2010年03月30日天津の単独ライブに行ってきました!
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
天津。ご存じですか? 中国の天津。天津麺の天津ではありません。吉本興業の芸人の天津です。
あのエロ詩吟の天津木村と、オタク芸人の天津向(むかい)のコンビでんがな。
どういうわけか、2カ月前からチケット取ってましてね。先週の土曜、新宿シアターモリエールで行われた単独ライブに行ってみましたんや。
エロ詩吟(「ある!と思います。」)で一世を風靡した木村がリードしてて、相方の向は刺身のつまかいな・・・と思ってたんですが、いやいやどうして、このコンピ、ちょうどいいバランスですな。
漫才はどうだったか? う〜ん。すべってましたなあ。「もうちょっとウケると思ってた」と本人もあとでこぼしてましたけどね。
それよりなにより、アフター漫才。漫才後のコーナーが抜群におもろかった。もう1回見たい。
1つは「調べてきたこと」、もう1つは「人物名当てクイズ」。これ、抜群におもしろい。
まず天津木村が調べてきたことは、「犬」の歴史。犬って3000万年前からいたらしい。元は狼なんだけど。で、15000年前、イスラエルのミイラが犬を抱っこしてたんだって。ということは、人間に飼われてたということですよね?
おもしろい犬がいるんだわ。これが。ダスキンのモップそのものの犬。ライオンそのものの犬。これを写真で紹介。
天津向が調べたことは、「クイズ」。日本のクイズ番組の黎明期から発展期、成熟期を時系列で紹介してくれた。これがおもろいのなんの。
あとでウィキペディアでチェックしましたけど、向の努力が忍ばれますよ。引用じゃない。リサーチでした。
日本のクイズ番組のスタートは1946年の「話の泉」(NHKラジオ)。
テレビでは「ジェスチャー」(NHKテレビ)が最初。ありましたね。柳家金語桜さんと水ノ江滝子さんがキャプテンでね。「(それはいったん)置いといて」というトーク&ジェスチャーはここから生まれたんだと。
いま、これ、だれもがやるよね。あれよあれ。この番組から生まれたの。
「パネルクイズ アタック25」(朝日放送)は35年の歴史。長いねえ。「はい、青に赤飛び込む。アタックチャンス!」というあれね。司会は博多華丸さん、いえいえ児玉清さん。
大和田獏さんと岡江久美子さんが結婚したのは「連想ゲーム」(NHK)がきっかけ。これ22年続きました。「アップダウンクイズ」と同じ長さ。
TBSでは「ぴったしカンカン」というクイズ番組がありました。いまリメイク(ぴったんこカン・カン)で安住アナがやってますけど、元もとは久米宏さん司会。
この番組からは「ほにゃらら」という表現が生まれてます。「これを『ほにゃらら』と言いますが、さてなんでしょう?」とかね。ほかにも画期的なことがこの番組からはたくさん生まれてるの。
で、これ、すべて欽ちゃんが考えた。クイズ番組初のVTR問題もそう。正解を視聴者にも教えず「皆さんもご一緒にお考え下さい」なんてのもそう。
欽ちゃん・二郎さん(コント55号)はそれぞれのチームのキャプテン役なんだけど、企画と台本はすべて欽ちゃんが作ってた。ホント、天才。
クイズ番組の歴史をもっと語りたいけど、今回はこのへんで。
「人物名当てクイズ」は、どこでもだれでも愉しめるクイズですな。これ、ホントにおもしろい。私もやってみたくなったもん。どんなクイズか? それはまた後日。
天津、お勧め。ぜひライブに行ってください。
さて、今日の「中島孝志の 聞く!通勤快読」は『ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘』(水木悦子・赤塚りえ子・手塚るみ子著・文藝春秋)です。
変なタイトル。でも、ゲゲゲ、レレレ、♪ららら♪といえば、ピンと来ますわな。そうです。それぞれ、水木しげるさん、赤塚不二夫さん、手塚治虫さんの娘さんたちによる、父親へのオマージュ。鼎談を1冊にまとめた本・・・続きはこちらからどうぞ。。
あのエロ詩吟の天津木村と、オタク芸人の天津向(むかい)のコンビでんがな。
どういうわけか、2カ月前からチケット取ってましてね。先週の土曜、新宿シアターモリエールで行われた単独ライブに行ってみましたんや。
エロ詩吟(「ある!と思います。」)で一世を風靡した木村がリードしてて、相方の向は刺身のつまかいな・・・と思ってたんですが、いやいやどうして、このコンピ、ちょうどいいバランスですな。
漫才はどうだったか? う〜ん。すべってましたなあ。「もうちょっとウケると思ってた」と本人もあとでこぼしてましたけどね。
それよりなにより、アフター漫才。漫才後のコーナーが抜群におもろかった。もう1回見たい。
1つは「調べてきたこと」、もう1つは「人物名当てクイズ」。これ、抜群におもしろい。
まず天津木村が調べてきたことは、「犬」の歴史。犬って3000万年前からいたらしい。元は狼なんだけど。で、15000年前、イスラエルのミイラが犬を抱っこしてたんだって。ということは、人間に飼われてたということですよね?
