2009年01月19日オバマ米国新大統領の就任

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 ようやっと脱稿。なんと、これ、去年4月前半にはインタビューが終わってる仕事。
 長かったねえ。長かったです。最長記録? いえいえ、まだあります。仕事、遅いの? めちゃくちゃ早い。東経時代はひと月に5冊単行本を書いたこともあるほどの早書き。

 物事にはタイミングというものがあるのよ。結局、この時期にまとめてベターだと思いますな。「この世で起こることは必要・必然・ベスト」と船井幸雄さんも言ってるじゃないですか。

 深夜未明に完了。目が冴えちゃったんで、「7月4日に生まれて」を観ちゃいましたよ。

 というわけで、明日は原理原則研究会です。テーマは「人を動かす、人を活かす」です。メンバーの方は参加のこと。よろしくお願いします。

 さてと、明日は米国の第44代大統領にオバマさんが就任します。全世界注目のイベント。どんな演説をするのか楽しみですな。
 キング牧師、ケネディ以来の名演説家ですからねえ。


ノッチじゃねえよ。Yes,we can.
 
 私、キング牧師の演説。ワシントン大行進においてリンカーン記念堂の前でした「I Have a Dream」をiPodに入れてるのよね。ちょっとご紹介しておきましょう。

I have a dream

私には夢がある。
いつの日にか、ジョージアの赤土の丘の上で
かつて奴隷であった者たちの子孫と
かつて奴隷主であった者たちの子孫が
兄弟として同じテーブルに向かい腰掛ける
時がくるという夢が。

私には夢がある。
いつの日にか、私の4人の幼い子供たちが
肌の色によってではなく
人となりそのものによって
評価される国に住む時が来るという夢が。

私の父が死んだ土地で
メイフラワーの清教徒達が誇りとした土地で
すべての山々から自由の鐘を鳴らそうではないか。

もしアメリカが偉大な国であるのなら
これは実現されなければならない。

ニューハンプシャーの豊穣な丘の上から
自由の鐘を鳴らそうではないか。
ニューヨークの稜々たる山々から
自由の鐘を鐘を鳴らそうではないか。
ペンシルベニアのアルゲニー高原から
自由の鐘を鳴らそうではないか。
コロラドの雪を頂いたロッキー山脈から
自由の鐘を鳴らそうではないか。
カリフォルニアの曲線の美しい丘から
自由の鐘を鳴らそうではないか。

それらばかりではない。
ジョージアの石ころだらけの山
テネシーの望楼のような山

そしてミシシッピーのすべての丘から
自由の鐘を鳴らそうではないか。
すべての山々から
自由の鐘を鳴らそうではないか。

そして私たちが自由の鐘を鳴らす時
私たちがアメリカのすべての村
すべての教会、すべての州、すべての街から
自由の鐘を鳴らすその時
すべての神の子
白人も黒人も
ユダヤ人も非ユダヤ人も
新教徒もカソリック教徒も
みな互いに手を取って
古くからの黒人霊歌を歌うことができる
日が近づくだろう。

「自由だ、ついに自由だ、全能の神よ
感謝します。ついにわれわれは自由になったのだ」と。

 この演説は巧いですよ。

 それにしても、わが国の総理殿。支持率、底入れしませんなあ。