2008年10月10日大和生命破綻!
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
日経平均株価が9000円を割ってしまいました。つうか、8000円寸前。ダウが8500ドルですもんね。当たり前といえば当たり前か。
それにしても早い。早い。「秋の陽の釣瓶落とし」どころではありません。直滑降ですな。なぜこんなに早いのか? 「FRBの素早い低金利政策」に誘導されてすべてが早く回転してしまった・・・のではないでしょうか。
日本のバブル政策はちんたらちんたら・・・「オレたちゃもっと早く動いて、さっさと解決してみせるぜ!」とね。けど、そのために下落ではなく暴落になっちゃった。
ウォール街の住人は金儲けがすべての野蛮人。その野蛮人がワシントンのならず者と一緒になりゃ、むちゃくちゃ最短距離をとりますわな。下手に自信過剰だから運転も乱暴。
それがいま、世界を混乱に陥れている金融恐慌の真因ですよ。
いよいよ、金融恐慌がだれの目にも明らかになってきたと思います。1929年の世界恐慌、昭和金融恐慌になぞらえて、そのうち、「平成金融恐慌」と呼ばれるんでしょうな。
「なんでアメリカのサブなんとかかんとかで日本の生保が潰れちゃうのよ!?」と驚きの方もいるでしょうけど、日本が鎖国してないという証拠ですがな。
日本一の会社トヨタは北米でたくさん売ってたんだから、アメリカの景気が悪くなりゃ、トヨタの売上も減る。売上が減って利益も減ったらボーナスだって上がらない。いや、減るかもしれない。
北朝鮮みたいに孤立した国だって、中国やロシアから援助してもらえなくなりゃ大変なことになっちゃう。「早く援助してくれ」というメッセージがミサイルであり、核開発の再開なわけ。まっ、電話リクエストならぬ「ミサイルリクエスト」ってことかな。
1年前、ダウは14000ドルだったんですからすでに40%の暴落。日本も同じ。ドルを円に換えればほぼ同じです。サブプライム関連の金融商品を買い込んで、さらにこの株価では運用成績はガタガタ。中小の生保など軽く吹っ飛びますな。まだ、出てくるんじゃないかな。
顧客も大変でしょうが、そもそも中小生保と契約するという行動が私にはわからんのですよ。日生と比べて利回りがいいとか営業が熱心だから・・・と言ったところで、破綻しちゃ話にならんわけです。
そもそも生命保険て安心・安全を買うわけでしょ? 財務体質の弱い中小では、いざという時、財務省も動きませんわな。「アリコは欲しいけど・・・エジソン、スターはいらん」というアフラックのCEOは商売人ですな。
会社が傾くとき、「虎の子」しか売り物はないんよ。株や債券で真っ赤かになってるとき、売れる物なら何でも売る・・・おかげで、NY原油先物(11月限)、NY金先物(12月限)も換金買いで下落してます。
世界不況の予兆から原油も暴落。ピークの半分ですよ。これ、もっと下がるでしょうな。ガソリンがリッター100円に戻るのも時間の問題でしょう。
不況になると、物が動きません。人も動きません。転勤も激減します。引っ越しも激減します。通販も控えるから、商品も動かない。お歳暮、お中元も激減する。宅配も激減する。原油、製鉄も消費が縮小するから輸入・輸出も激減する。世界的にマーケットが縮小しちゃうわけですね。バルチック海運指数もドカンと落ちてますな。
ワイドショーのコメンテーターでも金融恐慌と発言してるくらいです。慌てず、騒がず、淡々と投資の勉強をする。こんだけ価格が下がれば買い手市場ですよ。緊急にすべきことは勉強ですよ、勉強。
次の本は今回の「恐慌」を読み切った内容です。7月初に出版してるということは、書いたのは5〜6月。で、すでに「恐慌」とタイトルにつけました。いま、「恐慌本」があちこちから出版されてますけど、みな本書のパクリですな。
それにしても早い。早い。「秋の陽の釣瓶落とし」どころではありません。直滑降ですな。なぜこんなに早いのか? 「FRBの素早い低金利政策」に誘導されてすべてが早く回転してしまった・・・のではないでしょうか。
日本のバブル政策はちんたらちんたら・・・「オレたちゃもっと早く動いて、さっさと解決してみせるぜ!」とね。けど、そのために下落ではなく暴落になっちゃった。
ウォール街の住人は金儲けがすべての野蛮人。その野蛮人がワシントンのならず者と一緒になりゃ、むちゃくちゃ最短距離をとりますわな。下手に自信過剰だから運転も乱暴。
それがいま、世界を混乱に陥れている金融恐慌の真因ですよ。
いよいよ、金融恐慌がだれの目にも明らかになってきたと思います。1929年の世界恐慌、昭和金融恐慌になぞらえて、そのうち、「平成金融恐慌」と呼ばれるんでしょうな。
「なんでアメリカのサブなんとかかんとかで日本の生保が潰れちゃうのよ!?」と驚きの方もいるでしょうけど、日本が鎖国してないという証拠ですがな。
日本一の会社トヨタは北米でたくさん売ってたんだから、アメリカの景気が悪くなりゃ、トヨタの売上も減る。売上が減って利益も減ったらボーナスだって上がらない。いや、減るかもしれない。
北朝鮮みたいに孤立した国だって、中国やロシアから援助してもらえなくなりゃ大変なことになっちゃう。「早く援助してくれ」というメッセージがミサイルであり、核開発の再開なわけ。まっ、電話リクエストならぬ「ミサイルリクエスト」ってことかな。
1年前、ダウは14000ドルだったんですからすでに40%の暴落。日本も同じ。ドルを円に換えればほぼ同じです。サブプライム関連の金融商品を買い込んで、さらにこの株価では運用成績はガタガタ。中小の生保など軽く吹っ飛びますな。まだ、出てくるんじゃないかな。
顧客も大変でしょうが、そもそも中小生保と契約するという行動が私にはわからんのですよ。日生と比べて利回りがいいとか営業が熱心だから・・・と言ったところで、破綻しちゃ話にならんわけです。
そもそも生命保険て安心・安全を買うわけでしょ? 財務体質の弱い中小では、いざという時、財務省も動きませんわな。「アリコは欲しいけど・・・エジソン、スターはいらん」というアフラックのCEOは商売人ですな。
会社が傾くとき、「虎の子」しか売り物はないんよ。株や債券で真っ赤かになってるとき、売れる物なら何でも売る・・・おかげで、NY原油先物(11月限)、NY金先物(12月限)も換金買いで下落してます。
世界不況の予兆から原油も暴落。ピークの半分ですよ。これ、もっと下がるでしょうな。ガソリンがリッター100円に戻るのも時間の問題でしょう。
不況になると、物が動きません。人も動きません。転勤も激減します。引っ越しも激減します。通販も控えるから、商品も動かない。お歳暮、お中元も激減する。宅配も激減する。原油、製鉄も消費が縮小するから輸入・輸出も激減する。世界的にマーケットが縮小しちゃうわけですね。バルチック海運指数もドカンと落ちてますな。
ワイドショーのコメンテーターでも金融恐慌と発言してるくらいです。慌てず、騒がず、淡々と投資の勉強をする。こんだけ価格が下がれば買い手市場ですよ。緊急にすべきことは勉強ですよ、勉強。
次の本は今回の「恐慌」を読み切った内容です。7月初に出版してるということは、書いたのは5〜6月。で、すでに「恐慌」とタイトルにつけました。いま、「恐慌本」があちこちから出版されてますけど、みな本書のパクリですな。