2009年02月23日「Sell Japan」 横文字で書く3代目
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
出るわ出るわ。風邪薬の飲み過ぎかと思ってたら、やっぱ深酒が原因だったんですな。
イタリアという国はそこらへんに「世界遺産レベル」の絵画や彫刻がさりげなく置いてあるんで、千鳥足でフラフラしたりベタベタさわったらあかんがな。
ま、彼らにしてみたら、「かめへんかめへん。そんなもん、いくらでも描けまっさ彫れまっさ」と言うだろうけど、さすがにミケランジェロやダ・ヴィンチ、フェノロサの作品は傷つけたらあきまへん。
いま、政界を見る国民の空気は、たぶん・・・「この国は2代目、3代目に食いつぶされるな」ということでしょうな。
売り家 と唐様で書く 3代目
こんな川柳がありましたな。初代が作り、2代目が守ってきた家を、道楽息子の3代目が手放すハメになる。で、器用な筆で「売り家」と書いて貼りだしたわけ。
たぶん、初代は字が書けなかったかもしれない。2代目は初代の監視下で厳しく育てられたと思う。3代目はなんの苦労も知らないぼんぼん育ち。勉強もせず、遊び呆け、取り巻きにおだてられて散財。ま、個人破産ちゅうとこでんな。
どの世界でも「競争」があります。また、現実的には「コネ」がものを言う場合もあります。けど、よっぽどの企業でもなければ、「御曹司」「プリンス」と言われて死ぬまで安泰にいられるほど甘くはありませんな。
芸能界は7光り・14光りが多いでしょ? たしかに。
芸能界に2代目・3代目が多いのは、親の後ろ姿をずっと見てきて、なんて美味しい世界なんだろう、なんて楽な仕事なんだろう、とすり込まれているからでしょう。
こんなに楽にデビューできる業界はありませんな。けど、バラエティレベルでずっと仕事するならいいけど、まともな俳優として活躍するにはやっぱ「力」がないと話になりません。
母親原作のサスペンスドラマ専門の女優さんかいますが、彼女、あんだけ演技が上手でも、ほかのドラマでは見たことない。やっぱ、競争率が高いからですな。親の力で1回や2回は使ってもらえるかもしれないけど、主役は張れないでしょ。まして、敵役、悪役はぜんぜんムリ。これ、難しいからね。
この大不況で、テレビや舞台は厳しくなるからね。2代目・3代目が活躍できる余裕はなくなるでしょうな。
まして、スポーツ界は2代目・3代目といったコネは関係なし。ミスターの息子も月見草の息子もプロのお仲間入りはさせてもらったけど、選手としては鳴かず飛ばず。ゴルフにしてもなんにしてもそう。
オヤジを超えたちゅうのは、せいぜい武親子。つまり、武邦彦さんと3男・4男の武豊・幸四郎兄弟くらいでしょう。
その点、政界は楽ですなあ。オヤジやジイさんが頑張って地盤、看板、鞄を固めておいてくれたから、盤石。よっぽどバカなスキャンダルでも冒さない限り、未来永劫安泰。先代から続く「利益集団」がかちっと守ってるからね。
で、いまや、政界には与野党問わず、2代目・3代目のオンパレード。歌舞伎の世界以上に門戸が開放されていない分野かもしれませんな。

「タカアンドトシ」のタカのキャラクターなんだよね、基本的に。いじられてウケるタイプ。晩年はあのハマコーさんの跡目を継いでテレビで大活躍。「中川昭一のヨッパライ放談」とかいけるんじゃないかな。

いくら「おバカさん」がウケてるからって、一国の総理がここまでバカだと困るわな。シークレットサービスはこの人にスピーチさせないためにいるらしいよ。

この人も3代目。「一連の規制緩和」でボロが出てきそうなんて慌ててますな。スキャンダルが出る前に麻生さん潰しておかないと4代目も危ういわな。

この人いまなにやってんだろうね? 総理の時も存在感稀薄だったけど、引退したんやろか?

