2009年04月10日株価をあげてさあ解散だ!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 こんだけ暑くなると、かき氷が欲しいですね。そーめん、冷や麦、ひゃっこいラムネ。これじゃ夏じゃん。

 さて、NYダウが246ドルの上昇。ようやく8000ドル台を回復。為替も円安。
 今日の日経平均株価は昨日に続いて上昇し9000円台に届く可能性も大ではないでしょうか。
 
 面白いことには、「○○事業から撤退」という赤字事業清算ニュースが株高を演出するわけですからね。不況で背に腹を換えられない企業は工場どころか事業ごとリストラしちゃう。景気が良ければ赤字でもワークさせてたんだろうけどね。ガンを切除したんで株価が上がる。たぶん今年から来年にかけて、事業清算ラッシュになりますよ。ムダ斬りですな。

 さてさて、かねて述べてきているとおり、麻生さんが解散できるには3つの条件があります。

 1つは相対的に麻生内閣の支持率が高くなければならない。自民党の支持率ではありませんよ。麻生さん自身の支持率です。対民主党ということですね。ですが、この点は検察との連携で小沢さん追い落とし戦略が奏功しなんとかクリアしつつありますな。

 2つめ、政策にある一定の成果が見えないといけない。「やればできるじゃん」と国民に目に見えてわかるように伝えないとあかんのよ。
 この点もクリアしつつあります。たとえば、09年度の予算。それに続く過去最大15兆円もの補正予算。ま、これは提案しただけでこれからですけど、ま、民主党も反対できないでしょ。
 今回の対北朝鮮有事リスクに対する「迎撃アクションプラン」も、ま、当然のことなんだけど、福田さんだったらやらなかったかもしれない。これも合格点。その後の制裁案も合格。

 この2点は内閣だからこそできるわけでね。敵の失策に乗じて好手ところを入れ替えてしまいました。だれが囁いたか? 政局のお好きな策士でしょう。昔、三木武吉、いま小泉純一郎。私には広がりかねなかったオリックス・郵政問題と引き替えにした「御礼」にしか思えないのよね。

 さて、解散条件の3つめは株価対策よ。なんといっても、これがいちばん。
 景気回復の客観的物差しはやっぱ株価だもん。株価さえあければすべて解決する、というほど重要ですらね。
 で、リーマンショック以前と比較したら話にならんレベルではあるけれど、盛り返しつつあるということで、いまのところ、これもクリア。

 つまり、いまなら支持率も回復し、なんとか解散できるかも・・・というわけです。

 けど、この株高。そんなに長くは続かないような気がするんですね。
 日経平均株価を牽引する銘柄の多くが輸出メーカーであるため、北米マーケット。米国景気。NYダウに大きく影響を受けざるをえない。では、米国は回復できるかといえば、財政赤字は天文学的数字。債券価格上昇。米国債バブルが弾けたらショック死しかねないレベル。
 なにかの拍子に・・・。そういう意味では、GMの動向は要注目ですなあ。


好きなのはメロンとイチゴ。

いつも2つ注文。上半分を捨てちゃう。かき回して溶かす。で、交互に呑む。かき氷はドリンク。これが私流。

冷や麦もええのお。器のなかに巨大氷が1個。真夏に一服の清涼剤。日本はええなあ、やっぱ。