• 2025年8月15日(金)

    「陸将、海将と振り返る 昭和の大戦 クリティカルシンキング」 小川清史・伊藤俊幸・桜林美佐著 1,980円 

    終戦記念日です。正確には9/2なんです。だから、8/15以降も秋田に爆弾が落とされたり、ソ連が千島列島を侵略したりしていますが、戦争は条約調印のその瞬間まで続きます。

    勝手に武装解除してしまう・・・甘いです。

    めちゃボリューミーですが、1回でほんのさわりだけお届けしたいと思います。さらに楽漬けしたお話は原理原則研究会で詳しくご披露します。おたのしみに・・・。

    自衛隊最高幹部が振り返る、大東亜戦争のターニングポイント、最新の知見から見た大東亜戦争とはどうだったのか。
    ベストセラー『参謀の教科書』(双葉社)を著書に持つ、伊藤元海将。潜水艦艦長にして米国防衛駐在官、情報官(インテリジェンス)も勤め上げた、海将だから読み解ける視点。
    『作戦術思考』『心を道具化する技術』(ワニブックス)を著者に持つ、小川元陸将。2016年熊本地震の災害派遣を指揮。レンジャー教官。装備部長、西部方面総監。米軍歩兵学校、指揮幕僚大学留学経験もある陸将だから気づくポイント。

    本書は歴史書というだけではなく、リーダー論、フォロワーシップなど、現代にも通じる組織論などに言及した新しい試みの書籍です。日本にとってあの大戦を考える一つの視点になれば幸いです。