2009年02月13日小泉さんの真意やどこに?
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
「それを言っちゃお仕舞ぇよ」と言いたかったのは、麻生総理のほうじゃないかね。
小泉純一郎元総理の発言ですよ。
「笑っちゃう・・・くらい呆れている」
「(定額給付金は)3分の2を使ってまでするほどのものじゃない」
「首相が前から鉄砲を撃っている」
町村派は麻生支持でまとまったと安心してたら、いきなりこれ。
麻生さん、びびったでしょうな。めちゃ細くなってる綱渡りの綱を切ったようなものですからね。
しかし、このタイミングで小泉さん自ら「倒閣の狼煙」を上げますかね。
けど、これ、十分計算され尽くしたシナリオと考えた方が良さそうですよ。まさにベストタイミング。
来週、ヒラリーさんが来日する予定になってます。意地悪なマスコミは北京詣でのついでに日本、韓国、インドネシアにストップオーバーするだけ、と報じてますけど。私、かなりの部分、日本に用があって来るんだと思いますよ。
オバマさん、演説だけでは株価は上がらないと自覚したようです。午前4時現在、NYダウは150ドルの下落。もう止まりませんな。オバマさん、お手上げでしょ。
「日本の失敗を教訓にして」と言ってたけどね。このまま行くと、やっぱ日本と同じように段取りになりかねませんな。
麻生さんは日本のバブル対策の成功を教訓にしてほしい、と演説したよね。たぶん、オバマさんはバーナンキさんのレクチャーを受けて「失敗の教訓」と言ったはず。
日本の失敗とは、金融機関のロスの査定をスピーディかつ正確にしなかったこと。いわば、どんぶり勘定で公金資金を投入したわけ。査定しなければどれだけ損失があって、どれだけリカバーしたかの指標がわからない。だから、疑心暗鬼で株価も上がらなかったよね。ずるずるずるずる不況が続いたわけ。
けど、米国が世界にばらまいた病原菌はサブプライムローン証券やCDS等に代表されるありとあらゆる「金融証券商品」。これ、査定できないのよね。発行した本人ですらわからなくなっちゃってるんだもん。
いま、マーケットが米国に要求していることは「なりふりかまわない資金投入」でしょ。かつて、日本がバブル対策で講じた方策ですよ(参考までに、これ、竹中さんと反対意見です)。
米国という国は「査定技術」を過信するようなとこがありましてね、かつて、ベトナム戦争でもハーバード・ビジネスクール出身のロバート・マクナマラが国防長官に就任すると、コンピュータを活用して最小ロスの最大効果を計算して戦争してました。結果、どうなったか?
圧倒的な戦力を持ちながら、ベトコンに振り回されて米軍は自滅したじゃないですか?
「最小ロス」なんて計算してるから、計算外のことが起きると対処できないのよ。「ライオンは兎一匹でも全力を尽くす」ということをせんとあかんのじゃないかね。
けど、そのためには資金がいりますわな。こんだけ世界的に信用収縮と財政悪化。ま、大貧国ばかりになっちゃうと話にならんのだけどね。
70兆円もの対策資金の根拠やいかに? もち、日本と中国をあてにするしかないもんね。「米国債は買わない」どころか、「ある程度売る」とまで言ってた北京が方針転換。日本にも無い袖を振らせようとしに来るんでしょうな。オバマの代参で。
彼女の狙いは麻生さんではなく、小沢代表。それと米国べったりの小泉さんでしょ。ここで郵政民営化がぐらついたら、1500兆円の個人金融資産を米国はモノにできませんもんね。
いま、バッドバンクに必要な公的資金は4兆ドル。米国財政赤字は6兆ドル。で、家計と企業の負債は7兆ドル。合わせて17兆ドル。1ドル90円で換算すると1530兆円。なんか数字がビッタシなのよねえ。
「ちょっと貸してえな」
「なりませぬ、なりませぬ」
「増やして返すから」
「爪に火をともすようにして貯めた虎の子でございます」
「問答無用じゃ!オレがいるからならずものも手を出さないんだぞ」
「それだけはご勘弁を」
「もらっていくぞ。悪く思うな」
な〜んてね。
さて、小泉さん。満を持して登場しましたけど。私には慌てて登場したとしか見えませんでした。
鳩山さん、郵政公社トップの西川さんの人事について言及したでしょ。どうせ6月で再任されないと思ってたけど、いよいよ現実のものとなりそうです。で、これが前倒しになるかもしれません。ただし、後任が決まらないと話にならんのだけどね。
郵政公社とオリックスの問題が政局に利用されると、この行方いかんによっては、小泉・竹中という「引退政治家」にまでかなり厳しいとばっちりがあると思います。なにしろ、メリルリンチ日本証券が6億円の手数料をいただく、というように商売には必ず外資も1枚噛んでるんだからね。
郵政公社・オリックス・外資のトライアングルみたいな? そこに権限のある大臣、1人は総理大臣が絡んでるみたいな? 下手すると、ロッキード事件を超えちゃうみたいな? あくまでも、これ、妄想ですけどね、妄想。
中川グループが離党すれば、一挙に解散へとなだれ込みます。党首は小池百合子さん?
