2020年03月10日いますぐ消費税率を5%に戻しましょう!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 忘れないうちに(その1)・・・本日深夜に 「3分でわかる!チャートたっぷり!中島孝志の『経済教室』 を配信します。
 略歴だけはゴージャスな「専門家」の発言には呆れてしまいます。ウイルスと細菌の違いもわからず、恐怖とデマで国民を踊らせるばかり。そこで今回は正しい情報と対処法についてお話しします。
 タイトルは 『メディアを鵜呑みにすると命取り!どうする?新型コロナウイルス!役に立つのは修羅場で解決してきたこの3人のアドバイスだけ!--その3』 です。ご期待ください。

 忘れないうちに(その2)・・・知人の著名投資家は3/10下落するなら「底値で買い進む」と断言。
 なるほど、「強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」というジョン・テンプルトンの投資哲学の通りに行動するというわけですな。

 実はこれにはステージがあります。

1市場が総悲観となった局面が強気相場の出発点になりやすい
2先行きに警戒感や疑いが残るうちは徐々に回復する
3警戒感が薄れて楽観的になった頃には相場も天井圏が近い
4市場が総強気や幸福感に浸っているときは上昇相場が終わることが多い

 さて、エル・エラリアン曰く「この下落局面で買ってはいけない。テクニカルを無視してはいけない。いずれ落ち着きを取り戻すだろうが、その前にもっと悲惨な局面を迎える。パニック買いは賢明ではない」とね。

 消費が激減してますね。今年前半は回復できないでしょうな。
 消費の敵はなにか? マインドですよ。消費者の心が冷えこんでしまうとあきまへんな。

 新型コロナウイルスは収束します。「早ければ月内」「遅ければ? 5月」・・・甘いかな。

 突然変異がありますからね。

 けどね、突然変異てのはネガな現象ばかりではありません。いやいや、ポジのほうが圧倒的なんです。だからSARSもMERSも収束したわけでしょ。彼らは死んだふりして「へーんしん!」して機会をうかがってるわけですけどね・・・。

 消費が回復しなければどうなるか? 在庫は古くなる。賞味期限が切れる。その前に叩き売らなくちゃ。で、バーゲンセールが始まる。価格破壊=安売りとなれば、デフレに振れますね。

 設備投資は? 消費が戻らないのにできます? 設備投資が激減する。銅価格、鉄価格は暴落してます。中国は在庫の山が錆びつき始めています。





 人の移動がこれまた激減。出張費が浮く? 交通機関の売上は激減しますね。ホテル等もそうでしょ。ただでさえ、あてにしてた中国人が空振なんすから。
 うるさい連中が消えたから旅行に行こう、なんて考えるのは私くらい。人気の安いバスツアーも自粛傾向。デパートはふるわない。

 量販店はPCが売れ始めた。子供たちが自宅待機なんで知育ゲームがバカ売れ。実は自宅待機のお父さんも楽しんでるとか。







 コロナ騒ぎで増収増益に転換してるのはほかにもたくさんあります。これは「どん底メルマガ」で取り上げます。

 いずれにしても「1億総うつむき加減」なんですよ。

 いまこそ政府は「消費税率」を5%に戻すべきですね。ポイント還元と合わせて10%オフ。つまり、消費税ゼロ!

 財務省が大反対! そりゃそうでしょ。けど、そうしないと消費はもちませんよ。株価は上がりませんよ。日銀とGPIFは含み資産が吹っ飛ぶどころか債務超過必至ですよ。

 いまやるべきです。もしオリンピックを延期するとしたら、同時発表すべきです。

 V字回復する? 必ずします。もともと武漢コロナは収束することになってるんです。タイミングを合わせたら「V字」どころの回復ではありません。株価は一挙に3万円台を突破します。

 「税率を下げる」というのはそのくらいサプライズとインパクトがあるんです。

 またレジを交換するんですか? したらいいじゃないですか? 「危機」なんですから。自宅待機の労賃までもつんでしょ。レジ交換ソフト変更でソフト会社の売上が増えます。

 10%も税率下げたら「高級車」「高級家具」等々、高価なモノから売れます。「グリーン車」で旅行しよ、とかね。

 日本人は貧乏人じやありません。大金持ちです。コロナで狙い撃ちされたシニア層ほどお金を握って離さないんです。今回の大騒ぎで「生きてるうちに遣おうか」と宗旨替えしてるかもしれませんよ。

 そうなんです。お金持ちほどお金を遣わなくちゃいかんのですよ。

 1930年、ウォール街から端を発した「世界恐慌」の時、松下幸之助さんはあえて高級車を購入しました。



 ホントは自家用車なんぞ買うつもりがなかったんですけどね。あまりに政府が緊縮緊縮緊縮財政とうるさいんで、モノが売れない。

 消費は心理的側面が大きいんです。だから率先して高級車を購入したんですよ。誰かが始めないとね。これは見識だと思います。ケチではできません。活きた金を遣いました。

 日本人ならだれでもできますよ。金持ちシニアはたくさんいるんてす。彼らが握って離さないからデフレなんです。

 いまこそ遣い時です。政府は背中を押してやる政策を考えなくちゃ。年内のみの時限立法でもいいでしょ。数値目標を織り込んでもいいでしょ。野党のセンセ方のように頑迷固陋にならず、フレキシブルに考えなくちゃ。

 そういうわけで、不肖、私も高級車とはいきませんが、赤坂の高級店「会津料理 鶴我」で今月の東京原原は二次会をやります。少し早く終わらせます。青山からタクで近いけどね。

 飛露喜、泉川・・・など40種類の高級酒、飲み放題にしてもらいました。そうそう、宴会自粛とかなんとかなんで、今回は原原としての二次会はありません。ですんで「物好き」のみご参加ください。〆は手打ちそばになるか釜飯になるか・・・。

 少し写真をアップしておきましょうか。


盃、器、箸はすべて会津塗。囲炉裏には鮎、岩魚。頭からガブリいけます。

リキマンションのそばです。


  

 予算は幹事マサさんのメーリングリストにある通りです。

 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は 『免疫力を強くする 最新科学が語るワクチンと免疫のしくみ 中編』(宮坂昌之著・1,210円・講談社) です。とてもいい本です。