2020年05月17日世界はがらりと変わります。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 朝いちで福岡から羽田。始発ですよ。10:30からギロッポンで撮影があるんでね。8:10発。それまでの飛行機はすべて欠航。羽田-福岡もそうでしたが、さすがにJALも毎回「感謝メール」が届くようになりました。

 いままでそんなことなかったよな。

 アフター・コロナは生活スタイルが一変します。

 すでにテレワークが当たり前。オフィスに通わなくてもOK。ということはオフィスなんぞなくてもいいわけ。デラウェア州みたいにマンションに何万社も登記されるような状態になるかも。

 オフィスに通わないという意味は「人間関係」が薄くなります。「帰属意識」もそうなります。たまたま、いま、所属しているだけ。ということは、働く側も「成果」のみが評価されることになります。

 成果に対する評価に対価が支払われる。パフォーマンスが低ければ即刻「クビ」。ま、3カ月とか半年ごとの「更新」。もちろん。お互いにね。

 これ、アメリカではよくあります。

 「役員は年俸が増えるけど私らのクラスではねー」とこぼすんで、「そんなことないよ。年俸が高い順にリストラされるんだから、彼らはハイリスクハイリターンなのよ。年俸上げたいなら、ヘッドハンティングされてるんです、とにおわせてみたらいいよ」とアドバイス。

 これ、かなり危ない交渉でね。「あっ、そう。わかった」とクビを切られるリスクもありますからね。ま、この人の場合は奏功したからよかったけど。

 同じ会社にいる間、基本、年俸は上がりません。上がるのは転職の時。だから何度も転職を繰り返すわけ。キャリアビルディングとはそういうこと。ジョブホッパーは安く見られるだけ。

 会社ってのはキャリアを積んで付加価値を積み上げる「道具」ですからね。「会社に養われてる」なんてヤツは不要なのよ。

 レナウンが民事再生法申請とはね。レナウン知ってまっか?

 実は、生まれて初めてスーツを買ったのが「ダーバン」なのね。アラン・ドロンのCMで一世を風靡しましたよね。「♪ワンサカ娘」もなかなか良かったし。

 時代が終わりましたな。スーツ着ないからなー。テレワークならなおさら。