で、ご意見番として小泉さんはフリーハンドで新グループを応援する。立候補しないから、選挙期はテレビからは引っ張りだこ。こうなりゃ自民党も民主党も吹っ飛びますよ。泥船の自民党を離党して、小泉さんのほうに緊急避難する議員さんも少なくないと思うよ。
そうそう、渡辺喜美さんも合流すんしゃないの。
アホなマスコミは「小泉劇場、第2幕か?」なんて囃し立てる。そうなりゃ小泉さんの思うつぼ。「かんぽの宿」はすんなりオリックスに落札。さらなる規制緩和が進んで、日本は勝組と負組にすっぱり2分。
私? 自民党でも民主党でも新グループでもええねん。国益を守ること。大切なことは、景気回復。行き過ぎの規制緩和を糺すこと。行財政改革をさらに徹底すること。そして、普通の国になること。これすべて同じことです。
小泉純一郎元総理の発言ですよ。
「笑っちゃう・・・くらい呆れている」
「(定額給付金は)3分の2を使ってまでするほどのものじゃない」
「首相が前から鉄砲を撃っている」
町村派は麻生支持でまとまったと安心してたら、いきなりこれ。
麻生さん、びびったでしょうな。めちゃ細くなってる綱渡りの綱を切ったようなものですからね。
しかし、このタイミングで小泉さん自ら「倒閣の狼煙」を上げますかね。
けど、これ、十分計算され尽くしたシナリオと考えた方が良さそうですよ。まさにベストタイミング。
来週、ヒラリーさんが来日する予定になってます。意地悪なマスコミは北京詣でのついでに日本、韓国、インドネシアにストップオーバーするだけ、と報じてますけど。私、かなりの部分、日本に用があって来るんだと思いますよ。
オバマさん、演説だけでは株価は上がらないと自覚したようです。午前4時現在、NYダウは150ドルの下落。もう止まりませんな。オバマさん、お手上げでしょ。
「日本の失敗を教訓にして」と言ってたけどね。このまま行くと、やっぱ日本と同じように段取りになりかねませんな。
麻生さんは日本のバブル対策の成功を教訓にしてほしい、と演説したよね。たぶん、オバマさんはバーナンキさんのレクチャーを受けて「失敗の教訓」と言ったはず。
日本の失敗とは、金融機関のロスの査定をスピーディかつ正確にしなかったこと。いわば、どんぶり勘定で公金資金を投入したわけ。査定しなければどれだけ損失があって、どれだけリカバーしたかの指標がわからない。だから、疑心暗鬼で株価も上がらなかったよね。ずるずるずるずる不況が続いたわけ。
けど、米国が世界にばらまいた病原菌はサブプライムローン証券やCDS等に代表されるありとあらゆる「金融証券商品」。これ、査定できないのよね。発行した本人ですらわからなくなっちゃってるんだもん。
いま、マーケットが米国に要求していることは「なりふりかまわない資金投入」でしょ。かつて、日本がバブル対策で講じた方策ですよ(参考までに、これ、竹中さんと反対意見です)。
米国という国は「査定技術」を過信するようなとこがありましてね、かつて、ベトナム戦争でもハーバード・ビジネスクール出身のロバート・マクナマラが国防長官に就任すると、コンピュータを活用して最小ロスの最大効果を計算して戦争してました。結果、どうなったか?
