2009年11月30日「介護うつ」 清水良子著 ブックマン社  1470円

カテゴリー中島孝志の通勤快読 年3000冊の毒書王」

 11月も今日がラスト。早いですねえ。光陰矢の如し。とんでもない、フレッツ光より早いですよね。クリスマス、除夜の鐘、そして門松、バレンタインデー、エイプリルフール、夏休み・・・ちと早いですか。


 さてさて、「中島孝志の 聴く!通勤快読」です。今回ご紹介する本ですが、実は、本書を知ったのは産経新聞のコラム「産経抄」なんですね。
 そのコラムにはこんな文章が掲載されてたんです。

 「『絵手紙を創(つく)った男』として知られる小池邦夫さん(68)は、これまで何度も小欄に登場いただいた。その小池さんから、新刊の『介護うつ』(ブックマン社)が送られてきた。と、いっても小池さんの著作ではない。
 ▼今年4月、静岡県内の父の墓前で自殺した元タレント、清水由貴子さん(享年49)の妹、良子さんが、母の介護に尽くした姉の思い出をつづっている。小池さんと清水さんの出会いは、平成10年1月から3カ月間放映されたNHKの「趣味悠々」だった・・・(略・音声では全文紹介してます)」

 ツーンとくる
 玉ねぎの様なひと癖
 私には足りないなあ

 植物は太陽の方へ向く
 人間だってそうだ
 元気がなくなった時こそ
 お日さまの方に
 向こう

 家族と過ごす時間は
 何より大事。
 家族と食べるごはんは
 何よりおいしい。
 家が一番!
 
 清水由貴子さんという歌手は、世代が同じですからリアルタイムで知ってます。ギターを抱えてジーンズの上下を着た彼女が「スター誕生!」で決勝戦まで進んで、みごとスカウトされた時の番組も、その後、デビューした時の番組も、私、見てます。

 頑張り屋さんなんだなあ、というのがそのときの印象でした。山口百恵ちゃん同様、新聞配達・・・続きはこちらからどうぞ。