出る。
なぜなら、いったい、なにをどうして欲しいのか。学校側もわからないのです。教師は雑用が多くて忙しいのです。当然、理解度、本気度に温度差があると思います。
「校長」は万能ではありません。というか、所詮、教師のなれの果ての存在ですから、そんなに期待するほうが無理なんです。人間的にすばらしいから学校運営を任されるわけではありません。あくまでも試験に通ればなれるのです。いわば、車の製造原理や交通法規についてはよく知ってるけど、運転はからきしダメな人でもなれるんです。
たとえば、私の仕事場の近くに横浜市立H小学校(中区)があります。いま、この学校では生徒と教師が対立し、教師は鬱病で長期間の病欠。児童は登校拒否。修学旅行にも不参加。にもかかわらず、肝心の校長は当事者意識ゼロで児童にも教師にも会おうとすらしません。思いあまって、PTAが教育委員会に掛け合うと、「あぁ、あの人は口先だけで何もしませんから」と匙を投げられているのです。
この人はまだ校長を続けています。もちろん、児童も教師も登校拒否のままです。学級崩壊どころか、完全に学校崩壊なのです。教師の研修、試験云々という前に、校長の管理能力を試験すべきです。試験管はPTAです。2年に1回くらいはしてもいいでしょう。ペーパー校長に教育現場は任せてはいけないのです。親は親同士の連帯、そしてPTAを通じてチェックしなければいけないのです。
ちょっとずれてるかもしれないけど、この人、わが子を命がけで守ってる。このくらい真剣にならなきゃ! 親ばか、おおいに結構!
私の場合、公立中学のレベルがわかっていましたので、子どもは大学付属校に入れてしまいました。
そして気づいたことは、私学はPTAのつながりがものすごく強いことです。問題があれば、すぐにPTAで議題に上がり議論があります。PTAが現場にしゃしゃり出る懸念すらありますが、わが子の教育だけでなく、友達の教育などにも熱心だと思います。
公立の場合、だれもPTA役員などやりたがりませんものね。それは私立も同じですが、それでも、やはり、熱心な人達がいるんです。
私など、すぐに役員に立候補しました。だって、校長や先生、他の父兄と知り合う絶好のチャンスじゃありませんか。PTAの情報交換で学校や生徒の動きも手に取るようによくわかります。
「でも私立って学費が高いんでしょ?」
公立ほど安くありません。けど、高校や大学入試にかかるコスト。たとえば、予備校や塾の費用はまったくありません。ですから、どっこいどっこいではないでしょうか・・・たとえ高くても、マスコミに報道されているような無責任な校長や教師に任せるよりもはるかにいいと思います。
昔、「洒落麻雀」というのがありまして、上がり牌のヒントを洒落で伝えると一翻(いいはん)上がるのです(麻雀しない人にはわからないだろうね)。
「先生だって労働者!」というヒント。
「ン?ン?ン? 労働者? 労働者意識というと、日教組か?」
日教組、ニッキョウソ、にっくうそ・・・二九索か。これで一翻上がるわけ。
現場は忙しいの。先生はとっても忙しいの。生徒がいじめられていたって、そんなもの、気にしてられないの。「いじめられてるなら、はっきりそう伝えてくれ。できれば自分たちで解決してよ。そんな面倒なこと、持ち込まないでくれ」という気持ちなのよ、本音ではね。
だから、自分の子どもは自分で守る。自分のことは自分で守るしかないの。「だれかが助けてくれる」なんて甘えちゃダメだよ。
白銀も黄金も玉もなにせむに まされる宝 子にしかめやも(山上憶良)
「学級崩壊」という言葉がいわれて久しいけれど、壊れていたのは学級だけでなく、学校だけでなく、教師であり、校長だったんですねぇ。
無能力、無関心、無責任の三無主義。そうか、この人たちって「団塊の世代」なんですよね。
生徒による生徒のいじめ、教師による生徒のいじめ、教師による教師のいじめ、校長による教師のいじめ、マスコミによる校長のいじめ・・・そして親の虐待など、ケースを見るといろいろあります。
ですから、すべてをまとめて論じることなんてとてもとてもできないことです。
1人、本音で話せる仲間がいると楽なんですよね。それが「蜘蛛の糸」になります。困っても、上から糸が垂れてきて助けてもらえる。そんなシェルターがあったらなぁ・・・。
ノビ太にとって、それがドラえもんだったわけでしょう?
