2016年06月11日そういえば、明日で終わりなのよね、カラヴァッチョ展。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 いっつもギリなんだよなあ。きちんと計画建てて、スケを手帖等に記して、今月、今週、今日、すべきことはきっちり確認して・・・と本では書いてますけどね。

 なかなかできまへん。

 若冲展なんぞは、気づいた時には、テレビ効果もあって、長蛇の列。2〜4時間待ちなんてムリムリ。ま、大阪原原の素敵なメンバーから今月末から京都でやりますよ、と教えてもらって、次回、大阪原原に合わせよ、と決めました。

 ま、こんなことばっかなんすけどね。

 で、言い忘れたのがこれ。カラヴァッチョ展。カルパッチョちゃいまっせ。。。画家でおま。正確にはミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョというらしいね。バロック期のイタリア人画家だそうです。

 枢機卿から依頼された『聖マタイの殉教』『聖マタイの召命』で一躍、注目されるわけでね。けど、この手の才能豊かな人物にはよくありますけど、人間的にはとんでもない野郎で、ローマ教皇から死刑宣告を受けるのも当たり前。乱闘で若者を殺したかどで懸賞金をかけられ逃亡生活をしてますからね。


『聖ペテロの磔刑』(サンタマリア・デル・ポーポロ聖堂所蔵)

 こんな男ですから、弟子なんていない。けど、真似する画家、いえいえ、オマージュつうかジェネリックつうか、ま、取りいれる画家はたくさんいたのよ。一目瞭然ですけど、ルーベンスとかレンブラントなんて、明暗をうまく描いてるよね。これ、バクリ、いえいえ、オマージュでありジェネリックなのよね。


いちばんのお気に入りは・・・「マグダラのマリア」。

 カラヴァッチョ展。なんと明日まで西洋美術館(上野)でやっとります。見たほうがいいっすよ。