2016年04月18日来月開催予定だった「蛍とヤマメと名湯を満喫する人吉ツアー」はいったん中止することになりました。。。

カテゴリー中島孝志の「日本伝統文化研究会」」

 来月、原原・日本伝統文化研究会が予定していた「人吉ツアー」は、折からの熊本地震のリスクが不明なのでいったん中止と決めました。ご了解ください。


名城ですよ、熊本城! 日航ホテルの近くのバーからはライトアップされた熊本城が拝見できるんです。


 現地報告(本日現在)によりますと、「人吉は熊本から80km、JRで1時間半と離れており、震度4でそれなりに揺れましたが大きな被害は出ていない」「温泉もノープロブレム」とのことです。なにがあろうと行く、という方はどうぞどうぞ。
 幹事のTさんは地震があろうがなかろうが人吉入りしているそうです。参加希望者はメーリングリストでご案内しているTさんのメアドに直接申し込んでください。


ありし日の阿蘇神社です。


 私は博多原原がありますので博多までは行きます。しかし人吉ツアーには参加しません。当日までに九州自動車道が復旧できるか心許ないからです。博多〜熊本はまだしも、熊本〜人吉はトンネル続きでして、こちらのほうがリスクが高いと判断しています。鉄道網にしても肥薩線はこれから安全確認をしなければならないでしょう。

 元もと、博多原原翌日は南蔵院(日本一の涅槃像で有名!)と宇佐八幡、そして大元神社(山の中です)に詣り、熊本に入って勝烈亭でランチ、その後、石光真清記念館でしっかり勉強してから、宴会に間に合うように人吉入りする予定でした。幸いにも地震が小康状態であれば、博多原原翌日には南蔵院と宇佐には詣るつもりです。

 いまの段階で確実に人吉入りできるルートは、神武天皇ではありませんが南端から北上するルートのみではないでしょうか。鹿児島空港から高速バス40分で人吉には入れます。温泉は九州一。鰻は絶品。焼き鳥も焼き肉もパスタもバーもお勧めです。博多原原に参加しない方は満喫できると思います。 

 今回の地震は例外だらけ。吉野川活断層の大暴れであれば、今後、京都まで揺れるリスクも否定できません。なんといっても九州は地震より噴火のほうがリスクが高いと考えています。以前、原原で講義しましたが、阿蘇、姶良、霧島、硫黄島・・・ありとあらゆるカルデラがあります。

 「風評被害」云々はまだ早いでしょう。1か月後くらいでしょうね。いまはキャンセルがベストです。観光地は逃げませんから。原原・日本伝統文化研究会としては、いったん中止を決断しました。

 リカーレントします。

1原原としては「人吉ツアー」は中止します。
2なにがあろうと行きたい方は幹事のTさんにメールよろしく。
3博多原原(5月度開催)翌日は南蔵院と宇佐八幡、大元神社(奥の院)に詣ります。二次会も含めて参加希望者は中島孝志までメールよろしく。

 いずれにしても今後の状況を鑑みてご判断ください。

 参考までに、いま、テレビで政府の地震報告しとる青木元君て、私の師匠青木匡光先生のご子息なのよね。成蹊中高から気象大学(ここの合格者は東大が滑り止めです)つう優秀かつ落語大好きのユニークな人財なのよ。よ〜似とるわ。


 さて、今日のメルマガでご紹介する本は、先週、原理原則研究会でもご紹介した「今日が人生最後の日だと思って生きなさい」(小澤竹俊著・アスコム・1,080円)です。

 しかし安倍政権はこの地震で堂々と消費税凍結を公約にできますな。「東日本大震災やリーマンショック並みの経済危機が起きない限り、予定通り消費税を引き上げる」つうことでしたもんね。
 安倍さん、2014年も解散2カ月前に御嶽山噴火がありました。あれがなければもっと早く解散していたはず。今回も同時選挙にブレーキです。それを承知で突破するか、それとも衆院は秋口に解散するか。一瞬の判断ですな。