2007年07月19日「あるスキャンダルの覚え書き」

カテゴリー中島孝志の不良映画日記」

 「日経のBizPlus」に連載中の「社長の愛した数式」が好評で1日5万人を突破するアクセスで日経がびっくり。自慢ではありません。
「BizPlus」は20人の執筆者で計18万人の読者がいるんですけど、小生のコラムがダントツ人気なのだそうです。いやいや、けっして自慢ではありません。

 「社長の愛した数式」は「吉本興業」の第1回目です。毎日新聞Webサイト「中島孝志の おとなの仕事相談室」も更新されています。


 顕在意識は潜在意識の召使いに過ぎない。こういったのは、ユングだったかフロイトだったか・・・。

 心のどこかがすっぽり抜けている。意識しなくても、人間はそこを埋めるためになんらかの行動に出ます。子どもの頃から親に愛されたことのない女性は、自分の身体を使ってでも他人の歓心を引き寄せようとします。
 ありもしない嘘をついたり、ありったけのブランド品で装ったりね。

 私、そういう人を見ると、幼児期に辛い体験があるんだろうな、とついつい探ってしまいます。

 人はそれを虚飾の人生といいますが、本人にしてみれば、これは「ジグソーパズル」のようなもの。埋めないと、バランスがとれなくて狂ってしまうわけ。
 病気? 病気の1つかもしれませんね。
 治療法? 関心を寄せることですね。ほら、愛の反対語は「憎悪」ではなく「無関心」というじゃあ〜りませんか。

 人はだれか1人でも味方がいれば強くなれる。そこに「居場所=存在意義」を感じることができるんですな。

 この映画で事件を起こすのは、心にぽっかりスペースが空いた女教師2人。


英国を代表する女優ジュディ・ディンチ。日本でいえば、だれかなぁ。杉村春子さん、森光子さん、市原悦子さんて感じ?

 いま、上映中だからメタばれはやめときましょう。
 それにしても、ケイト・ブランシェットは美しいなぁ。「ロード・オブ・ザ・リング」見ました? 普段着がいいんだよなぁ。いま、日本では見てるだけでため息が出るような女優いないもんなぁ。

 2人そろってアカデミー賞の主演女優賞と助演女優賞にノミネートされてます。まっ、取れないと思うけど。でも、「クイーン」でヘレン・ミレンが受賞したもんなぁ。可能性はあるか。

補足
 それはそうと、予告編で「エディット・ピアフ 愛の讃歌」やってたのね。この秋、封切りだってさ。こりゃ、楽しみだ。

第7期原理原則研究会のメンバーを募集します。
 物好きな方は左上の玉ねぎ坊やをクリックしてスケジュール、講義内容等をご確認の上、お申し込みください。年間会員制のため募集は今回限りで途中入会はありません。中島孝志&特別講師(3人)の「すべらない話」!ご堪能あれ!人生変わるよ!