2007年07月30日これからの政局

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 今日から「日刊ゲンダイ」紙上で中島孝志の連載(毎週)がスタートします。テーマはネオ・ビジネスマンのための脱力系生き方コラムとお考えください。

 さてと、昨日お伝えしたとおり、今日は朝から日経平均株価は投げ売りでしょうな。先週からNYダウは暴落してるから、ダブルでドッカーンと落ちるわな。
 で、底でさらえば儲かる? ご明察。

 ところでNYダウにしたって、日本の新聞じゃ右肩上がりのように見えるけど、これ、ドルベースでの話。円ベース、ユーロベース、カナダドルベース等で見ると、この5年間、ぜんぜん上がってません。むしろ、順調に下がってます。これ、覚えといてね。
 
 さてさて、これだけ自民党か負けると、従来であれば、野党よりも自民内で総理下ろしがあったもんだけど、いまや、それも無し。
「退陣か?総辞職か?」とマスコミは騒ぐけれども、しばらく、党内は静観でしょうな。なぜなら、党内の大御所が静かにしてろってスタンスだからね。それでも騒ぐような暴れん坊がいればいいけど、そんな人材もいない。
 まぁ、嵐の前の静けさです。


脚本も良かった。監督だって良かった。けど、トチってばかの大根役者が多くてね。まっ、選んだのボクだけど・・・。

 「政治の盲腸」とも揶揄される参議院だけど、民主党が第1党をとるとどうなるか? これ、政府にとっては脅威ですよ。まず、参院議長は民主党がとります。次に、参院の各委員会の委員長も民主がドカドカとります。
 結果、どうなるか? いままで都合の悪いことは出さなかったデータ、資料等々が民主党が欲しいだけ参院の場に公開されてしまいます。
 つまり、政府ほど強くはないけれども、それに準じるほど強い力を持つってことです。

 野党は勢いをかって衆院解散に追い込むつもりだろうし、衆院議員は解散に備えていまから浮き足立ってるはず。センセー方もしょっちゅう選挙区に戻ると思うよ。
 そこで、態度を決めなければならないのは「公明党」ですよ。というか、創価学会ね。このまま、自民党をサポートしていいのかどうか。

 よく考えると、自民党てのはとっくの昔に選挙に弱い政党になってるのよ。公明党(=創価学会)のサポート無しに勝てる候補者ってなんにんいるのよ?
 もし、この点を小沢民主党が突いたらどうすんだろう? 参院選ですら「政治生命を賭ける」って言ってたんだから、政権奪取の鬼のために自公連立をぶっ壊すかもしれない。

 沈みつつある泥舟に乗ってるとしたら、いつでも「呉越同舟」の関係に戻る覚悟でいなくちゃ。

 というわけで、参院選に大敗するという意味は、安部自民党にとって、日本の構造改革だけでなく自民党の構造改革をも考えなくちゃいけなくなったわけ。

 ところで、「ポスト安部」として麻生さんの名前が取り沙汰されてるけど、私ゃ、いまでも河野洋平さん(衆院議長)の芽はあると思ってます。もち、短期リリーフですよ。いま、議長だから党籍は離脱してるけど、こんなの簡単に戻れるからね。
 小沢さんも自民と大連立を組む気なら、河野さんを巻き込むという手もあり、なんじゃないかな? そういえば、麻生さんて河野派だったな。

 どうでもいいけどさ、丸川珠代って東国原知事に似てない? 私だけ?


唯一の安部チルドレン(てことは安部チャイルドか)?佐藤ゆかりさん以上にマスコミの餌食になりそうな予感。(欽ちゃん風に)バンザイ無しよ!

ミスター宮崎!知事はこうでなくちゃ!県政にかなり貢献してんじゃないか?