2006年11月19日「プラダを着た悪魔」

カテゴリー中島孝志の不良映画日記」

 今日はいろんな映画が封切られてるんだよね。山ほど仕事抱えてんだけど、ちょっと抜け出して観ちゃいました。
 けど、どれにすっかなぁ。いろいろやってんじゃん。「地下鉄・・・」に続く浅田作品かな、やっぱ。「椿山課長の七日間」。けど、伊東美咲か・・・演技、下手だしなぁ。後回しにしよっと。

 「プラダを着た悪魔」か、それとも「氷の微笑2」か? シャロン・ストーン大好きなんだよね。
 よし、決定! 「プラダ」にしよう。ハマじゃ「グッチを着た天使」と呼ばれてる男だもんね。


スピード感のある映画だったな。

 なんか似てんだよな。テイストが。
 な〜んだ、やっぱそうじゃん。「Sex and the city」と同じ監督(デヴッド・フランクル)じゃないの。で、ストーリーは「ワーキングガール」のファッション版?

 これ、実話なのね。「ヴォーグ」誌の女性編集長のアシスタントをしてたローレン・ワイズバーガーのベストセラー小説が原作なんだ。
 全米の働く女性の圧倒的な支持を得た作品だよ。つまり、いまの女性が求めてる三種の神器。お洒落と華やかな仕事、そして自己実現がテーマね。もち、恋もあるよ。苦い恋より甘い恋ってね。

 さて、ジャーナリスト志望のださい女の子が、たまたま紛れ込んだのがファッション誌の編集部。
 いままでのお馬鹿なアシスタントに飽きてたカリスマ編集長が「リスクをテイクしろ」という内なる声に導かれて採用しちゃったわけ。もち、そのダサさといったらないね。スクリーンでみたまんま。化繊のダサいセーター姿(どうでもいいけど、ユニクロがフリースのCM盛んにやってるけど、あれ売れるのかね?)。

 けど、やっぱメンター、コーチが現れてさ、プラダはもちろん、シャネル、ドルガバ、マノロ、エルメス・・・と着こなしてどんどん洗練されていくんだよね。

 おしゃれな女性ってのは私服がおしゃれなのよね。
 ちょっと言い方が変だけど、スーツってのはいくらでもごまかせるの。フォーマルだからさ。七五三て、馬子にも衣装っていわれるでしょ。けど、ジーンズとか、遊び着はセンスがもろばれ。だから、男も女もセンスのない人はシーンズはなかなか着ないのよ。
 もち、映画館は圧倒的に女性客ばかり。きっと、ファッションの勉強してんだろうね。はじまる前までうるさかったのに、上映したとたん静かになっちゃったもんね。

 カリスマ編集長役のメリル・ストリープはそうとうダイエットしたんじゃないかな。そういえば、松坂慶子さんもダイエットしてもらいたいよね。このまま行くと、天地真理になっちゃうよ。元がいいんだから、もったいないよ。