2010年11月23日「鯛茶漬け」(銀座・和楽たむら)
カテゴリー中島孝志のB級グルメ探検隊」
「B級グルメ」とは「格安の値段で超一級の味を提供する料理、すなわち、お買い得、お食べ得の料理」という意味です。
高くて美味いのは当たり前。安くても、「こんなに美味いの? こんな値段で食べちゃっていいの?」と腰を抜かしてしまう店。それを紹介するのが本ブログの使命です(ちょっとオーバーか)。
ここ紹介してるとばっかり思ってました。プロデュース本が近々でき上がるんで、版元の編集長から、今度は夜あそこにお連れします、な〜んて言われちゃいましてね。
ここ美味いのよ。で、チェックしようと思って検索したらヒットしない。あれれ? なんで? なんのことはない。ケータイで写真は撮ったけどまだ紹介してませんでした(こんなのばっかりでごめんね)。
私、刺身が苦手でしてね。にもかかわらず、海鮮ちらし丼は大好物。イクラが×で筋子は大好き。ま、ただの偏食オヤジなわけですね。
鯛なんか大嫌いですからね。焼くかしゃぶしゃぶにしてもらわないと喉を通らない。
けど、ここのは美味い。ゴマダレが効いてるからかなあ。まだランチしか食べたことないけど(もち編集長のおごり)。鯛がたっぷりありますから、まずはゴマダレで。続きまして、あっつい煎茶の鯛茶漬けで愉しむ。なんともいえないんだわ、これが。
意外と量があるんよ。
お代わりするなら鯛茶漬けにする前でんな。
リーズナブルというよりもかなりお得でっせ。いまはどうか知らんけど、通常1500円のとこ先着何人かまでは1000円にしてくれてた。ま、編集長殿がよく使ってるからそうしてくれたのかもしれんけどね。
隣は「クラブ順子」でんがな
そう、かつて一世を風靡した美人ママ田村順子さんの店ね。で、ここもそうなんよお。名前でわかるわ。
どうでもいいんだけど、順子ママゆうたら、いつも和服で小顔でちょいとほくろがセクシーで、というイメージですわな。日活の俳優の和田浩治さんと結婚してましたな。
私、京都に住んでた頃、和田浩治さんに会ったことありまんねん。
「嵐を呼ぶ男」のリメイク版ですな。
和田浩治さん、知ってまっか? 音楽大学通ってた頃に、裕次郎に似てるっちゅうんでスカウトされましてん。「小僧シリーズ」で人気を博しましたな。
1960年(昭和35年)ゆうたら、ま、「安保反対!」で大騒ぎして岸内閣が総辞職した年ですわな。それと裕次郎さんが結婚した年でもありますな。なんちゅうても映画界がいちばん元気な頃ですわな(アラン・ドロンの「太陽がいっぱい」もこの年なんよ)。
そうはいっても、ドル箱俳優の裕次郎さんが結婚したとなると、観客動員はやっぱ減る(結婚前から減ってたのよ。稼いでたのは旭の渡り鳥シリーズ。♪あかぁい夕陽よぉ、こ〜ぼれ落ぉちて〜♪)。
で、日活はダイヤモンド・ラインちゅうのをこしらえましてな。裕次郎・旭に続く俳優の映画をピストンでがんがん制作する、という戦略に出ますんや。そして有望新人1人1人にキャッチフレーズをつけたんですわ。
ダイヤモンド・ライン(右から裕次郎、和田浩治、赤木圭一郎、小林旭の各氏)。
石原裕次郎タフガイ、小林旭マイトガイ、赤木圭一郎クールガイ、二谷英明ダンプガイ(家庭教師のトライちゃいまっせ)、そして、和田浩治やんちゃガイ・・・ゆうてね。そら、めちゃ人気がありましたでえ。
中島孝志? 「もんだいガイ」にきまってまっしゃろ。ま、これが言いたかったんでここまで引っ張りましたんや。
そうそう、京都の四条大宮に住んでましてね。そっから四条通りを西に行きますと西院(さいいん)ちゅうとこがありましてな。ここに近鉄ジャスコが当時はありました(いまはどうか知りませんけど)。
和田浩治さん、新曲のキャンペーンでここに来てましてね。たまたま買い物で行ったらちょうど歌いはじめるとこ。2階の踊り場からちゃ〜んと見られました。純白のスーツでね。年増の女性客(美人ばっかしなんよ。ママとかチイママだったんやろね)が黄色い声あげてましたな。持ち歌のほうは忘れましたけど、「マイ・ウエイ」はよかったなあ。意外と唄うまいな、と思ったんですけど、な〜んや音大出身だったんですな。
27年前(1983年)のことですな。日活は倒産してたかどうかという頃でしょ。
和田さん、その2年後に亡くなられましたね。ということは、私が会うたんは彼が40歳の時ということになりますな。25周忌ですか、合掌ですな。
・店名:和楽たむら。
・値段:1000〜1500円(ランチ)。夜は1万円(お酒は別)。
・場所:泰明小学校のそば。
