2011年08月16日「空海と密教美術展」は見ものですよ!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 終戦記念日くらい空いてるだろう、と目論んでたんですが、やっぱ混んでたなあ。けど10分待ちだからまあいいか。

 短時間にもかかわらずミネラル不足で熱中症寸前。しばし冷房で涼んで休憩。ほっ。

 ちんたら歩く観客を尻目にいつものように光速で見学。たぶん15分くらいで完了。



 実は、東寺&金剛峯寺&醍醐寺&仁和寺では観てるのよね。すでに。今回は書を中心にチェックしにきたわけ。資料も買ったしね。あとは自分で勉強するだけ。



 それにしても東寺の講堂からかなり持ってきてますね。3月に東寺で観たのがいくつもあったもんね。あそこは「密教曼荼羅」がそのまま立体的にディスプレイされた世界ですからね。一目瞭然というわけ。

 驚いたのは醍醐寺(花見で知られてますね)からも薬師如来像とか如意輪観音菩薩坐像、日光・月光菩薩を持ってきてること。これ、なかなかです。

 もちろん三筆の空海さん。「書」もたくさん。「性霊集」もありました。「虚空尽き、衆生尽き、涅槃尽きなば、我が願も尽きん」で知られてますよね。さらに最澄さんの書まであります。書家の方にはとっくに勉強済みでしょうが。
 
 上野の東京国立博物館・平成館で展示中。
 
 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『奈良の旅』(松本清張・樋口清之著・学習研究社)です。詳細はこちらからどうぞ。