2009年07月10日蟷螂の斧でも戦う!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 このところ、対談づいてるみたい。昨日は女優の三田寛子さん(日経「おとなのOFF」)と、今日は小室淑恵さん(日経NET
)。その後、「日経Woman」のインタビュー。なんだ、日経ばっかしか。

 さて、G8サミットを放り出しても帰国しなきゃならなかった胡錦涛さんは大変ですな(自業自得なんだけど)。
 中国政府がやつたことって、「民族浄化」でしょ? ナチスよりも巧妙かつ効率のいい方法ですよ。

1学校教育では中国語しか教えない
 まともな仕事につきたいなら中国語を覚えなければならない仕組みを作ってるわけ。こうすれば、自然と母国語を捨てて中国語になじもうとします。おかげで、いま、ウイグル人の80%は職に就けない。日本に留学してるウイグル人は中国には帰らず日本で働いてます。
2漢民族の男性と少数民族の女性との結婚は認めるが、その逆は認めない
 年頃の女性は都会(北京とか上海とか天津とか)で働くことを強要されています。2年経ったら故郷に送還されるんだけど、その故郷には仕事がない。で、糊口をしのぐために自然と漢民族の妻になることを決心する、というわけ。
 結果として、適齢期の女性がウイグルでは激減。女性がいないとどうなるか? もちろん人口が減ります。

 なんとも中国らしい遠大な民族浄化計画でございますなあ。
 こんなことを、中国政府はチペット民族にもウイグル人にもしてるわけ。こりゃスコップや棒切れしかなくても立ち上がるわな。
 圧倒的な弱者が圧倒的な強者に立ち向かうなんてありえないことよ。でも、そうさせた原因はなんなのか? そこを見ないとね。

 胡錦涛さんが慌てて帰ったくらいですから、これ、中国の国内では大変な問題なんだろうね。そこかしこで暴動が起きてるらしいけど、法輪功等も含めて小さな小火がじりじりじりじり、めらめらめらめら。それが燎原の火のごとく広がらないともかぎらない。
 見ててご覧なさい、そのうち、警察どころか人民解放軍を出動させることになりますよ。

 どんな強国もゲリラとテロには勝てません。中国は国内にゲリラとテロリストを抱え込んでますからね。ネットで情報を規制したって無駄だと思うよ。