小さくてとってもきれいなお店ですから女性にお勧めですな。もし見かけたら声かけてくださいね。「もんだいガイ」ですけど。
高くて美味いのは当たり前。安くても、「こんなに美味いの? こんな値段で食べちゃっていいの?」と腰を抜かしてしまう店。それを紹介するのが本ブログの使命です(ちょっとオーバーか)。
ここ紹介してるとばっかり思ってました。プロデュース本が近々でき上がるんで、版元の編集長から、今度は夜あそこにお連れします、な〜んて言われちゃいましてね。
ここ美味いのよ。で、チェックしようと思って検索したらヒットしない。あれれ? なんで? なんのことはない。ケータイで写真は撮ったけどまだ紹介してませんでした(こんなのばっかりでごめんね)。
私、刺身が苦手でしてね。にもかかわらず、海鮮ちらし丼は大好物。イクラが×で筋子は大好き。ま、ただの偏食オヤジなわけですね。
鯛なんか大嫌いですからね。焼くかしゃぶしゃぶにしてもらわないと喉を通らない。
けど、ここのは美味い。ゴマダレが効いてるからかなあ。まだランチしか食べたことないけど(もち編集長のおごり)。鯛がたっぷりありますから、まずはゴマダレで。続きまして、あっつい煎茶の鯛茶漬けで愉しむ。なんともいえないんだわ、これが。
意外と量があるんよ。
お代わりするなら鯛茶漬けにする前でんな。
リーズナブルというよりもかなりお得でっせ。いまはどうか知らんけど、通常1500円のとこ先着何人かまでは1000円にしてくれてた。ま、編集長殿がよく使ってるからそうしてくれたのかもしれんけどね。
隣は「クラブ順子」でんがな
そう、かつて一世を風靡した美人ママ田村順子さんの店ね。で、ここもそうなんよお。名前でわかるわ。
どうでもいいんだけど、順子ママゆうたら、いつも和服で小顔でちょいとほくろがセクシーで、というイメージですわな。日活の俳優の和田浩治さんと結婚してましたな。
私、京都に住んでた頃、和田浩治さんに会ったことありまんねん。
「嵐を呼ぶ男」のリメイク版ですな。
和田浩治さん、知ってまっか? 音楽大学通ってた頃に、裕次郎に似てるっちゅうんでスカウトされましてん。「小僧シリーズ」で人気を博しましたな。
1960年(昭和35年)ゆうたら、ま、「安保反対!」で大騒ぎして岸内閣が総辞職した年ですわな。それと裕次郎さんが結婚した年でもありますな。なんちゅうても映画界がいちばん元気な頃ですわな(アラン・ドロンの「太陽がいっぱい」もこの年なんよ)。
そうはいっても、ドル箱俳優の裕次郎さんが結婚したとなると、観客動員はやっぱ減る(結婚前から減ってたのよ。稼いでたのは旭の渡り鳥シリーズ。♪あかぁい夕陽よぉ、こ〜ぼれ落ぉちて〜♪)。
で、日活はダイヤモンド・ラインちゅうのをこしらえましてな。裕次郎・旭に続く俳優の映画をピストンでがんがん制作する、という戦略に出ますんや。そして有望新人1人1人にキャッチフレーズをつけたんですわ。
ダイヤモンド・ライン(右から裕次郎、和田浩治、赤木圭一郎、小林旭の各氏)。
石原裕次郎タフガイ、小林旭マイトガイ、赤木圭一郎クールガイ、二谷英明ダンプガイ(家庭教師のトライちゃいまっせ)、そして、和田浩治やんちゃガイ・・・ゆうてね。そら、めちゃ人気がありましたでえ。
中島孝志? 「もんだいガイ」にきまってまっしゃろ。ま、これが言いたかったんでここまで引っ張りましたんや。
そうそう、京都の四条大宮に住んでましてね。そっから四条通りを西に行きますと西院(さいいん)ちゅうとこがありましてな。ここに近鉄ジャスコが当時はありました(いまはどうか知りませんけど)。
和田浩治さん、新曲のキャンペーンでここに来てましてね。たまたま買い物で行ったらちょうど歌いはじめるとこ。2階の踊り場からちゃ〜んと見られました。純白のスーツでね。年増の女性客(美人ばっかしなんよ。ママとかチイママだったんやろね)が黄色い声あげてましたな。持ち歌のほうは忘れましたけど、「マイ・ウエイ」はよかったなあ。意外と唄うまいな、と思ったんですけど、な〜んや音大出身だったんですな。
27年前(1983年)のことですな。日活は倒産してたかどうかという頃でしょ。
和田さん、その2年後に亡くなられましたね。ということは、私が会うたんは彼が40歳の時ということになりますな。25周忌ですか、合掌ですな。
・店名:和楽たむら。
・値段:1000〜1500円(ランチ)。夜は1万円(お酒は別)。
・場所:泰明小学校のそば。
小さくてとってもきれいなお店ですから女性にお勧めですな。もし見かけたら声かけてくださいね。「もんだいガイ」ですけど。