2010年05月11日「ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く」 生田哲著 講談社 880円 

カテゴリー中島孝志の通勤快読 年3000冊の毒書王」

 この本ともう少し早く出会いたかったなあ・・・そう感じる人は少なくないと思いますよ。

 ビタミンCというと、風邪に効く。お肌にいい。大量に摂取しても尿で排出されるから大丈夫。だけど、そんなに大量に飲んでもムダなのよ。少しでいいの、少しで。

 そんな風評があります。けど、これ、違うんですね。「医学者」にも困ったモノです。自分たちに都合の悪いデータをねじ曲げて、まったく逆の(つまり効果がない、という)学説を発表し喧伝してしまう。しかも、それが学会の世界的権威である医療機関が発表したことだと、みな、信じちゃうじゃない。

 この機関、アメリカのかの有名なメイヨ・クリニックなんですけど、おかげで40年以上もビタミンCは虐げられちゃったじゃないの。

 ほんとうに困ったのは医師よりも、患者さんとその家族だと思いますよ。

ビタミンCの静脈注射など、大学病院や医療機関がこの治療法をしなくなっちゃった。良識ある医師が「ぜひしてほしい」と訴えても、現場の医師がしない。本書で紹介されてる重篤なインフルエンザ患者など、すべての治療を施してもダメで医師が諦めちゃった。家族の1人がビタミンC治療を知ってて要請するわけ。渋ってなかなかやらないので、弁護士を雇って直談判。訴訟を怖れた医師がやむやむビタミンC治療をしたら治っちゃった。
 
 驚きました。ビタミンCは風邪とか重篤なインフルエンザだけじゃなくて、肝炎、急性肝炎、心筋梗塞、脳梗塞、感染症、末期ガンにも効くんです。
 私、電車を降りてすぐ薬局に駆け込んじゃいましたよ。で、オフィスに着くなり即、服用。
「近所の○○クリニック、たしかビタミンC注射の看板出してたよな。来週行くからアポとっといて」
 そのくらい、重要な情報ですよ。

 ま、理論的なことは本文をチェックして頂くとして、どのくらい服用すればいいか、どれを選べばいいか、即、いまから使える情報をお伝えしたいと思います。続きはこちらからどうぞ。