2009年10月03日「20世紀少年 最終章」

カテゴリー中島孝志の不良映画日記」

 ホントに久方ぶりに映画館に行きました。この映画、すでに300万人が観たんだって。

 この3カ月間、東奔西走というのはこのことですな。人生でいちばん忙しかったと思いますな。「忙しい」という字は、りっしんべん=心を「失う」という意味ですからね。心ここにあらずと、いう意味でしょう?
 
 ま、ある意味、充実してたわけでもあるしね。ものは考えようです。



 さて、「ともだち」が世界大統領になっちまいました。ともだち歴3年(西暦2017年)のことです。
 殺人ウイルスが蔓延した東京は戒厳令。壁に囲まれて出入りできない。
 で、「ともだち」は8月20日正午に、人類は宇宙人に滅ぼされる。わたしを信じるものだけが救われる、と発表。ま、なんのことはない。自作自演ですからね。ワクチンのない殺人ウイルスがばらまかれるということですよ。

 ま、黒木瞳さんがワクチン開発しちゃうんだけど。で、とうとうケンジが娘カンナと会うわけね。

 荒唐無稽な話だけど、ラストのケンジの独白はだれにでもありそうな「罪」ですな。この罪がすべての大本? 「原罪」なわけ? そう考えると、3部作にも合点がいくような気がします。

 しかし、あやうく見逃すところでした。未見の方はぜひ劇場に走ってください。「カムイ外伝」もいいけどね。次回はこちらをご紹介しましょう。

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