2011年04月29日「ミレニアム(三部作)」

カテゴリー中島孝志の不良映画日記」

 スウェーデン映画なんだけど、たまたま、ホントにたまたま見つけた傑作。
 しかし、こんなにおもしろいとはわからんかった。ずっとほったらかしだったもん。

 余震が続いてるし、南関東直下型地震が来る、なんて聞くと、やっぱ、映画館みたいなとこにはいたくないわな。入口に観客が殺到して圧死・・・なんてニュースを連想しちゃう。地震以前ですよね。

 だからこの忙しいときについついDVDを観ちゃう。編集者の怒る顔を浮かべながら、ごめんねとささやきつつ、でも、観ちゃう。♪やめろと言われてもいまでは遅すぎた〜。なんてね。

 元々、主役の俳優が好きなのよ。主人公はヒロインなんだけどね。
 ミカエル・ニクヴィストという俳優をはじめて見たのは「歓びを歌にのせて」という映画(恋人役のフリーダ・ハルグレンという女優が大好き)。で、この人の映画もっと観たいなと思ってね。

 で、探したらあったわけ。それがこの「ミレニアム」。1作目ではまって、2作・3作を一挙に観ちゃった。トータル7時間。こんだけあったら1章分は書けたなあ。

 なんでこんなにおもしろいのに話題にならないの? えっ、なってた?
 原作はスティーグ・ラーソンのミステリー。「ドラゴン・タトゥーの女」「火と戯れる女」「眠れる女と狂卓の騎士」の3部作ね。なるほど、「ダ・ヴィンチコード」を超えるベストセラーなんだ。道理で。


ハリウッドがリメイクするらしい。やっぱなあ。

 かなり重たい映画っす。でも、スタートから終わりまでまったく飽きなかったね。3作観てもあっという間ですよ。