けど、わが子のいじめについては、親が断固として解決しないといけません。
教師や校長、教育委員会に依存しては埒があきませんよ。自分の子どもは自分で守らなくちゃ。転校で解決できるなら、さっさと換わる。遅刻が多くなった。朝、頭痛、腹痛が増えた。浮かない顔をしてる。溌剌としてない。見てればわかるものですよ。
私は教師に相談することはお勧めしません。「これとこれとこれを、この日までにしてほしい」と具体的に注文を出す。箇条書きにして文書の形できっちり申し出る。
なぜなら、いったい、なにをどうして欲しいのか。学校側もわからないのです。教師は雑用が多くて忙しいのです。当然、理解度、本気度に温度差があると思います。
「校長」は万能ではありません。というか、所詮、教師のなれの果ての存在ですから、そんなに期待するほうが無理なんです。人間的にすばらしいから学校運営を任されるわけではありません。あくまでも試験に通ればなれるのです。いわば、車の製造原理や交通法規についてはよく知ってるけど、運転はからきしダメな人でもなれるんです。
たとえば、私の仕事場の近くに横浜市立H小学校(中区)があります。いま、この学校では生徒と教師が対立し、教師は鬱病で長期間の病欠。児童は登校拒否。修学旅行にも不参加。にもかかわらず、肝心の校長は当事者意識ゼロで児童にも教師にも会おうとすらしません。思いあまって、PTAが教育委員会に掛け合うと、「あぁ、あの人は口先だけで何もしませんから」と匙を投げられているのです。
この人はまだ校長を続けています。もちろん、児童も教師も登校拒否のままです。学級崩壊どころか、完全に学校崩壊なのです。教師の研修、試験云々という前に、校長の管理能力を試験すべきです。試験管はPTAです。2年に1回くらいはしてもいいでしょう。ペーパー校長に教育現場は任せてはいけないのです。親は親同士の連帯、そしてPTAを通じてチェックしなければいけないのです。
ちょっとずれてるかもしれないけど、この人、わが子を命がけで守ってる。このくらい真剣にならなきゃ! 親ばか、おおいに結構!
私の場合、公立中学のレベルがわかっていましたので、子どもは大学付属校に入れてしまいました。
そして気づいたことは、私学はPTAのつながりがものすごく強いことです。問題があれば、すぐにPTAで議題に上がり議論があります。PTAが現場にしゃしゃり出る懸念すらありますが、わが子の教育だけでなく、友達の教育などにも熱心だと思います。
公立の場合、だれもPTA役員などやりたがりませんものね。それは私立も同じですが、それでも、やはり、熱心な人達がいるんです。
私など、すぐに役員に立候補しました。だって、校長や先生、他の父兄と知り合う絶好のチャンスじゃありませんか。PTAの情報交換で学校や生徒の動きも手に取るようによくわかります。
「でも私立って学費が高いんでしょ?」
公立ほど安くありません。けど、高校や大学入試にかかるコスト。たとえば、予備校や塾の費用はまったくありません。ですから、どっこいどっこいではないでしょうか・・・たとえ高くても、マスコミに報道されているような無責任な校長や教師に任せるよりもはるかにいいと思います。
昔、「洒落麻雀」というのがありまして、上がり牌のヒントを洒落で伝えると一翻(いいはん)上がるのです(麻雀しない人にはわからないだろうね)。
「先生だって労働者!」というヒント。
「ン?ン?ン? 労働者? 労働者意識というと、日教組か?」
日教組、ニッキョウソ、にっくうそ・・・二九索か。これで一翻上がるわけ。
現場は忙しいの。先生はとっても忙しいの。生徒がいじめられていたって、そんなもの、気にしてられないの。「いじめられてるなら、はっきりそう伝えてくれ。できれば自分たちで解決してよ。そんな面倒なこと、持ち込まないでくれ」という気持ちなのよ、本音ではね。
だから、自分の子どもは自分で守る。自分のことは自分で守るしかないの。「だれかが助けてくれる」なんて甘えちゃダメだよ。
白銀も黄金も玉もなにせむに まされる宝 子にしかめやも(山上憶良)