2代目の弱さをここまで露呈した人も珍しいですな。いまやふっくら。典型的なボンボン。
そうそうシークレットブーツの絆創膏大臣もいましたな。あの人のオヤジさんは、「安保反対」でデモ隊が国会を囲んだとき、「自衛隊を出動せよ」と命令した岸信介総理に対して、「それはならない!」と断固拒否した反骨漢、赤城宗徳防衛庁長官(当時)だよ。一事が万事。
国益優先で戦っているかどうか。国政を与る政治家の必須条件はこれですな。
イタリアという国はそこらへんに「世界遺産レベル」の絵画や彫刻がさりげなく置いてあるんで、千鳥足でフラフラしたりベタベタさわったらあかんがな。
ま、彼らにしてみたら、「かめへんかめへん。そんなもん、いくらでも描けまっさ彫れまっさ」と言うだろうけど、さすがにミケランジェロやダ・ヴィンチ、フェノロサの作品は傷つけたらあきまへん。
いま、政界を見る国民の空気は、たぶん・・・「この国は2代目、3代目に食いつぶされるな」ということでしょうな。
売り家 と唐様で書く 3代目
こんな川柳がありましたな。初代が作り、2代目が守ってきた家を、道楽息子の3代目が手放すハメになる。で、器用な筆で「売り家」と書いて貼りだしたわけ。
たぶん、初代は字が書けなかったかもしれない。2代目は初代の監視下で厳しく育てられたと思う。3代目はなんの苦労も知らないぼんぼん育ち。勉強もせず、遊び呆け、取り巻きにおだてられて散財。ま、個人破産ちゅうとこでんな。
どの世界でも「競争」があります。また、現実的には「コネ」がものを言う場合もあります。けど、よっぽどの企業でもなければ、「御曹司」「プリンス」と言われて死ぬまで安泰にいられるほど甘くはありませんな。
芸能界は7光り・14光りが多いでしょ? たしかに。
芸能界に2代目・3代目が多いのは、親の後ろ姿をずっと見てきて、なんて美味しい世界なんだろう、なんて楽な仕事なんだろう、とすり込まれているからでしょう。
こんなに楽にデビューできる業界はありませんな。けど、バラエティレベルでずっと仕事するならいいけど、まともな俳優として活躍するにはやっぱ「力」がないと話になりません。
母親原作のサスペンスドラマ専門の女優さんかいますが、彼女、あんだけ演技が上手でも、ほかのドラマでは見たことない。やっぱ、競争率が高いからですな。親の力で1回や2回は使ってもらえるかもしれないけど、主役は張れないでしょ。まして、敵役、悪役はぜんぜんムリ。これ、難しいからね。
この大不況で、テレビや舞台は厳しくなるからね。2代目・3代目が活躍できる余裕はなくなるでしょうな。
まして、スポーツ界は2代目・3代目といったコネは関係なし。ミスターの息子も月見草の息子もプロのお仲間入りはさせてもらったけど、選手としては鳴かず飛ばず。ゴルフにしてもなんにしてもそう。
オヤジを超えたちゅうのは、せいぜい武親子。つまり、武邦彦さんと3男・4男の武豊・幸四郎兄弟くらいでしょう。
その点、政界は楽ですなあ。オヤジやジイさんが頑張って地盤、看板、鞄を固めておいてくれたから、盤石。よっぽどバカなスキャンダルでも冒さない限り、未来永劫安泰。先代から続く「利益集団」がかちっと守ってるからね。
で、いまや、政界には与野党問わず、2代目・3代目のオンパレード。歌舞伎の世界以上に門戸が開放されていない分野かもしれませんな。

「タカアンドトシ」のタカのキャラクターなんだよね、基本的に。いじられてウケるタイプ。晩年はあのハマコーさんの跡目を継いでテレビで大活躍。「中川昭一のヨッパライ放談」とかいけるんじゃないかな。

いくら「おバカさん」がウケてるからって、一国の総理がここまでバカだと困るわな。シークレットサービスはこの人にスピーチさせないためにいるらしいよ。

この人も3代目。「一連の規制緩和」でボロが出てきそうなんて慌ててますな。スキャンダルが出る前に麻生さん潰しておかないと4代目も危ういわな。

この人いまなにやってんだろうね? 総理の時も存在感稀薄だったけど、引退したんやろか?

2代目の弱さをここまで露呈した人も珍しいですな。いまやふっくら。典型的なボンボン。
そうそうシークレットブーツの絆創膏大臣もいましたな。あの人のオヤジさんは、「安保反対」でデモ隊が国会を囲んだとき、「自衛隊を出動せよ」と命令した岸信介総理に対して、「それはならない!」と断固拒否した反骨漢、赤城宗徳防衛庁長官(当時)だよ。一事が万事。
国益優先で戦っているかどうか。国政を与る政治家の必須条件はこれですな。