2007年07月25日熱い熱い選挙が熱い!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 いやはや、「天下分け目の戦い」といってもいいですな。
 今度の参院選。自民・公明と民主の一騎打ち。「与党苦戦」が報道される中、党首は文字通り東奔西走の毎日ですな。
 でもね、この人たち、選挙になるといきいきする生物だかんね。国会内では居眠りしてても選挙となるとアドレナリンがガンガンに出ちゃう。さながら、冬眠から覚めた熊だかんね。

 「与党不利」と連日マスコミ報道がされちゃうと、日本人て意外とバランス感覚があるから、「こりゃいかん」と潜在意識で自民に投票する行動が出てきちゃう。結果として、そんなにぼろ負けはしないかもしれませんよ。

 もし報道通りの数字だとしたら、今後、与党が提出する法案はことごとく廃案になるか、野党の修正案を次々に呑まなけりゃいけなくなる。
 衆院に優越権が認められているのは、総理の指名、条約、予算、それと法律案。けど、法案は衆院では3分の2以上の賛成がなければ議決できないかんね、こりゃきついっすよ。
 となりゃ、遅かれ早かれ衆院解散ともなりかねませんわな。

 実はいま札幌なんたけど、ホテルのエレベーターでびっくり。なんと、黒川紀章さんじゃないの。ほかにだれもいない。
 「あれ?」と思わず声に出ちゃった。
 「黒川紀章で〜す」
 おいおい、なんだなんだ。この軽いノリは。ホントにもうおちゃめなんだから。「で〜す」っての口癖なんだよね、この人。 


奥さんは当選圏内? がんばれ、紀章さん!

 そうか、道内に選挙演説で来たんだ。そう言えば、共生新党立ち上げたもんなぁ。
 奥さんの若尾文子さんは「当選圏内」と報道されてたけど、本人は?印。で、ガックリ来てたらしいけど、こういうタイプは立ち直りも早いからね。
 「私の奥さんは若尾文子で〜す」と叫びながら選挙区内を練り歩いてたとか。

 いいねぇ。参議院議員はこういう人でなきゃ。衆院落ちこぼれと官僚OBばかり出馬するから、参議院は存在があまりにも軽くなっちゃったわけでしょ?

 今回の参院選は、自公・民主の一騎打ちだけでなく、実は「ミニ政党」の奮闘ぶりに注目しなければいけない選挙だと思うんだな。たしかに二大政党制であればこそ権力の移動が可能になります。けど、健全なミニ政党あればこそ幅広い議論ができるんだ。

 鈴木宗男さんの新党大地も奮闘してるね。いずれ、佐藤優さんにも立候補してもらいたいけど、裁判が確定するまでは外務省にずっといるんだろうな。
 けどさ、あのプロレスラーに応援してもらうのは逆効果なんじゃないか? あの人、自民党じゃん? 今回は当選の芽がないからさっさと反旗を翻しただけのことでしょ? 私ゃ、逆効果だと思うけどね。どういうつもりなんだろ?

 逆に言うと、選挙というのはなりふりかまわないイベントだということか。「人寄せパンダ」「テレビタレント」が喉から手が出るほど欲しい? 田舎じゃ、芸能人なんか見ることないから、それだけで人が集まってくるもんな。

 田舎の人にとって、選挙はお祭りだもんな。そして、このせわしい前夜祭が終わると、今度は本格的にお盆がやってきます。ご先祖を祀りましょう。


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