2012年06月02日中国アマゾンで1位になってしまいました。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 某版元の役員から電話。

「中島君の本、中国のアマゾンで1位になってるで」
「なんのこと?」
「中島君の本やないか」
「ふ〜ん」

 ま、2〜3年前に韓国で小説等も含む国内外の全出版物で「年間総合4位」というの記録はあるんよ。25万部ほど売れましてね。人口を考えるとなかなかのヒットだったわけです。

 ふ〜ん、中国でねえしかもアマゾンで。。。

「中国やで。韓国とは人口がちゃうで」
「・・・レートもちゃいまっせ」
「それをゆうたらあかんがな」

 報道によりますと、「中国で出版された『朝4時起きの仕事術』(中島孝志著)が2012年2月のアマゾンチャイナ(中国のAmazon)ベストセラー・ランキングで第1位を獲得いたしました。2003年11月にプレジデント社より、2010年にはマガジンハウスからも出版され、ビジネスマンの間でも評判となった作品です。早寝早起きの習慣の強い中国人にその内容が受け入れられたほか、効率のいいビジネスのしかたが中国社会でも注目され、2011年12月に発売以来、わずか2カ月で増刷が決定いたしました。」とのこと。

 私の本でベストセラーになってるのは発売前に増刷してますからね。2カ月なんてのは遅い遅い。普通のスピードですよ。ま、そこは中国。
 そもそも初版部数をどれだけ刷ったのか知らんのよ。


こんな本です。この企画、パクリ本が山ほど出ました。「20代で必ずやっておくこと」とか「質問力」とか、私、よくパクられるのよね。ま、プロデューサーとしては本望ですけど。編集者は命がけで企画を練らんとあきまへん。平均寿命に近いような著者なんぞ相手にしてたら未来はありまへん。

「印税たくさん入ってくるやないか?」
「アホか。韓国のときも超ウォン安。物価は10分の1。1年待ったけどどんどんウォン安になるばかり。泣く泣く決済してもらったんよ」
「ないよりはましや」
「ま、そらそうや」

 ま、そんなもんでしょ。浮利を追わず、額に汗して働くこと。物書きは晴耕雨読ではなく「月月火水木金金」でございます。

 ま、そうゆうこと。