2008年12月08日危険水域を超えてる・・のかも。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 くさいくさい、臭う臭う。キムコが必要? いえ、そういうことじゃなくて・・・。
 最近、シーズンからか、インフルエンザ関連のテレビ番組が少なくありませんね。昨日もバラエティ番組が面白おかしく、そしてちょっと怖い内容で放送してました。裏が「篤姫(こちらが表か)」なんで見過ごしたという方は多いでしょう。
 私ゃ、缶詰仕事だったものですからこっちのほうを聞いてました。で、衛星で22時から篤姫という段取り(結局、ほとんど原稿に集中してしまって、なんか、これ「蝉時雨」みたいなラストになってるぞおと感じただけでした)。

 で、3日前の新聞では「新型インフルエンザ」の特集。1ページ分のマスクの広告。思わず150個注文してしまいましたよ。家族みんなで2週間分。これだけあればいいでしょ。500CCの水ペットボトル200本。カップ麺200個、レトルトご飯100個、カレー100個・・・。
 家族からは「自衛隊か?」「イラク行くのか?」と呆れられる始末。でも、私、これでも足りないような気がするんですね。

 これまた昨日の日経に、伊藤忠・日通など15社連合で「新型インフルエンザ対策支援事業に乗り出す」という囲み記事が掲載されてました。
 ほかにも、小学校で全員にマスクの使い方を指導しているというニュースがあったり。
 静かに潜行して新型インフルエンザ対策を進めている・・・というわけです。

 なぜか? これ、とんでもなく危険な「伝染病」だからです。なにしろ致死率が高い。一応、控えめな数字で2500万人か病院に駆け込み、65万人が死ぬ・・・。
 この65万人ですけど、10〜30代が多いそうです。なぜなら耐性菌保持が期待できないから。

 65万人という数字。0.5%ですね。この「死に至る病」はこんな程度では収まらないでしょう。
 SARSは平気だったじゃないか? いえいえ、レベルが違うんですよ。

 風説の流布が怖いですけどね、笑い話で済むなら、私ゃ、カップ麺で1年過ごしたっていいですよ。

 政府、当局が静かに展開していることが不気味です。日本人はパニくりますからね。まだワクチンも3500万人分しかないでしょ。というか、きちんとしたものは罹患してから作るんでしょうけどね。
 これではぜんぜん足りません。原理原則研究会の主治医に確認すると、タミフルもレゾンナも効くとのこと。医師会から新型インフルの薬も回ってきている・・・とのこと。ただし、優先順位があるとか。

 一部の地域で発生した病原菌でも、あっという間に世界中にばらまかれてしまう。それが「国境なき地球」の怖さです。
 この手の伝染病というのはたいてい、不況、不安など時代閉塞を反映して発生するんですよね。デフォルトを隠すために仕掛けられたとする「アメリカ陰謀説」も囁かれるでしょうな。それにしても、今回ばかりははちと厳しいかもしれませんな。

 では、特効薬をなんとか入手する手だてを考える? いやいや、こういう時こそ家族団らんが大切では? 心身ともにポカポカすることがいちばんの特効薬だと思いますよ。
 また、こういう時でなければ平和呆け日本人は命のありがたさ、家族の大切さになかなか気づかないかもしれません。

 それにしても、スイスみたいに家庭用の核シェルター欲しいなあ。コストコで売らんかな。意外と売れると思うけどね。トヨタの車より売れるんとちゃうか。