2012年09月06日「拝啓 父上様」
カテゴリー中島孝志のテレビっ子バンザイ!」
この月曜日は飯田橋で対談。相手はあの松本隆博さん。久しぶりでしたが、相変わらず超元気。今日から博多入りかな。10日間ほどライブするそうですよ。博多っこはぜひ見参よろしく。。。です。
飯田橋にはつきあいのある版元が何社かありましてね。4社あるな。でも、ほとんど横浜で打ち合わせてるから、ここに来ることはない。10年に1回来るかどうか。
20代、30代はよく来てましたね。ちょっとあがれば神楽坂、矢来町、牛込。ここらにはよく出没してましたからね。
「T」という店がありましてね。ここね、越乃寒梅を当時、一升瓶ごと飲ませてくれましてね。なぜかビールが冷蔵庫じゃなくて洗濯機に入ってたなあ。あれで冷えたんやろか? オヤジがいい人でね。旧制新潟高校。だから、経団連の斎藤会長ともここでよく会いましたよ。だれも連れてなかったなあ。
対談の後、神楽坂で一杯やろうと思ったんたけど、3時半には終わっちゃった。ま、5時だよね、普通の店が開くのは。で、結局、横浜に戻ったつうわけね。
対談中、神楽坂のどこで飲もうかなとばかり考えてましたからね。いい店あんのよ。いまもやってれば、の話だけどさ。
はいけい、背景、父上様・・・。もち、「前略おふくろ様」を意識して制作したんでしょう。脚本は倉本聰さんだもの。
いいね。とてもいい。ホンもいいけど、音楽がいい。BGMがいい。主役はニノだけど、黒木メイサ。いいっすねえ。で、なぜか、関ジャニの横山君が抜群にいい味出してる。やっぱジャニーズはすごいわ。
のぼる人。くだる人。いろんな想いが転がる街。ここは、神楽坂。江戸情緒がいまもなお残る魅力的な街が舞台。市井に生きる人たちの日常の笑いとか涙、人と人との絆。。。粋に描かれてまっせく。
拝啓、父上様。おれの父さんはいったいだれなんですか?
老舗料亭「坂下」で修行する一平(二宮和也さん)は、元芸者の母、雪乃ちゃんに育てられた青年。雪乃ちゃんはけっして父親を明かさないのよ。
いままではそれでよかったんだけどね、はじめて恋した女性がある流行作家の実の娘と判明。実は、彼女の父親って雪乃ちゃんと昔つきあってた男でね。名作の誉れ高い作品のモデルが雪乃ちゃんだったのね。
つうことは、おれたち兄妹ってこと? 困ります。2人とも困るわな。
この店にしたって、女将は元芸妓。娘の父親は政界の実力者。死んだというのに、娘も孫娘も、もちろん女将も葬式には出られない。そういうさだめなわけ。
いまどき珍しく、とても丁寧に作られた佳品ですな。5年前か。人の温かな「ぬくもり」を感じさせくれますな。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『世界一のプロ・ゲーマーの仕事術 勝ち続ける意志力』(梅原大吾著・小学館)です。詳細はこちらからどうぞ。
飯田橋にはつきあいのある版元が何社かありましてね。4社あるな。でも、ほとんど横浜で打ち合わせてるから、ここに来ることはない。10年に1回来るかどうか。
20代、30代はよく来てましたね。ちょっとあがれば神楽坂、矢来町、牛込。ここらにはよく出没してましたからね。
「T」という店がありましてね。ここね、越乃寒梅を当時、一升瓶ごと飲ませてくれましてね。なぜかビールが冷蔵庫じゃなくて洗濯機に入ってたなあ。あれで冷えたんやろか? オヤジがいい人でね。旧制新潟高校。だから、経団連の斎藤会長ともここでよく会いましたよ。だれも連れてなかったなあ。
対談の後、神楽坂で一杯やろうと思ったんたけど、3時半には終わっちゃった。ま、5時だよね、普通の店が開くのは。で、結局、横浜に戻ったつうわけね。
対談中、神楽坂のどこで飲もうかなとばかり考えてましたからね。いい店あんのよ。いまもやってれば、の話だけどさ。
はいけい、背景、父上様・・・。もち、「前略おふくろ様」を意識して制作したんでしょう。脚本は倉本聰さんだもの。
いいね。とてもいい。ホンもいいけど、音楽がいい。BGMがいい。主役はニノだけど、黒木メイサ。いいっすねえ。で、なぜか、関ジャニの横山君が抜群にいい味出してる。やっぱジャニーズはすごいわ。
のぼる人。くだる人。いろんな想いが転がる街。ここは、神楽坂。江戸情緒がいまもなお残る魅力的な街が舞台。市井に生きる人たちの日常の笑いとか涙、人と人との絆。。。粋に描かれてまっせく。
拝啓、父上様。おれの父さんはいったいだれなんですか?
老舗料亭「坂下」で修行する一平(二宮和也さん)は、元芸者の母、雪乃ちゃんに育てられた青年。雪乃ちゃんはけっして父親を明かさないのよ。
いままではそれでよかったんだけどね、はじめて恋した女性がある流行作家の実の娘と判明。実は、彼女の父親って雪乃ちゃんと昔つきあってた男でね。名作の誉れ高い作品のモデルが雪乃ちゃんだったのね。
つうことは、おれたち兄妹ってこと? 困ります。2人とも困るわな。
この店にしたって、女将は元芸妓。娘の父親は政界の実力者。死んだというのに、娘も孫娘も、もちろん女将も葬式には出られない。そういうさだめなわけ。
いまどき珍しく、とても丁寧に作られた佳品ですな。5年前か。人の温かな「ぬくもり」を感じさせくれますな。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『世界一のプロ・ゲーマーの仕事術 勝ち続ける意志力』(梅原大吾著・小学館)です。詳細はこちらからどうぞ。