2010年09月13日いよいよ来週火曜日スタートです!

カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」

 早いもので、原理原則研究会も今期で10期を迎えます。
 私が唯一講義する勉強会。年間会員制ですから途中入会はありません(途中退会はあり)。いよいよ来週火曜日からスタートします。

 毎期、留年が多いんですが、今回は新人もたくさん。不景気だから勉強しよう、厳しい世の中になるから本気で変わろう・・・という思いをひしひしと感じます。

『論語』にも、「子曰く、異端を攻めればここに害已まん−−異なった意見や発想を学んでこそ、問題は解決できる−為政篇」。「子曰く、生まれながらに之を知る者は上なり、学びて之を知る者は次なり、困しみて学ばざる、民これを下と為す−生まれついての知恵者は天才。学んで知恵を蓄える者は秀才。問題を抱えても学ぼうとしない者は最低だ−−季氏篇」と孔子さんは述べています。

 ま、今月のオープン講義は私が2時間たっぷり。10月度は特別ゲスト。日本が生んだ世界の歌姫。ボリショイ歌劇場初の日本人マドンナ、「世界のタチアーナ=川副千尋さん」がゲストです。オペラ界では知る人ぞ知る彼女。
 ま、ご本人そのものが日本人離れした迫力ですけど、彼女曰く、「サプライズ講演ですからお楽しみに」と語ってますから、メンバーの皆様もぜひご期待ください。

 さて今回、「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は、『軍事・防衛は大問題』(長谷川慶太郎著・東洋経済新報社)です。
 尖閣諸島に勝手に入り込んでた中国漁船ですけど、日本のメディアはどうして正確な情報を報道しないのかね。「尖閣沖衝突 船長逮捕」だって。そんだけ?
 この尖閣諸島に何隻の中国船がいたかどこも報道してないでしょ? 270隻ですよ、多いときは。少ないときでも数十隻という単位。衝突があったときもそうです。

 いままで官邸はなにしてたのよ? 菅さん、いつもニヤけてるけど、中国大使館から大使呼びつけて注意しなさいよ。どうして、丹羽中国大使が深夜何度(4回)も呼び出されて、「早く釈放しろ!」なんて逆ギレされなくちゃあかんねん。「国内法に基づいて冷静に粛々と行っています」という丹羽さんの態度は正しい(中国とちがって、日本は法治国家ですからね)。

 外務省の木っ端役人が「大使、ここは穏便に。中国を刺激しないように。わが邦とちがって本気で戦争仕掛けかねませんから」なんて、丹羽さんの足を引っ張らないでほしいものです。
 あの国は夜郎自大だから、ニタニタしてると舐められます。今回の衝突にしても日本の反応を試すために意図的にやった行為です。普天間移設問題とリンクした米中合意の行為と考えつつ、中国には毅然とした意思を示さなければいけません。でないと次は沖縄そのものを狙われますよ。

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