圧倒的な戦力を持ちながら、ベトコンに振り回されて米軍は自滅したじゃないですか?
「最小ロス」なんて計算してるから、計算外のことが起きると対処できないのよ。「ライオンは兎一匹でも全力を尽くす」ということをせんとあかんのじゃないかね。
けど、そのためには資金がいりますわな。こんだけ世界的に信用収縮と財政悪化。ま、大貧国ばかりになっちゃうと話にならんのだけどね。
70兆円もの対策資金の根拠やいかに? もち、日本と中国をあてにするしかないもんね。「米国債は買わない」どころか、「ある程度売る」とまで言ってた北京が方針転換。日本にも無い袖を振らせようとしに来るんでしょうな。オバマの代参で。
彼女の狙いは麻生さんではなく、小沢代表。それと米国べったりの小泉さんでしょ。ここで郵政民営化がぐらついたら、1500兆円の個人金融資産を米国はモノにできませんもんね。
いま、バッドバンクに必要な公的資金は4兆ドル。米国財政赤字は6兆ドル。で、家計と企業の負債は7兆ドル。合わせて17兆ドル。1ドル90円で換算すると1530兆円。なんか数字がビッタシなのよねえ。
「ちょっと貸してえな」
「なりませぬ、なりませぬ」
「増やして返すから」
「爪に火をともすようにして貯めた虎の子でございます」
「問答無用じゃ!オレがいるからならずものも手を出さないんだぞ」
「それだけはご勘弁を」
「もらっていくぞ。悪く思うな」
な〜んてね。
さて、小泉さん。満を持して登場しましたけど。私には慌てて登場したとしか見えませんでした。
鳩山さん、郵政公社トップの西川さんの人事について言及したでしょ。どうせ6月で再任されないと思ってたけど、いよいよ現実のものとなりそうです。で、これが前倒しになるかもしれません。ただし、後任が決まらないと話にならんのだけどね。
郵政公社とオリックスの問題が政局に利用されると、この行方いかんによっては、小泉・竹中という「引退政治家」にまでかなり厳しいとばっちりがあると思います。なにしろ、メリルリンチ日本証券が6億円の手数料をいただく、というように商売には必ず外資も1枚噛んでるんだからね。
郵政公社・オリックス・外資のトライアングルみたいな? そこに権限のある大臣、1人は総理大臣が絡んでるみたいな? 下手すると、ロッキード事件を超えちゃうみたいな? あくまでも、これ、妄想ですけどね、妄想。
中川グループが離党すれば、一挙に解散へとなだれ込みます。党首は小池百合子さん?
で、ご意見番として小泉さんはフリーハンドで新グループを応援する。立候補しないから、選挙期はテレビからは引っ張りだこ。こうなりゃ自民党も民主党も吹っ飛びますよ。泥船の自民党を離党して、小泉さんのほうに緊急避難する議員さんも少なくないと思うよ。
そうそう、渡辺喜美さんも合流すんしゃないの。
アホなマスコミは「小泉劇場、第2幕か?」なんて囃し立てる。そうなりゃ小泉さんの思うつぼ。「かんぽの宿」はすんなりオリックスに落札。さらなる規制緩和が進んで、日本は勝組と負組にすっぱり2分。
私? 自民党でも民主党でも新グループでもええねん。国益を守ること。大切なことは、景気回復。行き過ぎの規制緩和を糺すこと。行財政改革をさらに徹底すること。そして、普通の国になること。これすべて同じことです。