2009年09月07日中国企業のデリバティブ破綻?

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 31日ロイターによると、「中国国有企業が外資系金融機関との商品関連デリバティブ契約の一方的な破棄を容認される可能性がある」「金融機関に憤慨と動揺が広がる」とのこと。
 
 国有企業を規制する国務院国有資産監督管理委員会SASACが外資系金融機関6社に対し、国有企業はデリバティブ契約のデフォルトの権利を留保している、と伝えたらしいですな。シンガポールの関係筋によると、少なくとも中国国際航空、中国東方航空、中国遠洋の3社が銀行に書簡を送っている。これらは昨年末以降にデリバティブで巨額の損失を被った中国国有企業の一角。

 リーマン・ショック以降、中国が経済復調のリーダーとして世界の消費を牽引している、と報道されてますけど、さて、どうなることやら。

 いよいよ二番底の到来? 現実味を帯びてきましたな。