2019年10月05日「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

カテゴリー中島孝志の不良映画日記」

 混んでましたな。うーん、面白かったか? そこそこ。どうして見ようとしたか? 原原メンバーのご推奨。結果は? うーん。160分。痛い。ホント痛い。

 でも、こういうチャンスがなければ永遠に見ないかも。『レザボア・ドッグス』『パルプ・フィクション』『ジャンゴ 繋がれざる者』は見ました。

 けど、これはどうかなー。「ワンス」ならNYでしょ。やっぱねー。



 さーて、時代は60年代のロス。「FBI連邦警察」「タイトロープ」「コンバット」全盛。デカさん演じるのは落ち目の映画スター。ブラッド・ピットは親友でスタントマン役。

 これ、モデルつうかインスパイアされたのは・・・バート・レイノルズですよ。ということは、スタントマンはハル・ニーダムでしょ。



 このコンビ、いいなあ。結婚しちゃうんでね。男の世界が壊れちゃうけど。野郎つうのはこんな関係が大好きなのよ。志村さんと大吾さんてそうでしょ

 タランティーノですから、ファミリーを大切にしてますね。

 「○○する?」
 「塀の外を歩いてきた。未成年一発で逮捕されたくないんでね」



 実は、映画全篇で気になったのがこの女優。プッシーキャット演じるマーガレット・クエリー。ドラマ「Fosse/Verdon」でエミー賞助演女優賞に初ノミネート。まあ、『フォー・ウェディング』のアンディ・マクダウェルが母親とはね。サラブレッドだわな。

 そういえば、ブルース・ウィルスとデミ・ムーアの娘も出演してるし、大好きなティム・ロスの息子も出演。なんやねん、タランティーノ・ファミリー総出演やんけ。ティム・ロスも出演してるしね。

 そうそう、テレビ登場で映画が落ち込むのは日本も同じ。まあ、懐かしい映画がたくさん「入子」で紹介されてるから二重に面白いね。
 
 同時に・・・ロスで起きたシャロン・テート殺人事件が後半の主題。
 チャールズ・マンソンつうカルトの親玉同様、親にも棄てられた信者たちに殺しをそそのかす。妊娠中の彼女が殺されちゃうわけ。

 1969年8月9日のこと。

 ゴミに殺されたわけですけど、人の価値を計るモノサシなんてないからね。

 映画では、デカとピットが襲われるだけ。逆にマンソン一身は火炎放射器で殺されちゃう。

 『レザボア』同様、痛快。音楽サイコー。

 そういう意味では『イエスタデー』は期待できるかも。。。