2016年01月14日北朝鮮は今年限りかも。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 明日は博多原理原則研究会です。第4期(だと思う)の第1回目です。
 で、「2016年を予測する」つう政治経済のテーマなんですけど、もしかすると、二次会に「あの人」が乱入するかもしれません。いま電話あったんですけどね。
 「ウォール街は総売りだ」「いよいよ始まるよ」とのこと。ひと足先に博多原原メンバーはここだけの話が聞けるかもしれませんね。

 飛行機が遅れたらパーなんすけど。。。

 さて、慰安婦問題について、日韓それぞれ譲歩と妥協をしつつあります。あの韓国政府が「挺身隊」を説得するべく動き始めました。

 「ボールは相手につねに渡しておけ。そうすれば相手が動かざるをえなくなる」という法則通りです。慰安婦問題にしても徴用工問題にしても、とっくの昔に解決済み。そういう意味では、韓国の国内問題なんすよ。いちいち日本を巻き込まないで欲しいのよね。

 ま、この問題。韓国が身内の説得に失敗してもいいし、成功してもいいし、日本はどちらでもいいわけで。日本人は、バカか左翼か反日でない限り、慰安婦問題はえん罪であることを知っています。ですから安倍政権にそっぽを向く人もいるでしょう。

 けど、韓国という国を相手にするとき、日本が常に強大なパワーを持ち続ける限り、彼らはおもねってきます。そういうお国柄ですからね。すでにポスト中国を物色してるはず。

 中韓つうのは信じられない鉄面皮のお国ぶりでして、和解すんなら、スワップもよろしくね。これから長いお付き合いするんやったら、考えてみてつかあさいや、てなもんでしょな。

 ほら、やっぱり言い出しよった。この豹変が恥を知る上品な日本人にはできないし、信じられないわけよ。

 けどね、追い剥ぎ泥棒、恐喝、やくざもん紛いの国々を相手にするには、このくらいはできんとな。
 
 北朝鮮の人々も同じでしょうが、首領様がけっして許さない。けっして妥協しない。譲歩しない。その北は、「核保有国家」であることをアメリカが認め、国家存続=「主体思想」を潰さなければ、6か国協議を再開してもいい、という姿勢です。ここが生命線なんですよね。

 「水爆」実験と同時になぜいまこんなアピールをするかといえば、イランに妥協したオバマ政権のうちにやらないと間に合わないからですよね。11月になったらもうオバマの言うことなどだれも聞きません。共和党候補が大統領になっても、ヒラリーがなっても、北は潰されます。

 北がつぶれていちばん困るのは韓国ですよね。気づいていないぼんやり大統領を脅し上げて日本と「和解」させ、嫌がる安倍さんをこれまた脅し上げて韓国と「和解」させたわけです。

 いまここで和解させた理由はなにか?・・・アメリカは北を本気で潰すつもりだからですね。ロシアも賛成のはず。中国も賛成のはず。

 なぜか? 北の核技術がISのようなイスラム過激派に流れることを怖れているからです。これは時間との勝負ですよ。「テロ」だけでもビビってるのに「核」付きだったらどうなります?

 中国もISが新疆ウイグル自治区のムスリムに流れたら大変です。ロシアもチェチェンに流れたら困ります。イランの核はIAEAにきっちり査察させるでしょう。



 北は妥協しない、中国の言うこともドタキャンする。アメリカは何度も裏切られてきました。中国もロシアもアメリカへの緩衝国として北は役立っていましたが、中国とロシアにとって「いまの北」はアメリカにとっても「いまのIS」と立ち位置は同じです。

 北がつぶれたら困るのは中国も同じです。水爆実験と同時に国境に3000人の人民軍を派遣しました。けど、北の難民が中国側に渡ってきたら大変ですよ。天安門事件どころではないでしょうね。

 「現状維持」が北をのぞく5か国にはベストですが、もう終わりでしょうね。日韓をいまのいまになって無理やり和解させた意味というか狙いを、日本人はもっと真剣に考えるべきですね。


 さて今日のメルマガでご紹介する本は「ヨーロッパから民主主義が消える」(川口マーン惠美著・PHP研究所・864円)です。