2011年10月07日魔女裁判だね、これは。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 小沢一郎さんの公判について、マスメディアはどうしてもこの政治家を失脚させたいために「被告」「被告」の連呼。

 な〜るほど、完全に無罪だから、裁判の前に「有罪」という烙印を押したいのでしょうな。
 一方、あの元ダメ総理の外国人献金問題は起訴せずと決着。

 この国の司法制度はノーパンしゃぶしゃぶの大蔵省、朝青龍問題で地に墜ちた日本相撲協会、原発処理で嘘つきの素人集団ばかりと判明した経産省に続く「制度疲労」を証明することになりそうですな。

 そもそも小沢さんの秘書の有罪にしても、裁判官の意思決定に政治権力が見え見えで介入することはできません。けどね、「このおっちょこちょいなら確たる証拠もなく、推定だけで有罪にするぞ」という人選をすることは政治にはできます。

 小沢さんサイドの弁護士グループはどれだけ優秀なのかわかりません。しかし、こういう非論理的で野心満々のおバカさんを相手にすることを覚悟しておかないといけません。

 馬の耳に念仏。バカに正論。通じるわけがありませんな。

 では、どうするか? 法律で勝負したらあかんねん。日本が法治国家でないことは今回のケースでもおわかりでしょ。法律で勝負しないということは政治です。政治。世論を味方につけることしかありません。

 アメリカが日本の広告代理店を通じて放送局を押さえ込んでいること風穴を空けなければいけません。

 そんなことできるか? できますよ。ここではいわないけど。

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