カテゴリー:中島孝志のとってもいい加減な市場観測日記

2018年12月11日 (火)

いよいよ金の時代?

 さーて、1日遅れで経済金融サイトの連載原稿を転載させて頂きます。あちら莫大な原稿料を頂戴してますんでね。ま、1日遅れでもそこそこ参考になると思います。ただし、1日遅れ、2日前のコンテンツですからご留意ください。

 3日で1400ドルの下落ですか。松藤民輔さんなら「恐慌だ!」と言い出してるかもしれません。

 さて、どうでしょう? けど、おかげで金価格が予想通りに上昇しています。



 ボリンジャーバンドでチェックしますと、11月半ばにようやくミドルバンドを維持(=揉み合い)し、それ以降、プラス1からプラス2Σに転じています。つまり、上昇局面ということです。ボリンジャーバンドではまだこの傾向が続くことになっています。

 株価の乱高下、いえ、下落下落下落には理由があります。



下落初日の▼799ドルは、投資家が現実に目覚めただけのこと。「米中貿易戦争がそんなに簡単に解決するわけないよね」と我に返ったからです。

 下落2日目(ブッシュパパの葬儀で翌々日になりました)は▼79ドルでしたが、下落幅は▼800ドル。それからの反発ですからダウのパワーはすごいものです。頼もしささえ感じましたよ。ボーイング株が大幅下落しましたけど、盛り返しました。▼6.48%が▼3%まで下落を縮小させています。

 ボーイングが下落すればダウ平均株価は下がります。ファーストリテイリングが下落すれば日経平均株価は下がります。逆に言えば、ボーイングが上昇すればダウ平均株価は上がりますし、ファーストリテイリングが上昇すれば日経平均株価も上がります。



参考までに、7日金曜日、日経平均株価が177円上げていますが、上げの功労者はファーストリスイリングとユニファミマでした。下げの犯人はソフトバンクです。

 ソフトバンクは子会社のIPOを直前に控えて、HuaweiのCFO(創業者の娘)が逮捕されたり、通信障害が発生したり、株価が大幅下落したり、冴えません。今日から価格から抽選が始まるのに、どうしたものか。



 とてもとても偶然とは思えません。謀略論は信じていませんが、習近平肝いりの政策「中国製造2025」ではなんといっても「Huawei」がど真ん中企業です。この「Huawei」潰しのための「ソフトバンク攻撃」ではないのか、と勘ぐりたくもなります。

 もしかして「上場延期?」とも思えてならないのです。



 日銀は月初からすでに3回も「介入」しています。3月、6月そして、9月は総裁選で介入額を増やすのではと思いましたが、地力で株価を上げました。10月10日からの大幅下落で10月の日銀介入額が増え、そしていま12月です。

 今月が介入額としてはいちばん多いのではないか、と考えています。なぜなら、ソフトバンクが上場するからです。個人投資家を対象に2兆6千億円ものIPOです。時価総額7兆円にも届くか、と噂されています。これだけのIPOが当選したとき、個人投資家はどうするでしょうか?
 金を売る? 債券を売る? タンス預金で買う? おそらく、手持ちのボジションを整理整頓して購入資金に充てるのではないでしょうか。

 となりますと、ソフトバンクのおかげで死屍累々とほかの銘柄が下落していくことにもなりかねません。個別銘柄はどうでもいいけど、日経平均株価という指数はなんとか守りたい、というなら、下落すれば介入する、下落すれば介入する、ということになるのでは、というのが私の予測です。

 ならば、どんな銘柄がいいの? これは私の「投資メルマガ」で研究してください。なかなかのものですから(だれも言ってくれないので自画自賛しておきます)。ヒントは出しましたよね。

 そして、3日目が▼558ドルです。高値からの下落幅は810ドルです。つまり、3日間で1400ドルの下落というよりも、毎日の値幅が800ドル。この下落をなんとか盛り返してきた、というのが現実ですね。

 大きな原因は、もちろん、イールドカーブの逆転。長短金利の逆転です。



 短期金利2年債よりも長い5年債の金利のほうが高いのが普通なんですが、2年債のほうが高くなってしまいました。10年債よりも高くはなっていませんが、それほど変わらない、という状況ですね。
 逆イールドカーブは「景気後退局面突入」を意味する、ということはどなたも聞いたことがある、と思います。



 景気後退? ならば株価も下がる? いまのうちに売っておこう。投資マネーはいつもいつも臆病ですから、一斉に売却に転じた結果、3日で1400ドルの下落となったわけです。

 「株価下落は一瞬。すぐに反発するのでは?」と書きました。事実、その通りになりました。しかし、12月8日のシカゴ日経平均先物は230円ほど下落しています。つまり、上昇分をパーにしかねない、ということです。「寄り付きは大雨です!」というアナウンスが聞こえてきそうです。

 ならば、空売り?

 こんな地合いですが、空売り率に余裕があります。反発する可能性も低くはありません。
 日銀介入を抵抗線に考える外国人が「ソフトバンク祭り」をあてにして日本株に戻ってくるかもしれません。 

 ダウが下落傾向にあり、米中貿易戦争の名脇役中国の株価はどうでしょう?
 上海株価指数はこのところ低空飛行のまま揉み合いです。かといって、10月につけた指数よりはマシ。当局が全力で踏ん張っているのでしょう。



 為替は? なにかまた「事件」が飛び出さないとも限りません。前回お話しした地政学的イベントがあるかもしれません。

年内どうのこうのというよりも、猶予期間90日間の間に「習近平失脚!」があるかもしれませんよ。トランプの尾を踏んでしまったのは習近平です。トランプは「独裁者」を守ろうとします。けど、それに気づいた勢力(中国)が排除するかもしれませんね。
 なぜ90日なのか? 2月末なのか? 3月には全人代が始まるからですね。

 逆イールドカーブの発生。長期金利の頭打ち。利下げも視野に入っていると思います。

 いよいよ、金の時代に入った、と考えるべきでしょうね。

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プロフィール

中島孝志(なかじまたかし)
■東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等ビンボー暇無し。
■ビジネスパースンのアフター5勉強会の先駈け「キーマンネットワーク」を26歳から主宰。ただいま全国で開催している勉強会は
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■講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業等で大人気。全国紙をはじめ専門誌、永田町メディア、金融経済有料サイト、大手企業広報誌から宗教団体機関誌などの連載を20年以上続ける。
■著訳書は480冊(電子書籍100冊含む)。大臣や経済団体トップなど政財界をはじめとした要人プロデュース延べ500人超。読書は年間3000冊ペース。落語と宝塚歌劇、大衆演劇、そしてシャンソンの熱烈なファン。
■日本青年会議所の「TOYP(人間力)大賞」を87年から3年連続受賞の快挙(横浜JC推挙)。
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