2010年02月01日「おとうと」
カテゴリー中島孝志の不良映画日記」
いよいよ如月に入りました。この季節になると思い出すことがあります。
中学受験ですね。雪降ってたなあ。首都圏でもかなり積もったなあ。けど、私の車。ぜんぜん平気。チェーンしなくてもスタッドレスでなくてもぜんぜんへっちゃら。だれも運転してないから中央ラインをわが物顔で走ってたもんね。
で、受験校まで送っていったりね。
インフルエンザなのか、冷えピタをおでこに貼ったり、マスクしてる子供たちが保健室からドッと出てきたり。今年も風景は同じなんでしょう。
この不景気にもかかわらず、中学受験の志願者は微増。志望校を絞ってるようですね。入試代高いもんなあ。
やっぱ教育は最大の投資であり、子供の教育は親としての義務ですわな。国民の3大義務でもありますからね。
頑張れ受験生ですよ。
教育の怖い点は「遺伝」することです。自分がされてきたように、わが子にするもんです。
江戸川区の事件。「躾」と称して7歳児を殺した2人。母親(22歳)は中3で出産。この2人がどんな教育を受けてきたか目に見えるようです。
さて、これ、いい映画ですなあ(ま、いい映画しか紹介しないんですけど)。
鶴瓶さん、巧いというか、存在感で演じて見せたのでは? つまり、役作りというより、鶴瓶さんを想定して作った役というか、脚本書いてたら、途中で、鶴瓶さんが登場してきちゃった・・・という感じですか。
そういうことって、よくありますよね。脚本でも少なくないようですが、今回はドンピシャ。鶴瓶さん無しで俳優が演じるとしたらだれだろう?
だらしなくて、いい加減で、この野郎、2度と面見せるな! と思うんだけど、顔見たとたんにすべて忘れちゃって。あとでまた同じセリフを吐いちゃう。そんな人いますよね。
「おとうと」がまさにそうなんですけど、鶴瓶さん、自然体ですな。
寅さんは、一見、厄介者ですけど、「家族」の中で厄介扱いされたことは1度もありませんでしたね。みな、深い愛情を注いでましたよ。
では、「おとうと」はどうか? その点に注目して観ると面白いかもしれません。
鶴瓶さん賞とりますな、きっと。
今日の「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『山田洋次 なぜ家族を描き続けるのか』(新田匡央著・ダイヤモンド社)です。
監督生活49年。79作目の映画。ずっとずっとずっと温めていた映画です。幸田文さんの原作。もち、すでに映画化されてます(1960年公開)。岸恵子さん・川口浩さん主演。監督は市川崑さんでした。
市川版「おとうと」は今回の山田版とちがって原作に忠実なんですよ。内容はね・・・続きはこちらからどうぞ。
中学受験ですね。雪降ってたなあ。首都圏でもかなり積もったなあ。けど、私の車。ぜんぜん平気。チェーンしなくてもスタッドレスでなくてもぜんぜんへっちゃら。だれも運転してないから中央ラインをわが物顔で走ってたもんね。
で、受験校まで送っていったりね。
インフルエンザなのか、冷えピタをおでこに貼ったり、マスクしてる子供たちが保健室からドッと出てきたり。今年も風景は同じなんでしょう。
この不景気にもかかわらず、中学受験の志願者は微増。志望校を絞ってるようですね。入試代高いもんなあ。
やっぱ教育は最大の投資であり、子供の教育は親としての義務ですわな。国民の3大義務でもありますからね。
頑張れ受験生ですよ。
教育の怖い点は「遺伝」することです。自分がされてきたように、わが子にするもんです。
江戸川区の事件。「躾」と称して7歳児を殺した2人。母親(22歳)は中3で出産。この2人がどんな教育を受けてきたか目に見えるようです。
さて、これ、いい映画ですなあ(ま、いい映画しか紹介しないんですけど)。
鶴瓶さん、巧いというか、存在感で演じて見せたのでは? つまり、役作りというより、鶴瓶さんを想定して作った役というか、脚本書いてたら、途中で、鶴瓶さんが登場してきちゃった・・・という感じですか。
そういうことって、よくありますよね。脚本でも少なくないようですが、今回はドンピシャ。鶴瓶さん無しで俳優が演じるとしたらだれだろう?
だらしなくて、いい加減で、この野郎、2度と面見せるな! と思うんだけど、顔見たとたんにすべて忘れちゃって。あとでまた同じセリフを吐いちゃう。そんな人いますよね。
「おとうと」がまさにそうなんですけど、鶴瓶さん、自然体ですな。
寅さんは、一見、厄介者ですけど、「家族」の中で厄介扱いされたことは1度もありませんでしたね。みな、深い愛情を注いでましたよ。
では、「おとうと」はどうか? その点に注目して観ると面白いかもしれません。
鶴瓶さん賞とりますな、きっと。
今日の「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『山田洋次 なぜ家族を描き続けるのか』(新田匡央著・ダイヤモンド社)です。
監督生活49年。79作目の映画。ずっとずっとずっと温めていた映画です。幸田文さんの原作。もち、すでに映画化されてます(1960年公開)。岸恵子さん・川口浩さん主演。監督は市川崑さんでした。
市川版「おとうと」は今回の山田版とちがって原作に忠実なんですよ。内容はね・・・続きはこちらからどうぞ。