おもしろい犬がいるんだわ。これが。ダスキンのモップそのものの犬。ライオンそのものの犬。これを写真で紹介。
天津向が調べたことは、「クイズ」。日本のクイズ番組の黎明期から発展期、成熟期を時系列で紹介してくれた。これがおもろいのなんの。
あとでウィキペディアでチェックしましたけど、向の努力が忍ばれますよ。引用じゃない。リサーチでした。
日本のクイズ番組のスタートは1946年の「話の泉」(NHKラジオ)。
テレビでは「ジェスチャー」(NHKテレビ)が最初。ありましたね。柳家金語桜さんと水ノ江滝子さんがキャプテンでね。「(それはいったん)置いといて」というトーク&ジェスチャーはここから生まれたんだと。
いま、これ、だれもがやるよね。あれよあれ。この番組から生まれたの。
「パネルクイズ アタック25」(朝日放送)は35年の歴史。長いねえ。「はい、青に赤飛び込む。アタックチャンス!」というあれね。司会は博多華丸さん、いえいえ児玉清さん。
大和田獏さんと岡江久美子さんが結婚したのは「連想ゲーム」(NHK)がきっかけ。これ22年続きました。「アップダウンクイズ」と同じ長さ。
TBSでは「ぴったしカンカン」というクイズ番組がありました。いまリメイク(ぴったんこカン・カン)で安住アナがやってますけど、元もとは久米宏さん司会。
この番組からは「ほにゃらら」という表現が生まれてます。「これを『ほにゃらら』と言いますが、さてなんでしょう?」とかね。ほかにも画期的なことがこの番組からはたくさん生まれてるの。
で、これ、すべて欽ちゃんが考えた。クイズ番組初のVTR問題もそう。正解を視聴者にも教えず「皆さんもご一緒にお考え下さい」なんてのもそう。
欽ちゃん・二郎さん(コント55号)はそれぞれのチームのキャプテン役なんだけど、企画と台本はすべて欽ちゃんが作ってた。ホント、天才。
クイズ番組の歴史をもっと語りたいけど、今回はこのへんで。
「人物名当てクイズ」は、どこでもだれでも愉しめるクイズですな。これ、ホントにおもしろい。私もやってみたくなったもん。どんなクイズか? それはまた後日。
天津、お勧め。ぜひライブに行ってください。
さて、今日の「中島孝志の 聞く!通勤快読」は『ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘』(水木悦子・赤塚りえ子・手塚るみ子著・文藝春秋)です。
変なタイトル。でも、ゲゲゲ、レレレ、♪ららら♪といえば、ピンと来ますわな。そうです。それぞれ、水木しげるさん、赤塚不二夫さん、手塚治虫さんの娘さんたちによる、父親へのオマージュ。鼎談を1冊にまとめた本・・・続きはこちらからどうぞ。。